記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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景気が良くなりだすと「ボーナスが思いのほかよかった!」「別に会社を辞めなくても、会社にとどまっていてもいいかな」という方が増えています。しかし「月にあともう10万円欲しいな」と思う方は少なくないでしょう。
では、月10万円を稼ぐために「どのように副業をやっていくのか?」「やるにあたってどんな副業を選ぶのがよいのか?」悩みは尽きないと思いますが、クビになったらアウトですからね。
今回は「副業をする時にやってはいけない5つのこと」をピックアップしたいと思います。
やってはいけない、避けたほうがよい副業
時間の切り売りになる副業
時間の切り売りとはどのようなものかと言えば、データ入力のような作業系のものです。会社から疲れて帰ってきてからこの作業をして、さらに疲れる・・・。翌日に影響して、積もり積もってクビなんてことになったら最悪です。
確かに月に数万円は入ってくるでしょうが、自分の貴重な時間がどんどん削られていってしまいます。このような作業系の副業がやっていて楽しい、大好きなんだというのであればよいのですが、そうでない場合は精神的にもよくないと思います。このような副業はオススメできません。
自分の本業と競合してしまう副業
これは、そもそも競業禁止規定などもあるかと思います。本業の会社の取引先に対して、似たようなサービスの営業をしてしまったりなどはご法度です。一発でクビになることもあり得ます。
また、本業と同様の商売を別の場所でやってしまうなどもNGです。このようなこともバレてしまえば最悪クビになる恐れがあるので、避けるべきでしょう。
本業のイメージを損なう副業
世間的にイメージの悪い仕事、例えばスパムを流したりするような副業です。これはクビに直結することはなさそうですが、もしあなたの職業がプログラマーだったりすれば、本業のイメージだけでなく、自身のイメージも損なわれる恐れがあります。このような副業はやるべきではありません。
万が一ばれてしまった時でも、社会的に意義のあるお仕事であればクビにならないというわけでもありませんが、あなた自身の経歴に傷がついてしまうようなお仕事は避けておきましょうね。
本業の時間を削ってまでやらなければならない副業
例えば、本業の時間帯に副業の仕事をするような働き方のことです。営業で出かけたついでに、副業のお客様と会っているとか、そういう事はやめましょう。これはばれた時にかなり上司の心象が悪くなりますね。クビ候補にあがりかねません。
家に帰ってきた後や、朝の時間にやれるようなものを選んだり、作っていくようにしましょう。万が一、誰かに見られてしまうと面倒ですからね。変な噂を立てられてもろくなことがありません。
現金の商売による副業
最後に、現金でお金を回収するような商売はやめた方が良いと思います。現金のやり取りでの商売は非常に楽で簡単なイメージなのですが、実際は管理が面倒なためです。これはクビとかには繋がりにくいですが、副業の税金支払いで問題を起こしたなんてことになったら、かなり厄介です。
売上の記帳や領収書の発行、会社のお金と自分のお金の区別がつきにくくなったりと何かと手間がかかります。副業として行うなら振込みをしてもらったりして、履歴が残る方法でやりましょう。
おわりに
副業をすれば、当然、稼ぎ力がつくわけですから5万円、10万円と稼げるようになってくるでしょう。但し、クビになったりしたら話になりません。会社をクビにするくらいの気持ちで辞めたいですよね。ですから、やってはいけない、避けたほうがよい副業には、手を出さないようにしましょうね。
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起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。
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