記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
30代の小中学生を持つお母さんの、教育に対するお悩み相談を受けるビジネスで起業を考えています。子供さんがやる気を出して勉強するために、親がどうすればいいのかを伝えたいと思っています。
会員制にして、一般論を教えるのではなく、個人に合わせたメール相談を中心として、お勧めの本などを教えるニュースレターを発行する予定です。
会費はいくらにすればいいでしょうか? 今は、月4千円程を想定しています。
● 回答
相談ビジネスの場合、その料金はクライアントさんがそのサービスを利用することによって、どのくらいのメリットを感じてくれるかによって決まります。子供さんがやる気を出すことにより、成績が上がったり、塾に行く必要がなくなって支出が減るなどの、お金のメリットがあるかもしれません。
親にとっては教育費はなるべく削りたくないものでしょうが、大きな負担でもあります。そこが軽減できることにつながったり、成績が上がる効果が高いサービスなのであれば、ある程度、高額化することもできるでしょう。
まずは、どれだけのメリットが見込めるのか、事例を含めて洗い出しをして提示しましょう。それらを見た上で、お母さんが安いのか高いのか、今現在の教育費と比較して判断することになると思います。
上に挙げたような相談によるメリットの判断とは別に、人は量の面での評価、判断も同時に行います。4千円で何時間、何回という量も、メリットと同時に考えられるのです。
他社と比べていかがでしょうか? 質が圧倒的によいことが伝わっていれば量は少なくても受け入れられますが、経験が浅いうちは量も重要ですね。
そして、質と同時に大切なのが実績、つまりは信用、信頼です。経験豊富なベテランと新人では、価格が異なるのは当たり前です。
というわけで・・・
- クライアント(会員)が得られるメリット
- サービス提供をしてもらえる時間
- 先生の実績・信用
この辺りで料金は決まってきます。
あくまでもあなたがどう思うかではなく、顧客からの視点で決まるものですが、起業を目指す人は自分を過小評価し過ぎてしまうこともありますので、まずは高めに設定しておくといいでしょう。値引きは簡単ですから。
値段付けは、起業をする上で欠かせないプロセスですから、じっくりと取り組んでくださいね。
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起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。
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