独立したのですが赤字なので、開業届を出すかどうか悩んでいます。

新井一
記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

会社を辞めてコンサルタントとして独立したのですが、まだ収入がほとんどなく赤字であり、開業届を出すかどうか悩んでいます。

開業届は出すべきでしょうか?

また、確定申告は来年からやることになると思いますが、経理の作業としては、日々何をすればいいのでしょうか?
 

起業前質問集
 

● 回答

まず、開業届ですが、既に独立していらっしゃいますしデメリットはありません。すぐに出しましょう。(※会社員の場合は少し考えましょう。参考:「開業届を出すデメリット」

正式には「個人事業の開業・廃業等届出書」(用紙ダウンロード)という書類になります。

開業届けを出しても出さなくても、税金をきちんと払うことに変わりはないのですが、出した方が責任感が芽生えますし、事業所得、青色申告で確定申告をすれば青色申告特別控除も受けられますし、お得です。

経理の作業として何をするべきかですが、開業届を出し、青色申告承認申請書を提出済みという前提でお話をしますと、複式簿記による記帳と帳簿の作成ということになります。日々やることは、売上と経費の管理ですね。

初心者がいきなり手掛けるのは大変ですから、会計ソフトを導入しましょう。MFクラウドやfreeeなどのクラウド型のシステムが簡単でお勧めです。

会計に全く疎いということでしたら、お住まいの地域の青色申告会(参考:「個人事業主になったら「青色申告会」に入会しておいた方がよいのでしょうか?」)に入会して、質問をしながら記帳するといいでしょう。私の友人が格安で記帳代行サービスを行っていますので、一度検討してみてください。

青色申告をきちんとしておけば、もし赤字になったとしても次年度以降に利益と相殺できる損失として繰り越せるので、これはやっておいた方がいいですよね。初年度は赤字になってしまうケースも多いですから、開業届けを開業後1ヶ月以内に提出し「所得税の青色申告承認申請手続」を開業後2ヶ月以内にしておきましょう。

とは言え、開業届も出していないわけですし「青色申告承認申請書(用紙ダウンロード)」も出していませんよね(^_^;)

今日は2018/3/27ですから、2019年2月に始まる確定申告で青色申告にするためには、2018/3/15までに「所得税の青色申告承認申請書」を提出する必要がありましたので、少しご連絡頂くのが遅かったようです。。
 

● 質問開業届はどのタイミングで出すのが良いですか? まずやってしまおうと言われますが、帳簿とか付けるのは面倒なのですが。。  ● 回答「個人事業の開業届」は「事業をして所得を得ている者として今後は確定申告します」と税務署に宣言するための書類です。開業届を出すこと自体は、事業活動そのものには何の影響もありません。会社員として問題があるとすれば、サラリーマンを辞めた時の失業保険です。開業届を出すメリットとデメリットと併せて、以下の記事をご覧ください。  開業届を出していない場合で、事業と言えるような...

 

今年の分の申告は白色になってしまいますが、早めに手続きだけでもしておきましょう!


記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全9冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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