記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:
● 質問
起業パートナーのマッチングサービスを立ち上げました。ですが、全くアクセスが集まらず結果がでません。
マッチングのホームページを作って、あれこれ試行錯誤をしているのですが、全く利用者がいません。立ち上げて以来、ずっと反応ゼロが続いています。
Facebook広告を出しましたが、PVが一時的に増えましたが、メルマガ読者も増えず、行き詰っています。勉強会も間もなく開催日ですが、申し込みはゼロです。
次の一手は何をしたら良いでしょうか?
アドバイスよろしくお願いします。
● 回答
アイデア出し、商品作り、そして集客。商売をする時に誰もが通る苦労の道です。
マッチングサイトを拝見しましたが、起業支援をしているところなら、どこでもやっている程度のサービスで、何も特徴がなく、このままでは難しいと思われました。
会員同士が会員相手に商売をしている団体もありますし、ビジネスコラボを勧めている団体もあります。どちらが良いとも言えませんが、皆、マッチングをやっている競合なのです。特徴を出さなければ、差別化できません。
質問者様の問題は、現在の参加者数がゼロのため、マッチングそのものが成立しないこと、参加者がいないので、サイトの意味や目的が全く分からない状態のことです。
まずは何らかの形で対象者をかき集めなければどうにもスタートできません。
とは言え、広告を打っても閑古鳥状態では、皆すぐに辞めてしまうでしょう。まずは友人や知人に声をかけ、参加してもらうしかありません。
声掛けの目標は300人です。もはやプライドなど感じている場合ではありません。今こそ、がむしゃらになる時です。
このマッチングビジネスは何を目的としているのでしょう? 交流を目的としているのであれば、ビジネスマッチングとしては意味がありませんし、出資者探しなのであれば、魅力的なビジネスアイデアと人材を集めなくてはなりません。
よって、コンセプトを明確にして打ち出し、友人知人に声をかけることから始めてください。
ここを曖昧にして進んでも、お金がもったいないです。
マッチングビジネスをお勧めしない理由
マッチングサービスは、機能し出せば素晴らしいビジネスモデルなのですが、スタート時はその他ビジネスの倍大変と思ってください。それは以下の理由からです。
- ユーザー獲得の難しさ
マッチングサービスは、ユーザー同士をマッチングさせるために、左右両側のユーザーが必要です。ユーザーを獲得するためには、広告費やプロモーション費などのコストがかかります。 - マッチングの精度の向上
ユーザー同士をマッチングさせるためには、ユーザーのプロフィールや趣味嗜好などの情報をもとに、相性の良い人を推薦する必要があります。しかし、マッチングの精度を高めるのは簡単ではありません。適切なアルゴリズムを構築する必要があります。 - ユーザーの継続利用の促進
マッチングサービスは、ユーザー同士が実際に出会って関係を築くことで価値を発揮します。そのため、ユーザーの継続利用を促進することが重要です。しかし、ユーザーのニーズを満たすサービスを提供できなければ、ユーザーが離脱してしまいます。
さらに詳しく知るには、以下より検索してみてください!
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。
★会社員のまま始める起業準備・6ヵ月で起業する!【セミナー@東京/オンライン】
★自分のタイミングで学びたい、セミナーは苦手、というあなたは【動画版】起業セミナー(特典付き)