脱サラとは?具体的な意味とメリット・デメリットを解説

サラリーマンの方のなかには毎日朝早くから、会社に行き、決まった時間まで、働くという生活に嫌気がさしている方も多いのではないでしょうか。
そんなとき、自分の人生の可能性を広げるために脱サラするのも1つの選択肢です。
 

飲食店を営む男性
 

この記事ではそもそも脱サラがどういったものなのか、メリット・デメリット、脱サラをするために必要なことなどをご紹介していきます。
 

ポイント そもそも脱サラとは?

脱サラとは?具体的な意味とメリット・デメリットを解説

ネクタイを外す男性
 

脱サラとは脱サラリーマンの略です。
一般的に会社に勤めて働き、対価として給料を貰って、生活をしている人をサラリーマンと呼んでいます。
現在は日本の働いている人の内、約90%がサラリーマンとして生活をしています。
会社に勤めて給料を貰うサラリーマンを辞めて、独立して事業や商売を行い、生活をしていくことを脱サラと呼ぶのです。
そのため、ただ会社を辞めることを脱サラとは呼びません。
独立する業種や分野に関しては特に指定はなく、会社を辞め、その上で自分で独立して生活をしていくことが脱サラなのです。
起業=脱サラと定義しても良いでしょう。
脱サラをした上でどのようにして生活をしていくかは自由です。
元々勤めていた会社でのスキルを活かすもよし、自分が趣味で楽しくやっていることを事業にするもよし。
まさに脱サラとは自分らしく生きていくための第一歩目になるとも言えるのです。
 

ポイント 脱サラするメリット

脱サラとは?具体的な意味とメリット・デメリットを解説

手帳を確認する男性
 

では実際、脱サラをすることにはどのようなどのようなメリットがあるのでしょうか。
なかなか全てをイメージするのは難しいかもしれないので、ここで簡単に脱サラをすることによって得られるメリットをご紹介していきます。
 

自分の使いたいように時間を使えるようになる

脱サラをしてどんな事業をするかにもよりますが、得られるとても大きなメリットとして時間にとらわれることなく、仕事ができることが挙げられます。」
サラリーマンの場合、朝9時までには出社をし、18時ごろまで仕事をすると言った形で1日の労働時間が決まっていることがほとんどです。
しかし、脱サラをすることで自分で事業をしていくのならば、何時から何時まで必ず働かないといけないという決まりは存在せず、時間に縛られることなく仕事をすることができます。
自分で働く時間を決められることが脱サラの非常に大きな特徴でしょう。
朝は苦手だが、夜はすこぶる集中ができる方は、朝はゆっくり起き、夜にまとめて仕事をする。
一方で、朝が得意な方は朝早くに起床し、朝の時間で集中して仕事を終わらせてしまい、午後からの時間は自分の好きなことをしたりと、自分に合ったライフスタイルで仕事をすることができます。
また時間を選ばずに働くことができるので、休みも自分で選ぶことができます。
土日などはどこに行っても人で溢れてしまうため、あえて土日に自宅で仕事をし、空いている平日に出かけたりと、他の人を気にせずに生活を送ることが可能になるでしょう。
会社に勤めている場合は一週間で出勤しばければいけない日数も決まっていますが、脱サラをすれば週に5日、必ず働かないといけない決まりはそんざいしません。
集中して週に3日ほど働き、あとの4日を休みにすることも十分に可能です。
仕事の時間的な制限がなくなるだけで、自分の人生をよりよくするためのライフスタイルを選択できるようになるのです。
 

場所に縛られることなく働くことができる

脱サラでWEBで完結する事業を起こせば、場所を選ばずに働くことができます。
もちろん、自宅で仕事をすることもできますし、おしゃれなカフェやフリースペースなど、自分が好きな場所で働くことが可能になります。
出社という行為がなくなるため、朝早くに満員電車に揺られることも無くなるでしょう。
満員電車での通勤は、経験したことがある方なら良くおわかりだと思いますが、非常に大きなストレスとなります。
脱サラをし、場所にとらわれず働けるようになることで、通勤によるストレスからも解放されるのです。
さらに言えば、仕事場所は日本国内に留まることはなく、世界各国へと広げることができます。
もし、日本以上に好きな国があればそこに住んで、仕事をすることも十分に可能です。
海外を自由に渡り歩きながら仕事をすることも考えられるようになります。
脱サラをすることで、自分の好きな場所で働くことができるようになるため、よりたくさんの場所に行くことができ、たくさんの人と関われることで、より人生が豊かになっていくことでしょう。
 

人間関係に悩まされることがなくなる

サラリーマンは会社という既に用意された環境で働くことになります。
用意された環境である以上、会社で一緒に働く人間を自分で選ぶことはできません。
そのため、サラリーマンには人間関係の悩みがつきものです。
会社に勤めていると上司や同僚、部下などの会社の人間と業務を滞りなく行うために、余計な気を遣ったり、関わりたくない人間とも関わっていく必要があります。
割り切ることも可能ですが、関わりたくない人間と一緒に仕事をするのは、人間にとって非常に大きなストレスとなるでしょう。
快適に仕事をするためにはなるべく人間関係の悩みを消し去りたいものです。
人間の悩みのほとんどは人間関係によるものだと言われています。
脱サラをすることで煩わしい人間関係の悩みから解放されることでしょう。
一人で行える事業なら一人でやるもよし、一人ではなく誰かと一緒に仕事をする場合も、会社のように用意された環境ではないため、自分にとって快適で有用である相手を選ぶことが可能です。
脱サラをし、自分の関わりたい人間と一緒にストレスを抱えることなく仕事をすることで、より快適な人生を送れるようになるでしょう。
 

収入制限がなくなり可能性が無限大に

会社では給料という形で、お金を受け取る以上、収入に限界が生じてしまいます。
会社に雇われているサラリーマンは、自分がどれほど会社に大きな利益を与えようと、その全てが自分の給料になるわけではありません。
もちろんボーナスや昇給といった形である程度は還元されますが、利益がそのまま収入になることは難しいでしょう。
しかし、脱サラをし、自分で事業や商売をすることにより、収入には制限がなくなります。
自分の事業であげた利益は経費などを除いて、すべて自分の収入となります。
自分が努力をし、利益を上げれば上げるほど、直結して自分の収入が上がっていくのです。
自分で事業を行っているため、定年退職をする必要は無く、自分が健康であればいつまででも、仕事をしていくことが可能です。
脱サラをすることによって自分の頑張った結果の利益が、自分の収入に直結していくのはなんとも魅力的なのではないでしょうか。
 

自分が本当にやりたい仕事ができる

サラリーマンとして会社に勤めている人の中で、自分が本当にやりたい仕事をしている人は一体どれほどいるでしょう。
生きていくためにお金が必要だからといった理由で、現在の仕事をしている方がほとんどです。
どんな仕事も社会に欠かすことのできない非常に重要なものです。
しかし、社会に欠かすことのできない仕事だからといって、働いてる人のやりたい仕事であるとは限りません。
自分が熱意をもってやりたいと思える仕事をしてこそ、人はやりがいを感じることができるのです。
自分がやるがいのある仕事をし、それが社会のためになればどれほどよいでしょうか。
脱サラをし、自分の得意なことや好きなこと、やりたいことを仕事にすることにより、やりがいを感じられ、充実感を得ながら働いて行くことができるようになるのです。
 

ポイント 脱サラするデメリット

脱サラとは?具体的な意味とメリット・デメリットを解説

悩む女性
 

様々なメリットがある脱サラですが、一方でデメリットもやはり存在します。
デメリットが無ければ、誰もが脱サラをしているはずでしょう。
ここでは脱サラにはどのようなデメリットがあるのかをご紹介していきます。
 

経済的に不安定になる可能性がある

脱サラのデメリットとして真っ先に上げられるのは経済的に不安定なことです。
サラリーマンはほとんどの場合、会社に行ってさえいれば継続的に給料として収入を得ることができます。
極端な話、自分が会社に対して利益を上げていなくても、会社に所属しているだけで、給料を貰うことができます。
会社に所属してるサラリーマンであるならば、何もしていなくても生活を安定させることができると言っても過言ではないでしょう。
しかし、脱サラをした場合は自分で結果をだし、利益を上げなければ、収入を得ることできません。
脱サラをして自分で事業を行うことを選ぶと、うまくいかずに利益が出ない場合はどれほど働いたとしても、無収入になってしまう恐れがあるのです。
また、会社に所属していると「有給休暇制度」を利用することができます。
有給休暇制度を用いることで、万が一、体調不良や冠婚葬祭などの外すことができない用事で会社を休んでも給料を受け取ることができます。
仕事を休んでも給料をもらえるのはサラリーマンの特権なのではないでしょうか。
脱サラをすると自分で休みを自由に選ぶことができる反面、自分が働いていない間は利益を上げることができくなります。
利益が上がらず、収入がなければ生活をしていくことができません。
脱サラをし、継続的に安定した収入が得られるようになるまでは、いつ自分が生活ができなくなるかという不安を抱えることになるかもしれません。
 

あらゆる面で責任が伴い、自己責任が基本となる

会社に属するサラリーマンをしていると、たとえ重大な失敗をしたとしても、全責任を自分一人で負うことは無く、会社が代わりに責任をとってくれることがほとんどでしょう。
上司や同僚もサポートをしてくれるので、一人で大きな責任を負うことは非常に少ないです。
しかし、脱サラをした場合は自分を守ってくれるものは存在しません。
全ての失敗の責任を自分で負う必要があるのです。
脱サラをすることで、非常に大きな自由を得ることができます。
自由とは責任を負うことで得られるものであり、大きな自由を手にすることは同様に大きな責任を負うことになるのです。
大きな自由を得られる一方で様々な責任を自分で負う、自己責任が基本になる生活となるでしょう。
 

最初は社会的な信用が薄くなってしまう

脱サラをして自分で事業を起こすと、ある程度の間は社会的な信用度が非常に薄くなってしまいます。
今までは簡単に通っていたクレジットカードの審査に落とされたり、金融機関でも想定通りにお金が借りられなかったり、住宅ローンも組めなくなる恐れがあります。
確かに、お金を貸す側の立場に立ってみれば理由もわかるでしょう。
会社に勤めているサラリーマンならば、ある程度の安定した収入があるため、お金ををきちんと返してくれる見込みもあります。
しかし、脱サラをして安定した収入がない人間にお金を貸すことで、万が一の場合、貸したお金が返ってこないリスクを抱えることになります。
リスクを抱えるくらいなら、融資をしないとするのは当たり前の判断です。
脱サラをするとしばらくの間は信用を必要とする契約などができなくなる可能性が非常に高いです。
決算を黒字で終え、確定申告で業績を提出することで少しづつ信用が得られるようになっていくので、最初の段階では我慢が必要になってくることを考えておきましょう。
 

各種支払いを全て自分で行わなければいけない

人間は生きているだけで、非常に多くの支払いをしなければなりません。
その中には、知らず知らずのうちに会社が負担をし、代わり払ってくれているものがいくつも存在します。
例えば、健康保険や厚生年金などの社会保険です。
社会保険は、会社に勤めているサラリーマンの場合は支払金額を会社と折半をしたうえで、会社が代わりに支払いを行ってくれています。
会社に勤めているだけで、社会保険料の負担額が小さくなるだけでなく、面倒くさい支払いを行う手間が省けているのです。
しかし、脱サラをした場合、今まで会社が負担してくれていた分も自分で支払う必要が生じます。
また自分の収入によって納税額が決まる所得税も自分で計算し確定申告を行わなければいけません。
わざわざ税務署まで足を運び混雑した中で様々な手続きを行うのは非常にストレスがかかることでしょう。
お金関係の複雑な手続きを自分でやらなければいけなくなったり、そもそもの負担額が増えてしまうことも脱サラのデメリットと言えるでしょう。
 

ポイント 脱サラしたほうがいい人、向いている人

脱サラとは?具体的な意味とメリット・デメリットを解説

パソコンを操作する男性
 

人にはそれぞれ得意なことや苦手なことがあるように、脱サラにも向いている人と、そうでない人が存在します。
一体どの様な人が脱サラに向いているのでしょうか。
ここでは脱サラに向いている人の特徴をご紹介していきます。
逆に以下の特徴が当てはまらない人には脱サラは非常に険しい道となることを頭に入れておきましょう。
 

会社を辞めても活用できる独自のスキルを持っている

いきなりなんのスキルもなしに脱サラをするのは非常にリスクが高いです。
そのため、会社を辞めても問題なく活用できるスキルを持っておくと良いでしょう。
会社に頼らなくても、自分は自分の力で生きていけると断言できる程のスキルを持っている人は非常に強力です。
スキルの内容はどうあれ、自分で事業を起こして生活をしていく以上、会社に勤めてサラリーマンをやっていた時以上に、自分の能力が試されるのは確実です。
もし将来的に脱サラをしたいと考えるのなら、会社でサラリーマンとして働きながらも、今の自分がやっている仕事によってどんなスキルが身につくだろうか、どのように個人としてでも活かしていけるだろうかと考えておくことが必要になってくるでしょう。
また就職をする際にも、将来脱サラや独立をしたいと考えているのならば、それができそうなスキルを身につけられる就職先を探すのも1つの手です。
常に先を見越して、脱サラをする際に自分に必要な力をつけるようにしておくことが重要なのです。
 

きちんとした自己管理ができる

脱サラをして個人で事業をしていく以上、自己管理ができるかどうかは非常に重要です。
先ほど少し出てきましたが、サラリーマンとして会社で働くことを辞めると、休みを自分で選ぶことができるようになる反面、自分が働いて利益を上げることができなければ、収入を得ることはできません。
怠けようと思えば怠けられる時間があるからこそ、そこであえて働くことができる力が非常に重要となってくるのです。
また、働き過ぎが原因で体調を崩して、仕事ができなくなることも考えられます。
体調を崩さないためにも、適度な休息を自分で取っていく必要があります。
自分を律して働きながらも、継続して仕事ができるように体を休める管理能力が要求されるのです。
そのため脱サラをするのならば、働く日と休む日のバランスを自分で考えてうまく管理していく必要があります。
また会社では用意された仕事をただこなしていた人もいるのではないでしょうか。
脱サラをして自分で事業を行っていくのならば、自分の頭でどんなことをするべきなのかを常に考え続ける必要があります。
1日を通してどの様なことを、どの様にこなしていくかを、効率的に考え計画し、計画通りに実行していくことが要求されます。
やるべきことを適切なタイミングでしっかりと行っていく自己管理能力が非常に重要であると言えるでしょう。
 

ときには嫌なことをしてでも徹底して結果を追求できる

自分で事業をしていくのならば、生活をしていくためにもある程度の利益という結果を常に出し続ける必要があります。
どれだけの時間働いていたかという労働時間で給料を貰っているアルバイトや、会社に勤めているサラリーマンとは違い、労働時間に関係なく、自分が働いて叩きだした利益という結果が全ての世界です。
利益という結果がなければ、収入を得られず、自分の生活をしていくこともできません。
脱サラをするのならば、とにかく結果を追求することが要求されるのです。
結果を出すためには自分のやりたくないことをやらざるを得ない場面にも遭遇します。
自分のやりたいことで生きていくために脱サラをしたのだから、やりたくないことをしたくはないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、自分のやりたい1つのことで結果を出すためには、100のやりたくないことをする場面もあります。
将来自由な生活を手に入れたいのならば、時には自分の嫌なことをしてでも、とにかく結果を出すという姿勢が要求されるのです。
 

コツコツ我慢して継続ができる

事業でも何でも、はじめてすぐに軌道に乗ってうまくいくと言うことは、ほとんどありません。
中には長い下積みが必要になることも。
脱サラをするのならば、そのような地道な努力が必要になるときに、コツコツと継続する力があるかどうかは非常に重要です。
脱サラをして失敗する人のほとんどが、地道な下積みなどをせずに、一発逆転を狙おうとしています。
自分の力だけで生きていくのは想像以上の苦労を要するものです。
地道にコツコツと、自分の事業を成功させるために継続できることが、脱サラを成功させるために必要不可欠なのです。
 

自分のためにお金を投資できる

脱サラをするために、お金を自分に投資することができるかどうかは非常に重要です。
例えば、脱サラをするための知識を学ぶために、書籍や教材を購入したり、場合によっては脱サラの講義を受けたりといった具合です。
自分にとって有益で必要な情報や能力を入手するために、惜しまずお金を使うことができるのかということです。
世の中の一般的な人のお金の使い方としては、食べたいものを食べたり、欲しいものを買ったり、娯楽に使ったりと、消費的な使い方をしている人が非常に多いのです。
しかし、そのようなお金の使い方をしていては、脱サラをするために必要な情報や能力をいつまでも身につけることはできません。
脱サラをするのに必要な能力を自分に備えるために、積極的に自分に投資をしていこうとする思考が求められるのです。
 

試行錯誤を繰り返すことができる

脱サラをして事業を行っていくのならば、試行錯誤する力は非常に重要になってきます。
何か1つ計画を立て実行し、実行したことがどうだったか評価をし、よりよくなるように改善していくことをひたすら繰り返していきます。
計画を立ててから、改善していくまでの時間が早ければ早いほど、短期間で結果を出せるでしょう。
計画はあくまで頭の中の空想で、実際に結果が出せるかどうかは実行してみないことには判断できません。
いかに自分の計画を形にして上で、そこから学んで修正をしていくかが重要なのです。
一回の失敗で落ち込んでいてはいつまでも結果は出ません。
失敗にへこたれずに、試行錯誤することこそが脱サラを成功させるためには求められるのです。
 

適切な人の元へ価値を届けられる営業力がある

脱サラをして個人で事業をしていくのならば、営業力は欠かすことができません。
いくら社会や人のためになる、商品やスキルを持っていたとしても、それを必要としている人の元へ届けることができなければ何の意味もありません。
そのため脱サラをするためには、自分で稼いでいける専門的なスキルとは別に、営業スキルが求められるのです。
脱サラをして一番最初に苦労するのは顧客の獲得であると言われています。
きちんと自分のなんらかのスキルを、求めている顧客に価値として提供できるように、営業スキルは、専門的なスキルと同等以上に必要になってくるのです。
 

誠実な人柄であること

人柄も脱サラを成功させるために重要な要素です。
いくら優秀であったとしても、人としての人格に問題があれば、一時期は成功したとしても、いつかは衰退をしていくことでしょう。
社会は人と人との関わりでできています。
そのため最後はその人がどれほど誠実であるかという人柄が非常に重要になってくるのです。
脱サラをして個人で事業をしていくのならば、「あなた」という人間が見られていきます。
常に誰かに見られていることを意識し、誰に見られても恥ずかしくないよう誠実に努めることが求められるのです。
 

ポイント 脱サラ前に必要な準備

脱サラとは?具体的な意味とメリット・デメリットを解説

計画
 

脱サラをするのなら事前の準備もなしに、いきなり会社を辞めてしまうのは非常にリスクが高いです。
そのため、脱サラ前には相応の準備が必要になってきます。
準備とは欠かすことができない非常に重要な要素で、しっかりとした準備をするかそうでないかで、脱サラがうまくいくかどうか、脱サラ後の生活がどうなるかに大きな違いが出てきてしまうことでしょう。
ここでは具体的に脱サラ前にするべき必要な準備についてご紹介していきます。
 

何を自分で始めるのかを考えておく

脱サラをするとなると、どうしても会社を辞めることが注目されがちですが、本当に大事なのは、脱サラをしたその先で自分が何を始めるかです。
脱サラは会社を辞めることを目的としはいません。
自分で新たに何らかの新しいことを始める過程で、会社を辞めているに過ぎないのです。
会社を辞めることをゴールにしていると、その先で新しい事業を始めるときに苦労をするでことになります。
会社を辞めるのはリスクが伴う決断です。
会社を辞めたその先で苦労をしないように、まずは漠然とでもいいので、自分はどんなことをしたいのか、どんな風に生きたいのか、そのためには何を始めればいいのかという出発地点をを考えておきましょう。
出発地点を考えておくことで、会社を辞めてからの行動がスムーズになります。
脱サラはネガティブな選択ではなく、ポジティブな選択です。
嫌なことから逃げるために脱サラをするのではなく、自分が歩みたい人生や理想の生活を手にするために脱サラという選択をしましょう。
 

本当に脱サラをするべきなのかを改めて考える

自分にとって脱サラという選択がベストなのかも改めて考えるのも非常に重要です。
脱サラは会社を辞めなければ、自分がやりたいことや、自分の歩みたい人生を歩めない場合に選ぶべきです。
会社に勤めてサラリーマンをしながらでも、自分のやりたいことや、歩みたい人生を歩めるのならば、脱サラをするのは考えが早いかもしれません。
何度も言いますが脱サラは大きなリスクを伴う選択です。
特に収入面でのリスクが大きく、自分の生活もままならない状況になる恐れもあります。
脱サラをせず、会社に勤めながらでも、自分が望むようにできる可能性があるのなら、安定した収入を得ながら少しでもリスクを減らしてやっていくことを検討しましょう。
何度も自分で検討をした上で、どうしても脱サラという選択を避けることができないのなら、そこではじめて脱サラをする決断をすれば良いでしょう。
しっかりと自分にとって脱サラが必要な選択なのか考慮した上で決定をするのをおすすめします。
 

脱サラについてしっかりとした情報収集を行っておく

事前に脱サラに関して様々な情報収集をしておくことが必ず必要です。
どんなことをする際にも、自分がしようとしていることについて確かな情報が無いまま判断をしてしまうのは非常に危険です。
そのため、事前に自分が迷い無く判断ができる程度に脱サラについての情報を集めましょう。
この記事でも触れましたが、脱サラにはどの様なメリット・デメリットがあるのか、具体的にはどの様な手段があるのか、どのようなスキルが必要になってくるのか、身につけなければいけない知識は何なのかなど、今の自分に必要な情報をにはしっかりと目を通すべきです。
インターネットや書籍、脱サラ経験者に話を聞くなど、あらゆる方法で情報集めていくことが、失敗のリスクを減らすことに繋がるでしょう。
情報収集は会社を辞める前でも、会社の休憩時間や通勤時間、休みの日を使うことで可能です。
隙間時間をうまく活用し、準備を進めておきましょう。
情報収集の際に気をつけたいのは積極的に自分から動いていくことです。
待っていても情報は得られません。
時には脱サラ経験者の元に足を運んで話を聞くことで、より濃い情報を得られると共に、脱サラ後の人脈作りにもなるでしょう。
脱サラを成功させるためにも自分からチャンスを作るように行動をし、情報収集するのが大切です。
 

現在の自分の生活費を把握する

脱サラをする前に、現在自分が生活をしていくのにいくらかかっているのかを改めて把握する必要があります。
最低限自分が生きていく上で必要な金額を算出しておくことで、脱サラ後に必要となる収益を把握しておくことができます。
生活費を把握する際にはできるだけ細かく項目毎に分けて算出するのをおすすめします。
住居費、食費、光熱費、通信費、交際費、保険料、自動車の維持費など細かく分類すればするほど、しっかりと自分にかかっている金額を把握することが可能です。
人一人が生活していくぶんを自分の力でまかなっていくことに対する準備の一歩目が、生活費を把握することだと言えるでしょう。
 

具体的な事業計画を立てる

計画なしに、具体的な行動を成功させることは難しいでしょう。
特に脱サラをするのならば尚更です。
脱サラを成功させるためにはきちんとした事業計画は必要不可欠です。
事業計画とは、事業を成功させるために必要な情報や要素を具体的かつ明確に記したものになります。
事業をどうやって進めていくのか、事業を行う理由や根拠を文章として明確にしておく非常に重要な段階です。
文章にすることで、頭の中だけで考えていただけでは気付くことができなかった点に気が付くこともあります。
脱サラをより現実的にするためにも事業計画を立てることは避けては通れないでしょう。
また、事業を起こす際に、金融機関から融資を受けようとすることも考えられます。
その際にも事業計画書はとても大きな役割を担っています。
銀行が融資をするかどうかの判断には事業計画を参考にしていることがほとんどです。
事業計画の内容から、事業が本当に実現できるかどうか、将来的な成功が見込めるかどうかを判断していきます。
融資を受けたいと考えているのであれば、事業計画を充実させ、銀行に事業内容につて納得してもらい、きちんとしたい結果を残せると認識して貰うことは必要不可欠でしょう。
脱サラをより実現に近づけるためにも、事業計画書は事前に具体的に立てておくべきだと言えます。
さらに、事業計画に対する理解が得られれば、その後も長期的に融資を受けるなど、パートナーとしての関係を構築できるかもしれません。
以上の内容から、事業計画を作ることは、脱サラをするうえでとても重要であるといえます。
脱サラをより具体的で手が届くものにするために、明確で根拠十分な事業計画を作成しましょう。
 

何のために脱サラをするのか動機や目標を明確にしておく

自分が何のために、脱サラをするかという動機や目標が明確であることは非常に重要です。
動機や目標はいわば脱サラをするための軸のようなものです。
何のために自分が脱サラをするのかが明確でないと困難に立ち向かえず、途中で投げ出してしまう可能性が非常に高くなります。
脱サラには困難がつきものです。
困難を乗り越えられる人に共通しているのが、自分がやっていることが何のためなのか、という軸がしっかりしていることです。
脱サラをする際に直面する困難を乗り越え、成功させるためにも、きちんと脱サラの動機や目標を明確にし、確固たる軸を備えましょう。
 

脱サラが失敗したときのことも考えておく

いくら綿密な準備をしたとしても、失敗してしまうことはあるでしょう。
万が一失敗したときどう立ち直していくかを考えておくことも大切です。
退路を断ち、リスクを取ることで死にものぐるいで頑張ることができるのかもしれませんが、脱サラは失敗するとそもそもの生活を送ることが困難になるリスクがあります。
失敗による傷口をできるだけ広げなようにするため、まずは脱サラを諦める基準を自分で設けておきましょう。
一度決断したことをやり遂げるために努力をすることは立派ですが、失敗をなんとか取り返そうとすることで、取り返しの付かない状況になってしまう恐れがあります。
最低限、やり直しがきくであろう基準を設け、それ以上は踏み込まないようにする勇気も時には必要なのです。
また、退路や代替案を確保しておくことも大切でしょう。
失敗した後に、どう生活しておくかも考えておく必要があります。
脱サラが失敗した瞬間に人生が終わってしまうわけではありません。
どうにか立て直せば、また何度でも挑戦をするチャンスは巡ってくるでしょう。
また自分の思い通りの人生を歩めるように挑戦するためにも、退路はしっかりと確保しておきましょう。
 

ポイント 脱サラをするために会社を辞める際の注意点

脱サラとは?具体的な意味とメリット・デメリットを解説

退職届
 

脱サラをする際に会社を辞めます。
どんな会社でも、今までお世話になったのは事実なので、辞める際には最低限の手順をきちんと踏み、やるべきことはしっかりとやっておきましょう。
また脱サラに失敗した場合も会社を円満に辞めることができていれば、復帰ができる可能性も残されています。
ここでは脱サラで会社を辞めるときに注意しておきたいことをご紹介していきます。
 

会社を辞めるための適切な順序を踏む

会社を辞めるときは適切な手順を踏む必要があります。
具体的には、上司に会社を辞める意思伝え、退職願を提出し、退職届を提出します。
円満に会社を辞めるためにもなるべく早くに退職の意思を伝えておくと良いでしょう。
法的には退職する2週間前までに伝えれば良いとされていますが、トラブルを避けるためにも、2ヶ月前には伝えておくべきです。
退職の意思を伝え、認めてもらえたら、退職願を提出します。
退職願は退職の意思を会社や経営者に書面で示すものです。
退職を確定させるものではありません。
退職願が受理されたら、次は退職届を提出します。
退職届は退職することを会社に宣言する書類であり、退職届を提出した時点で労働者側から雇用契約の解除がされます。
退職届は強制力を持っており、撤回することはできないので注意しましょう。
以上の手順を踏むことで、正式に会社を辞めることができます。
会社を辞めるのには、ある程度の時間がかかるので、計画的に進めていくように心がけましょう。
 

すこしでも会社に迷惑をかけないようにする

いままで会社にお世話になった以上、辞めることになったとしても、できるだけ迷惑をかけないように努めましょう。
まず、業務の引き継ぎはしっかり行うこと。
引き継ぎは口頭だけで無く、書面にも残しておき、引き継ぐ方が後からでも確認をできるようにしておくべきです。
また取引先など、社外でお世話になっている人にもしっかりと会社を辞め、担当者が変わることなどを連絡しておくと良いでしょう。
引き継ぎを含め、社会人として最後まで自分のやるべき仕事を責任を持って全うすることが大事です。
 

保険や年金などの各種手続きを忘れない

健康保険や国民年金は会社ごとに加入をしているのが一般的です。
そのため、会社を辞める際には健康保険や国民年金に関する手続きを行う必要があります。
脱サラの場合は自分で全て手続きを行わないといけないため、事前にどの様に手続きをするのか確認しておきましょう。
健康保険や国民年金は退職日から14日以内に新たな加入手続きを行う必要があるので、忘れないように。
健康保険証は勤めていた会社に返却する決まりになっているので、忘れずに返却をしてください。
 

ポイント 脱サラせずに起業する方法もある?

脱サラとは?具体的な意味とメリット・デメリットを解説

カフェでパソコンを操作する男性
 

最近、副業を推奨する企業が多くなっています。
副業とは収入が見込める本業を持っている人が、本業以外にも収入が見込める労働をすることです。
つまり会社に勤めるサラリーマンをしながら、会社からの給料以外の収入源を確保すると言うことです。
脱サラをして会社を退職する前に、副業として、会社で働く以外の時間を使って自分が持っているスキルを用いて、収入を得る努力をしてみることをおすすめします。
会社で安定した収入を得ながら、副業として、脱サラをして行いたい事業をすることで、経済的なリスクを最小限に抑えることができるでしょう。
ではここでは実際に、どの様にして副業を行っていけば良いのかをご紹介しています。
 

副業に関係の無いことは辞めるか減らす

脱サラをするために副業をやると決めたのなら、ある程度の時間を投資することが必要となってきます。
そのため、なんとかして副業に割く時間を確保するためにも、副業に関係の無いことを行う時間を減らしましょう。
例えば、だらだらとテレビを見る、スマホゲームをする、ネットサーフィンをする、会社の飲み会に行くといったことです。
これらに割く時間を減らすだけでも、かなりの時間を副業に投資することができます。
なんでも最初はがむしゃらに取り組む段階が必要になってきます。
将来的に脱サラを成功させたいのならば、多少の我慢をしてでも、しっかりと時間を割けるようにしましょう。
 

副業についての情報収集をする

脱サラをする前の準備と同様に副業を始める前にも、情報収集は非常に重要です。
何を始めるときでも、まずは積極的に情報を集めることを意識しましょう。
インターネット、書籍、副業をしている人に話を聞きに聞くなど、手段は何でも良いです。
通勤時間など、隙間時間は全て副業についての情報収集に割く勢いで行うべきです。
毎回は少しの時間でもちりも積もれば山という言葉がある通り、積み重ねれば馬鹿にすることはできません。
毎日毎日少しの時間でコツコツと積み上げましょう。
現在、副業は非常に話題になっているため、情報を集めるのにはそう苦労はしないでしょう。
副業を始めようとしている人の中で、副業についてのしっかりとした知識を持っている人は意外にも少ないです。
まずは基本的なところから情報を集めていくのが大切です。
そもそも副業とはどういったものなのかと言う段階から始めてもおくとその後の理解が楽になります。
まずは今から自分が行おうとしていることが、どういったものかを判断するためにも情報収集は必ず行いましょう。
 

実際に、集めた情報を元に行動に移してみる

副業に関しての情報収集をしていくと、おおよそ副業にはどの様なものがあるのかを把握できるはずです。
把握できたら実際に手を動かしてやってみましょう。
世の中にはノウハウコレクターと呼ばれる人が存在します。
ノウハウコレクターとは非常に多くの知識を持っているものの、実際にその知識を活かした具体的な行動を起こしていない人のことです。
有用な知識を保持していても、実際に行動に移し、知識を活かすことができていなければ、何の意味もありません。
ノウハウコレクターの方のほとんどが情報を得ることで満足してしまい、具体的な行動に移していません。
副業についての知識を身につけたらとりあえず、実行に移すことが大切なのです。
行動をすることで、成功するにしても失敗するにしても、経験というインターネットや本からでは得られない、非常に貴重な情報を得ることができます。
成功したのなら、同じ方法を継続して行き、収益を上げる努力をしていくことで、脱サラが近づいてきます。
失敗をしたのなら、失敗という結果から何がいけなかったのか、次うまくやるためにはどの様にすれば良いのか成功するための分析をしましょう。
実際に得た知識を元に行動に移すことで、何らかの結果を得ることも積極的な情報収集だと言えるのです。
 

実際に少額でもいいので副業で稼いでみる

社会のほとんどの人は会社に勤めてサラリーマンとして給料を貰って、生活をしています。
自分で副業など、何らかの事業をして、会社の給料以外の手段で収入を得ている人は非常に少数派です。
つまり社会一般的に見て、少額でも副業で稼ぐことは実は優れていることなのです。
副業で少額でも稼げていると言うだけで、他の普通のサラリーマンと比較して大きなアドバンテージとなります。
また少額でも副業で稼ぐことができれば、自分が脱サラをして独立したときのことが想像できるようになります。
自分が脱サラをしてやっていきたい事業は、本当に今働いている会社以上の収益を見込めるのか。
実際に稼いでみないことには見えてきません。
少額でも稼ぐことができないのならば、脱サラをしても厳しい現実が待っていることを認めざるを得ないでしょう。
脱サラをしたときのイメージを持ちつつ、実際に個人で稼いで生活をしていくはじめの一歩目として、まずは何が何でも少額でいいので稼ぐ努力をしていきましょう。
 

小さな副業をいくつも行い、収入源を複数確保しておく

少額でもいいので1つの副業で稼ぐことができたら、様々な副業に手を出してみましょう。
最初はいくつかの副業を同時に行い収入源を複数確保していくのです。
副業をいくつも行うことで、自分にはどんな副業が適しているのか、自分には個人で稼ぐどのようなスキルがあるのかを判断しやすくなります。
自分の適性を見抜くためにも複数の副業に手を出して見ることはおすすめです。
また、複数の副業に手を出す場合は、1つ1つの稼がなければいけない金額を低く設定することができます。
いきなり1つの事業で大きな利益を上げようとするのはハードルが高いでしょう。
そのため、小さな収益を見込める事業を複数展開するのがおすすめです。
例えば、1つの副業で30万円をいきなり稼ぐよりも、10万円稼げる副業を3つ、5万円稼げる副業を6つなどといった具合に。
個人で事業を行っていくと、いつ自分が行っているる事業が潰れてしまうかわかりません。
そのため小さな金額を稼げる事業を複数持ち、リスクヘッジをしておくことが有効です。
1つの事業で収益が見込めなくなっても他の事業で取り返せば良いと考えられることで安心が生まれ、より1つ1つの事業で積極的にチャレンジすることができるようになります。
 

副業を本業にして脱サラを

複数の副業をしていく中で、自分が楽しいと思えたり、継続しやすいものが見えてくるはずです。
自分にはどの様な副業が適しているのかが見えてきたら、副業を本業にして脱サラをしていくことを考えましょう。
脱サラをして会社を辞めるタイミングとしては、副業の収入が会社からの給料での収入を上回り、収入が継続的に見込めると判断できたときです。
副業の収入が会社から給料を上回る前に脱サラをすると、貯金を切り崩しながらの生活や、現在の水準を下げる必要のある生活をしなければいけなくなります。
貯金を切り崩しながらの不安を抱えた生活や、生活水準を下げた幸福度が下がった生活をしながら結果をだすことは非常に難しいでしょう。
また一度副業の収入が本業の収入を超したからといって、継続的に手元に入って来なければ同様の生活を続けていくのは困難です。
継続的に本業以上の収益をあげることは、一度本業の収益を上回ることよりも当然ですが、圧倒的に難しいです。
そのためリスクを考えるのならば、まずは継続的に本業以上の収入を得られるようになるまで、会社で働きながら、試行錯誤を繰り返すのをおすすめします。
 

ポイント サラリーマンが副業を行う際の注意点(副業に関する就業規則についてなど)

脱サラとは?具体的な意味とメリット・デメリットを解説

就業規則
 

ここまで副業の始め方を説明してきましたが、実は副業を行う際には会社の就業規則や法律、制度など気をつけなければいけない点が様々あります。
そのため、ここでは会社に勤めるサラリーマンが副業を行う際に注意しなければいけない点についてご紹介していきます。
 

会社の就業規則で副業が禁止されている場合がある

会社によっては就業規則で副業が禁止されている場合があるため、就業規則をきちんと確認しておく必要があります。
副業に関する規定は就業規則の服務規律の項目に記載されていることが多いです。
服務規則とは、会社で働く上での心構えなど記した項目です。
会社によって、副業禁止とはっきりと記載している場合もあれば、暗に副業を禁止する表現をしている場合もあるので、注意して目を通しましょう。
ただ、実際のところ、憲法によって就業選択の自由が認められているため、副業の禁止をすることはできないとされてます。
また、労働法上でも副業に関する規定はありません。
よって、会社の就業規則に法的拘束力は無く、もし副業が禁止されている場合でも、副業をすることは可能です。
しかし、余計なトラブルを避けるためにも、まずは副業をすることが認められるようにうまく訴えることも考えておきましょう。
 

副業をして懲戒処分を受けるケース

ただ、就業規則に法的拘束拘束力が無くても、副業をしたことにより就業規則違反として、懲戒処分を受ける可能性があります。
ここでは具体的に3つのケースをご紹介していきます。
1つ目は本業に支障が出た場合です。
副業をする、しない以前に会社と労働者は雇用契約を結んでいます。
雇用契約は労働者が労働力を提供する代わりに会社側が賃金を払う契約です。
そのため、労働者は会社に賃金に見合った労務を提供する義務があります。
副業が原因で賃金に見合った労務が提供されていないと判断されてしまえば、雇用契約に違反しているとみなされ、副業を理由に懲戒処分を受ける可能性が出てくるのです。
2つ目は副業が本業と競合になってしまう場合です。
本業と同業種で副業を行おうとした場合に、本業である会社の取引先から仕入れをしたり、顧客に商品やサービスを提供することは、会社に何らかの損失を与え、信頼関係を損なう行為であるとみなされる恐れがあります。
また会社で得た知識や情報、繋がりなどを活用し、利益を得てしまうと、競業避止義務違反にあたる場合もあり、懲戒処分を受ける事由にもなり得ます。
そのため、本業と同様の業種で副業を行うのであれば、本業の顧客や取引先とは関わる機会を持たないようにするなどの工夫が必要でしょう。
3つ目は社会的信用を失うような行為をした場合です。
副業でマルチ商材を取り扱ったり、詐欺行為や、反社会的な組織と繋がりを持つことは懲戒処分の事由になるとされています。
常識的、社会通念的に許されない行為をしている人間が勤めている会社と世間に知れ渡ってしまえば、会社が社会的な信用を失い、多大な損害を与えてしまう可能性があります。
副業を行うなら、あくまで合法的に、誰にでも胸をはれる方法で行うべきなのです。
まとめると、 副業が原因として懲戒処分がされるかどうかの判断基準は、副業が本業に対して悪影響を与えているかどうかと言えるでしょう。
会社に勤めている以上、会社では最低限の結果を出し、迷惑をかけることがないように注意しましょう。
 

副業による収入の税金は自分で確定申告を

副業によって得た収入にも税金がかかってきます。
副業による所得金額が20万を超えた場合、自分で確定申告を行う必要が生じてくるのです。
所得金額とは収入から必要経費を引いた金額です。
個人事業主として開業届を出している場合は所得が事業所得となり青色申告、開業届を出していない場合は雑所得となり、白色申告を行います。
脱サラを目的として副業をしていくのなら、個人事業主として青色申告を行う場合が多いと思われます。
確定申告の時期は決まっており、毎年2月15日から3月15日までです。
必要な書類も様々あるので、期限ぎりぎりになって焦ることのないよう、早い段階から準備をしておくことをおすすめします。
納税は国民の義務であり、本業、副業に関係はありません。
きちんとやるべきことは行いましょう。
 

ポイント 脱サラをするのならまずは副業から始めよう

脱サラとは?具体的な意味とメリット・デメリットを解説

タブレットを操作する男性
 

うまくいけば非常に自由度の高い生活を送れるようになる脱サラ。
脱サラをすることで自分の望むライフスタイルを送ることもできます。
ストレスを抱えがちな現代において、脱サラはより良い人生を送るための選択肢の1つです。
しかし、一方で脱サラは非常に大きなリスクを伴うことにもなります。
いきなり勢いで会社を辞めて、脱サラをしてしまうと万が一うまくいかなかったときに、自分の生活を支えることも困難になるでしょう。
脱サラを成功させるためにも、事前の準備が非常に重要になってきます。
まずは会社に勤めて安定した収入を得ながら、副業として脱サラの準備を進めておくのがおすすめです。
副業として自分の事業をスタートさせていれば、少しでも脱サラによるリスクを避けることができます。
この記事でご紹介した注意点にも気をつけながら準備をし、まずは副業でしっかりとした結果を出し、安心して脱サラができるようにしていきましょう。
 



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