記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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私は、起業をするのなら「一人型」をお勧めしています。組織も人間関係もなく、気楽であり、低コストなのがその理由です。
ですがその分、誰も頼ることはできないという現実もあります。
今回は、そんな一人型、フリーランス起業について書いていきます。
フリーランスは気軽に始められるの嘘
確かにフリーランスは、気軽に誰でもなれる時代になりました。ランサーズやシュフティのようなクラウドソーシングのサービスを使ったり、Uber Eatsのようなギグワークのマッチングサイトを利用すれば、誰でも簡単に自分のスキルや時間を活かした作業をし、報酬を得ることができます。
しかし肝に銘じておくべきなのは、フリーランスは多くの場合「下請け」になってしまい「成果物を効率よく提供すること」だけを求められてしまうことがあるということ。そこから脱却するためには、自らの価値の想像力を高め、そして、集客力(営業力)を身につけておかなければなりません。
情報の集め方と検索スキル
私は、フリーランスに必要なスキルのひとつに「検索スキル」があると思います。確かに「起業」と検索するよりは「起業アイデア 海外 2021」という風にキーワードを絞って検索すれば、おのずと検索精度が上がり、手に入る情報の確度もどんどん上がります。検索にはワードチョイスや予備知識が必要なのです。
検索は読書よりも情報を得られるスピードが速く、しかも膨大なデータに瞬時にアクセスできます。Googleを使わず、完全な閉鎖的なテキストを延々と読む時間があるなら、むしろ膨大なデータをソートし、集約してまとめてから読むほうが、遥かに効率が高いのです。情報量が多ければ、受注できる分野も広がります。
学ぶ時間も確保する!そのためにも営業力を持つ
営業とは無関係ではありますが、起業をする時は、実際に働く時間よりも考える時間が長くかかります。ずっと勉強なのです。私自身も、自分自身のことはわからなくなってしまうことがよくあります。ですので、やはり、優秀なコンサルタント、コーチに自分を常に見てもらうために、学びに出かけています。
そのように時間の足りない毎日を過ごすため、私の場合ですが、基本的に営業をする時間は限られています。と言いますか、営業は全くしていません。私の場合は、ネット、セミナー、一部を紹介で、顧客を獲得し続けています。
そのような「営業力」となる仕組みを持たないと、フリーランスの一人型ビジネスで3年生き残ることは困難だと感じます。(参考:「フリーランス独立後の生存率と廃業の理由・・・私の周りの実態」)
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起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。
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