起業したいけどお金がない! そんな人が成功するためにやれること

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

起業したいけど「お金がないから」と諦めてしまう人がたくさんいらっしゃいます。
 

融資 
 

事実、世の中には、世帯年収が200万円未満で、生活保護よりも過酷な貧困状態の方が19%もいます。
 

所得金額階級別に世帯数の相対度数分布をみると、「200~300 万円未満」が 13.6%、「300~400 万円未満」が 12.8%、「100~200 万円未満」が 12.6%と多くなっている。

令和元年国民生活基礎調査

出典:厚生労働省「令和元年国民生活基礎調査」

 

今回お伝えしたいことは、もし、あなたが起業したいのにお金がない状態だとしても、諦める必要はないということです。ニートでも、派遣社員でも、契約社員でも、そんなことは関係ありません。大切なことは、あなたが、あなたの人生をどうしたいのか、それだけです。
 

ポイント 人生設計を見直そう

起業したいけどお金がない

40代
 

私は「人生は自分で創り上げるもの」だと考えています。天に任せた所で、最後は自分が決めなければなりません。

もし、あなたの人生が・・・

  • 借金を背負っている
  • その日暮らしのバイトに頼っている
  • 休む暇なく低賃金で働いている

みたいなことだったとしても、それは運が悪かったわけではなく、あなたが選んできた選択の結果です。

だからこそ、人生は、今後の選択を変えれば、大きく変えることができます。あなたのような方こそ、起業してください。人生が大きく変わることが実感できるはずです。
 

ポイント お金がなくても起業できる?

起業したいけどお金がない

資金
 

「お金がないのに起業できるの?」という疑問があるかもしれませんが、数万円という少額でも事業は興せます。少しずつ収入を得て、大きくしていくこともできるのです。ライフワークバランスを崩さずに、そのまま空いた時間を活用してできることもたくさんあります。
 

興味・関心を活かす

あなたの、趣味や楽しみ、得意分野は何ですか? あなたの好きなこと、詳しいことを配信してみましょう。

たとえば・・・

  • 食べ歩きで美味しかった店
  • 映画の感想
  • 一人り暮らしでお金がなくても生きていくコツ

など、人が知りたいことを知っていませんか?

「朝早く仕事に行かないといけない・・・」「仕事で疲れてしまった・・・」そんな日はお休みしても良いですから、毎日続けられることを見つけてください。
 

ネットで出来るビジネスとは?

たとえば、ネットビジネスなら、続ける力さえあれば、何とか形にできるはずです。ネットビジネスには様々な形態が存在しますが、代表的な例としては・・・

  1. 物販ビジネス
    これは、文字通り「物」を販売するビジネスになります。ネットショップを作って物を売ったり、メルカリに出品する方法もあります。
  2. アフィリエイト
    自分のブログ等に、楽天やAmazonの広告を貼って、購入してもらうビジネスです。広告主を通じて販売する為、在庫も必要なく、取り組みやすいビジネスの1つです。
  3. ライターなどの代行業
    ランサーズなどのクラウドソーシングに登録し、依頼主から請け負った作業を行います。WEB制作、執筆、掃除など、様々な代行業があります。
  4. コンテンツ販売
    あなたの興味や関心の分野を、テキストや動画、Kindleなどで文章化し、販売する仕組みです。専門分野を活かせるなら、最適なビジネスです。
  5. セミナー
    ネットで人を集めてセミナーを開催し、知識やノウハウを参加者に伝えるビジネスです。話し上手な人には向いています。
  6. コンサルティング
    経営、マーケティング、美容、恋愛など、様々なジャンルのコンサルティングがあります。クライアントの問題や課題を分析し、解決に導くことが主な仕事です。
  7. コミュニティー
    婚活、キャンプサークル、写真同好会、英会話コミュニティなど、興味のあるメンバーを集めて会員登録してもらい、運営していくビジネスです。

ポイント そもそも起業したいならお金を使ってはいけない!

起業したいけどお金がない

ストレス
 

そもそも、起業したいなら、お金を使ってはいけない!
 

お金がないと言っている人に限って、何だかんだお金を使っています。コンビニ、旅行、ギャンブル、、、これらのお金は「消費」です。このお金を変えるのです。節約するという意味ではありません。ビジネスで回収できる「投資」として、これらのお金を使うのです。

たとえば、コンビニ弁当を全種類、順番に食べてひとつずつブログに載せていく。そして比較表を作る。こんなことができれば、お弁当は「経費」になります。そしてブログから広告収入を得ることができるようになるのです。
 

コンビニ弁当
 

少し前、私も消費を繰り返していました。仲間と飲み会をして、夢を語っていました。会話の内容は、「ビジネスしたいよね!」というようなもの。起業したら自由!とか、そのうち不労所得にしたい!とか・・云々というものでした。

私は副業をしていたので、質問を受けることが多い立場でした。ある時きづきました。「飲んでいる時は楽しいけれど、この費用って無駄じゃない?」ずっと同じことを話していて、立ち位置変わっていないんじゃない? 次第に、違和感を覚えるようになりました。
 

違和感
 

夢を叶えたい人って、飲み会に来る前から動いてないか? 起業をしたい人って、うーん、うーんってうなって、ビジネスを考えてるんじゃないか? どうせ飲み会するなら、ビジネスをしている人と情報交換する方が良くないか?

こんな飲み会にお金を使うなら、ホームページを作り直したり、広告宣伝をしたり、どんどん投資した方が、先につながるんじゃない!? ビジネスを立ち上げるのですから、どうしても何十万というお金がかかります。それは、消えてなくなっちゃう消費じゃだめなんじゃない?

そんな「消費」を止めてお金の使い方を変えてから、私のビジネスは少しずつ軌道に乗り始めました。
 

ポイント 起業したいけどお金がないなら・・・まとめ

起業したいけどお金がない

40代 
 

結論として、お金がなくても起業はできます。大きな目標も必要ありません。やってみることが何より大切。小さな目標から、スモールステップで階段を上がっていきましょう。

小さくやれば、迷ったり、失敗しても、大したダメージはありません。踏み外したら、また、そこから始めたら良いのです。そして売り上げを事業に再投資しながら、成長させていきましょう。目先の小さなお金にこだわらず、エンジンを大きく育てていきましょう。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全11冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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