どうしてもCAFEで起業したいのですが、やはりリスクがありますか?

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

好きなことで起業と考えた場合、どうしてもCAFE(店舗)を持ちたいと考えるようになりました。在日の外国人などもたくさん来られるお店にしたいと思っています。

大きな起業になってしまうと思いますが、どうしてもやりたいのです。

そのCAFEでは、美味しいコーヒーとケーキを売りにしたコンセプトで、週末だけ営業という形にしようと思っています。CAFEでのアルバイト経験が2年ほどあるので、何とかなると思うのですが、いかがでしょうか?
 

起業前質問集
 

● 回答

どうしてもカフェがやりたいということでしたら、私が止めることはありません!

ですが、そこをゴールとして小さく始めることは本当にできませんか? そこだけ確認をさせてください。
 

私は、会社員のまま、ひとりで小さくスタートし、高い利益率で大きく育てていく起業を推奨していますが、最近、カフェを出店したいというご相談が増えていまして、どうにも困っています。 理由は飲食店、特にカフェは「失敗率」がとても高いからです。 カフェの開業は想像以上に大変なことばかりです。現在、開業しても3年以内に閉店するお店は約8割と言われています。飲食店の廃業率は他の業界と比べて断トツで1位です。ドリームゲート「カフェ開業を成功させるためのポイントと開業手続きまとめ」 より引用飲食店の廃業率は非常...

 

たとえば、キッチンスタジオなどを週末にレンタルして、ケーキ作りやコーヒーを楽しむサークルを作るとか、収益性はよくないかもしれませんが、小さく経験を積むことは本当に大切なのです。

アルバイト経験がおありとのことですが、経営のご経験がないとするのなら、経験してみるのも悪くありません。フリーマーケットでコーヒーを売ってみる、屋台でやってみる、いろいろな方法があると思います。

ところで、月~金の家賃はどうなるのでしょう? なぜ、外国人なのでしょう? その辺りも、経営をなさるのでしたら、しっかりと考えないといけませんね。
 

飲食店
 

ケーキの製造、販売は、保健所への届出やら設備やらの法的規制がありますので、確認も忘れずにしておきましょう。(参考:食品衛生の窓|東京都福祉保健局「改正食品衛生法の営業許可と届出(令和3年6月1日から施行)」

また、大きくやるということは、設備や店舗等、かなりの初期投資が必要になります。資金の方は大丈夫ですか?


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全11冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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