フリーランスは気楽で最高!?メリットとデメリットを解説

起業18の新井です。フリーランスとは何か? 簡単に言えば、個人事業主のこと。或いは、場合によっては一人社長も含みますね。
 

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フリーランスと言っても2種類、「個人事業主」と「一人社長」があります。異なる点(メリット・デメリット)はたくさんありますが、大きな違いの一つが所得の計算です。個人は、事業で得られた収入に関しては「所得」として所得税がかけられ、収入額に応じて累積課税の適用を受けます。所得が多ければその分所得税も大きくなり、1,800万円以上の所得があれば税率は40%となります。(2016年10月現在)法人にした場合は、自分で自分に役員報酬(給料)を払うことになり、その給料に対して所得税がかけられます。(※当然、その前に、法人税もかかります。)
 

起業18の新井です。私のお勧めしている会社員のまま起業して準備を進めていく起業スタイルでは、基本的には、最初から法人化を考えるよりは、まずは個人事業から始め...

 

法人にする大きなメリットとしては、会社としての信用度が高いことが挙げられます。信用のある金融機関から融資を受けているケースも多く、フリーランスより社会的に認められているというわけです。正し、設備投資や経営体質の強化など様々な責任も課せられるため、個人事業主の自由さに比べると準備も運営もそれなりに大変です。

会社員のまま起業をする際には、まずは個人事業主から始めればよいでしょう。小さく、知り合いを相手に実績、経験を積み上げることからです。自己資本が小さくても、多少の債務があったとしても、個人事業であればいつでも自由に開始できますし、廃業することも簡単ですので、自分の裁量だけでできることは、何より気が楽です。
 

ポイント これからは中規模以上の企業に勤めるサラリーマンと、SOHO(フリーランス)に二極化する?

フリーランスは気楽で最高!?メリットとデメリットを解説

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最近では、年齢問わず、フリーランスの道を選択する人が増えています。日本企業の85%は小規模な事業者で、その6割が個人事業者です。まぁ、こう聞くと多く感じますが、15%が大企業、85%の中の4割が中小零細企業、そしておよそ350万人の公務員。そう考えると、個人事業者まだまだ少ないですよね。

個人事業者がまだまだ少ない要因は様々あるとは思いますが、最も簡潔に説明するとすれば、少々強引ですが、それは「一人でリスクに高いように感じる」からだと言えるのではないでしょうか?

実際は、会社員のまま始める起業のよい点は、いつでも開業、廃業できる気楽さにあります。そして業種にもよりますが、リスクは低めです。身軽なので、コストを低く抑えられるからです。逆に零細企業(例として5人以上など)にしてしまうと、動きは鈍くなり、コストも高くなるという状態になりかねません。

今後は、安定、安心、福利厚生が整った上で残業もない大企業と、フリーランスとが、二極化してくるでしょう。民間を選ぶ人は、リスクはあるかもしれないが自由度の高い人生を求める層、そして、安定・長期雇用を求め、しかも倒産のリスクが低い大企業を求める層に、より明確に分かれるだろうと思います。と言いますか、すでに就職活動の動向を見ていれば、まずは大企業を目指すというのは昔から同じですよね。その企業を3年から5年ほどで退職した後、フリーランスで独立する人が増えるだろうと言う方が、正確かもしれません。

ですが、誰もが経営のセンスを初めから持っているわけではありません。会社員時代に、どれだけ自分の担当現場で使える能力以外に、利益や人件費などのコストにも目を向ける感性を高めておけるか、その辺りも意識して働く人も増えてくるのではないかと思います。エンジニアでも物をつくるだけではなく、営業のことまで考えてつくる、そのように自然に感性を磨くことを続けた人が、独立していくことになるでしょう。
 

ポイント リスクマネジメントとタイムスケジュール管理

フリーランスは気楽で最高!?メリットとデメリットを解説

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フリーランスのメリット・デメリットを考える時、「リスクマネジメント」について語らない訳にはいきません。

フリーランスは、リスクが比較的小さいと言えます。たとえば、不測の事態が起こった際でも方針を転換したり、撤退することを、大手と比較すれば簡単に決断できます。代わりに、自分の信用や身体的な体力など、代わりの利かない要素も多くあり、全ては自分次第です。また、売上の急変にも対応できないことが多く、天候や立地条件、タイミング、ライバルの動きなど、外部要因に大きく左右されてしまった場合などは、苦しい局面を迎えることもあるでしょう。

外部要因に翻弄されている事例では、最近では以下のようなことがありました。最近、小学生の「将来なりたい職業」でも流行りの「YouTuber」への規制の流れです。

最近、ユーチューブで人気を誇る、いわゆる「ユーチューバー」がやたらと多くなっている。無名の一般人が何らかの技を披露し、それが口コミで話題を呼んで100万を超えるビューを得る、というタイプの人々だ。独自のチャンネルを設けてビデオを連作し、視聴者も楽しみにする。

(中略)

さて、今ユーチューバーたちの間で懸念が広がっている。それは、広告主が不快と感じるようなコンテンツや言葉遣いを、ユーチューブが厳しく取り締まり始めたことだ。そうしたビデオには広告表示を停止し、それを画面で通達するようになったのだ。ギリギリの表現でファンを楽しませてきたユーチューバーも多く、当たり障りのないビデオだけを許すのならば「子供用チャンネルになってしまう」と、彼らは不満の声を上げている。ユーチューバーたちの収入の大部分は、各ビデオに合わせて流れる広告によるものだ。規則と表現がどこで折り合いをつけるのか。これは、ユーチューブの性質を決定する意味で、大きなポイントとなる。

2016/09/11 日経MJ(流通新聞) 6面

 

フリーランスは、身軽で参入も撤退も簡単ですが、逆に、すぐに吹き飛ばされてしまうということも事実です。自分のタイムスケジュール、仕事の頻度、それに応えられる体力や知力にも限界がありますので、その限界を見極め、限られた範囲で最善を尽くすセンスも重要なのです。
 

今日のブログでは『フリーランスと起業家』『独立と起業』の違いについてお話をしてみたいと思います。これは似ているようで全然違う言葉です。  『フリーランス』と...

 

ポイント 社員が増えるリスクとフリーランスのリスク

フリーランスは気楽で最高!?メリットとデメリットを解説

一人起業
 

フリーランスは、何より「気が楽」です。一人でやっている場合には、「社員がいないこと」も、ある意味ではメリットになります。社員は、雇用されて給与を受け取ることを「もらえて当然の労働対価」と捉えます。もちろん、それは正しいのですが、経営者側からすれば「事業の存続」が最重要課題であり、「利益を上回る給料は払えない」ものです。だからこそ経営者は、コストの無駄を省き、サービスを揃え、収益を高めようとします。それが当たり前の感覚になります。

一部の社員は、「労働対価=仕事をしているかどうかはともかく、会社に拘束されている時間に対する対価」と考えていたり、「与えられた最低限の仕事をやるだけ」という感覚を持っていることがあります。時間に関しては確かに正しいのですが、零細企業でそのような人材が増えてしまった場合、経営は危機的な状態に陥る可能性が出てきます。結果、経営者が自分で仕事をすることが多くなり、さらに経営が危うくなるのです。そのような心配もなく、自分のできる範囲で効率性、単価アップを追求し続けられるのは、フリーランスのメリットであり、リスクでもある特徴です。
 



アイデア

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