記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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起業を諦めたからと言って、それはそれで誰にも責められるものではありません。しかし「諦め=失敗確定」です。
その人の人生、その人の世界、その人の考え方です。起業18でも1~3%程度、諦めてしまう人が出ます。普通のサラリーマンとしての生活に戻り、今の仕事を大切にしていただきたいと思います。社長になるばかりが夢ではありません。
なぜ多くの人が起業を諦めてしまうのか?
一番大きな原因、それは「ネタが決められない」「商品がない」ということです。
ですが、これは勘違いなのです。「ネタは選ぶ」「商品は調達すればよい」いくら言っても「商品アイデアがない」「私には無理」と思い込んでしまった頭は、ほぐれることがありません。
それ故に、気持ちが続かなくなってしまう人がいます。もったいない話です。あなたが相手にしたいお客様さえ明確になれば、その人が買ってくれる商品は自然に明確になるはずです。売れる物を調べれば良いだけです。パーフェクトカスタマーにブレがあると、それに連れて売りたい商品がブレてしまい、迷走してしまうのです。
最も簡単なパーフェクトカスタマーの設定方法は、「今のあなた」或いは「過去のあなた」を対象とすることです。そのどちらかを対象に、明確にパーフェクトカスタマーを決定できれば、その人が「絶対に買う」と言ってくれるであろう商品を企画することは、それほど難しいことではありません。
商品企画の落とし穴
あなたの理想の顧客は誰ですか? あなたから遠い存在をパーフェクトカスタマーとして設定するほど、その人の気持ちがわからず、商品が作れないという状態に陥ってしまいます。
たとえば、あなたがまだ30代なのに、高齢者を対象にビジネスをしたいと思う場合などです。それぞれ理由、想いがあるので、それが悪いわけではありません。
ですが、リサーチをすることが難しくなる(自分ではわからない)ということがあります。自分自身が「高齢者」を体験したことがないので、本当に細かいところまでお客様の心理を理解できないという事が起こるのです。
顧客のニーズを探ることはそれほど難しいことではないのですが、お客様が明確になっていない、或は、自分が体験したことがない、自分自身から遠い存在であるほど難しく感じるようになるのです。
情報発信の落とし穴
あなたはすでに情報発信をしていますか? もう一つのよくある諦めの原因は、情報発信に関するものです。
売れる商品を多くの人に知ってもらえれば、その商品はさらに売れていくわけですが、仮に売れない商品の発信を始めてしまった場合には、全く結果がでず、気持ちが萎えてしまうのです。
まずは売れるかどうか確認するために、身近な人に売ってみたり、紹介でちょっと縁が遠い人にも売ってみるなどの過程を経る必要があります。
- あなたからなるべく近い存在、できれば自分自身くらい理解できるパーフェクトカスタマーを決める
- その人が絶対に買うと確信できる商品を作る
- 実際に身近なパーフェクトカスタマーに売ってみる
- 紹介で外販する
- 情報発信力を強化する
このプロセスをしっかり守れば失敗せず、自然にビジネスは発展します。そして、モチベーション云々に左右されない、次のステージに上がっていくことができるのです。
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起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。
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