個人で小さく起業する方法とは?ローリスクで稼ぎを出すコツ

最近では、ダブルワークに取り組む人やゆとり起業を行う人が増えています。
 

自宅で仕事をする男性
 

起業しても成功するとは限りません。
大きなコストをかけて起業すると色々なものを失ってしまうリスクがあります。

この記事では、サイドビジネスの延長など小さく起業する(スモールスタートアップ)方法について解説しています。
 

ポイント スモールスタートアップを取り巻く環境変化

個人で小さく起業する方法とは?ローリスクで稼ぎを出すコツ

少額の資金
 

家計収入の伸び悩みや働き方環境の変化により、最近は、ダブルワークに取り組む人やゆとり起業に行う人が増えています。
少子高齢化などによる人口減少により消費市場が縮小するなか、小さく起業することはリスクを考えた有力な選択肢でしょう。
 

ダブルワーク解禁の時代が近づいている!?

厚生労働者の調査では、ダブルワークを希望している人や実際にダブルワークをしている人は年々増えています。
スキル・経験を積むことで自分のキャリア形成につながり、所得が増える実利もあります。
一方事業者側は、平成26年度調査において、就業規則などで副業・兼業を認めない企業が85%を超えているという結果が出ています。

しかし、平成30年1月にが改正された厚労省のモデル就業規則では、

「許可なくほかの会社などの業務に従事しないこと」

という規定が削除され、副業・兼業の規定が新設されました。

年次休暇5日以上の取得など、政府主導の「働き方の改革」の取り組みも推進されています。[注1]

今後の拡がりが予想されるダブルワークは、本業で収入を確保しつつ、リスクの少ない小さな起業を目指す準備ができる絶好の機会といえるでしょう。

[注1]厚生労働省労働基準局:副業・兼業の状況①[pdf]

 

創業者も開業費用・労働時間の減少が進んでいる

日本政策金融公庫総合研究所の「2018年度新規開業実態調査」によれば、開業費用や労働時間も減少傾向にあります。
開業費は、平均1,062万円と調査開始以来最小になっています。
労働時間も週平均労働時間は51.1時間で5年前の調査に比べ、▲12.1時間と大きく減少しています。[注2]

調査対象が融資を受けている事業者ですので、創業者のなかでも比較的大きなコストをかけた企業になりますが、スモール化が進んでいることは興味深い現象です。
この背景には、女性やシニア層による「ゆとり起業」が増えているといわれています。

[注2]日本政策金融公庫総合研究所:2018年度新規開業実態調査[pdf]

 

ポイント 大きなコストをかけて起業するリスク

個人で小さく起業する方法とは?ローリスクで稼ぎを出すコツ

利益を上回る損失
 

起業したとしても計画通りに事業を継続できるわけではありません。
せっかく起業しても1年で廃業してしまう会社も現実には数多くあります。

失敗してしまう原因は色々ありますが、一番大きいのは資金が続かないこと。
特に大きなコストかけて起業するとリカバリーが難しく、本人だけでなく周りの人にも迷惑をかけることになります。
 

廃業してしまう要因とは?

業績が伸び悩み、廃業に至る要因としては、経営者自身の手腕による要因と経営者にはどうしようもない外的環境の要因の2つがあります。

経営者の要因
 

  • 企業の実力以上の設備投資や社員の採用などの事業拡大の要因
  • 売上や経費などの計数管理をきちんと行わずどんぶり勘定で経営
  • 計画通りに事業が進まなかったときのリスク管理能力が低い‥

 

外的環境の要因
 

  • 強力なライバル店が出店
  • 顧客や仕入先の廃業
  • 金融機関の融資姿勢の変化…

 

起業に失敗すると?最悪は自己破産の可能性も!?

大きなコスト、多額の借入金で起業した場合に事業を失敗すると最悪のシナリオになりかねません。
個人事業者はもちろん、法人の代表者も通常は会社の連帯保証人となっていますので銀行などに借入金の返済義務を負うことになります。
 

事業失敗時のリスク
 

  • 自宅などの売却による個人資産の喪失
  • 会社の破産や個人破産など法的処理
  • 親や友人などから借りていると、人間関係が壊れてしまう可能性…

 

ポイント 「持たない経営」で小さく起業する~ホリエモンから学ぶ起業の4原則~

個人で小さく起業する方法とは?ローリスクで稼ぎを出すコツ

自宅で仕事をする男性
 

起業を成功に結び付けるためには、「持たない経営」で小さく起業することがおすすめです。
「持たない経営」とは、人(人員)・もの(在庫・設備)・かね(借金)の経営資源をできるだけ持たない経営手法です。

ホリエモンこと堀江貴文さんが提唱した起業の4原則はこの経営手法に当てはまります。
 

1. 利益率の高い商売

利益とは、売上から変動費(売上原価)と固定費(販売費など)を差し引いて計算されます。
固定費とは、売上の大小にかかわらず発生する費用で、主な内訳は人件費や設備の減価償却費などです。
利益率を高くするためには、人や設備を持たないでできるだけ固定費を引き下げる必要があります。
 

2. 在庫を持たない商売

在庫ビジネスとは、仕入れた物品に利益や費用を上乗せして売ることで、利益を得るビジネスモデルです。
在庫は、将来売れることが期待されている資産です。
しかし、現在は、商品サイクルが短くなり、すべての在庫がすべて捌けることはほとんどありません。
売れ残った商品が多いと、利益の圧迫要因や運転資金(借入金)の増加につながります。
 

3. 定期的に一定額の収入が入ってくる商売

定期的に一定額の収入が入ってくる商売とは、家賃やジムなどの会費制ビジネスです。
最近では、月額課金制のメールマガジンなどのビジネスもあります。

重要なことは、お客様に「月額払い」など継続的に取引してもらう仕組みを作り上げることです。
単発の取引では売上も安定しません。
長期的に安定的に収入が得られるビジネスモデルが、起業が成功するポイントのひとつです。

4. 資本ゼロあるいは小資本で始められる商売

初期費用が必要ということや、設備や人の採用に自己資金や借入金が必要ということです。
起業が失敗する大きな原因は、資金が続いて行かないこと。
特に、借入金があると元本や利息を毎月支払う義務があります。

起業に失敗しても、将来金銭的なリスクの少ないビジネスで始めることが重要です。
インターネットの登場により、最近では、情報発信力やアイデア次第で稼げるネットビジネスを展開している起業家も登場しています。
 

ポイント 小さく起業するために準備すべき3つのポイント

個人で小さく起業する方法とは?ローリスクで稼ぎを出すコツ

就業規則
 

起業する場合には、最初から独立する方法もありますが、会社から給料を貰いながら、サイドビジネスという形で起業する方法もあります。
個人事業主として開業する場合には、「開業届」など所定の書類を税務署に提出するだけで済みます。
時間もお金もほとんど必要ありません。
サイドビジネスで起業する場合に準備すべきことは次のとおりです。
 

1. 勤務先の就業規則などを確認する

サイドビジネスをする場合には、勤務先の就業規則の確認は欠かせません。
兼業・副業禁止規定があると、最悪クビになりかねません。

会社にはバレナイと思う人も多いのですが、所得税や住民税の申告、また、普段の言動やSNS・ネットでの情報でばれてしまうこともよくあります。
兼業・副業禁止規定がある場合には、確定申告の必要がない20万円以下の所得の水準にとどめる必要があります。
また、日ごろの言動やネットなどでの露出に気を付けましょう。

独立して生活できる自信ができるまでの間は、自分のスキル向上やネットワーク構築に努めましょう。
 

2. パートナーや家族の理解を得る

サイドビジネスといっても将来的に独立を目指すなら、犠牲となるのが時間です。
今まで余裕のあった時間を、サイドビジネスでの経験やノウハウを積むことに充てる必要があります。

ときには、パートナーや家族との団らんの時間も犠牲になることもあります。
実際に、退社して独立するときに一番のネックとなるのも、パートナーや家族の理解です。
独立に向けサイドビジネスの段階から自分の夢を語り続けることが大切です。
 

3. 金計画も含め事業計画を練り上げる

独立を視野に入れるのであれば、資金の確保と練り上げた事業計画が不可欠でしょう。
小さく起業をするにしても、法人を設立するだけで数十万が必要です。
独立すると給与が無くなりますので、一定期間の生活資金も含め、お金を貯める必要があります。

事業計画で最も大切なことは自分で腹落ちすること。
色々シュミレーションして自分の納得できる計画ができて初めて、家族やビジネスパートナーの理解を得ることができます。
 

ポイント クラウド系サービスなどを活用した小さい企業で賢く利益を得る!

個人で小さく起業する方法とは?ローリスクで稼ぎを出すコツ

電卓を使用する男性
 
社会環境の変化で、今後は、起業を志す人はますます増えていきます。
一国一城の主は憧れですが、大きなコストによる起業はリスクが高いことを心に留め置いておく必要があります。

最近のクラウド系サービスの充実ぶりは目を見張るものがあります。
サイドビジネスでちょっとしたお小遣いを稼げるサービスもさまざまで、しかも無料でできるものも豊富です。

起業を考える場合は、サイドビジネスとして小さく起業すること選択肢として検討してみましょう。
 



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