会社に起業準備がバレタwwピンチ【注意喚起】見直すべき7つのこと

実は最近、起業準備が会社にバレてしまったというご相談が相次いでいます。人事異動の季節だからなのでしょうか、会社に「名前検索」をされて起業準備活動が発覚してしまうことが増えているようです。「どうせばれないだろう」「ばれても大丈夫だろう」そんな風に会社を甘く見ていると痛い目に合うことになります。同姓同名の有名人がいる人も安心はできません。一つでも証拠を押さえた会社は、徹底的に調べを入れてきます。今一度、皆さまの週末起業活動について、以下のことを確認しておきましょう。
 

1.【最重要】あなたの本業に対する姿勢

会社が起業準備活動を忌み嫌う主な理由は、「本業に支障が生じる可能性がある」「会社の知的財産・資源が流出する恐れがある」からです。経営者から見れば、理屈ではそういうことになり、感情的には「社員に裏切られたような気になる」ということがあるでしょう。
 

就業時間中、きちんと仕事に集中していますか?
 
起業準備を始めたことのある方ならご理解いただけると思います。とにかく楽しい! 自分が決めたことを自分で実行する。自分のお金を投資し、自分で責任を取る。自分がオーナーであり、絶対的な立場。この楽しさ、気持ちよさを味わってしまったら、ペコペコサラリーマンには戻れないと感じることもあるでしょう。
 

起業
 

しかし、朝にはしっかりとサラリーマンに戻ります。満員電車に揺られ、組織の中でいつものように無難に収まっていないといけません。そこでついつい、やってしまうのです。就業時間中の起業準備作業、メールチェック、フェイスブックへの書き込み、LINE、あれこれ・・・。会社によって制限の度合いは違うとは思いますが、就業時間中に自分の仕事をしていたとなれば、一発でアウトになる可能性があります。
 

会社のパソコンで週末起業の作業や情報収集、していませんよね!?
 
会社のパソコンも要注意です。小窓で開いていればバレないとか、そういう問題ではありません。会社のパソコンやLAN、Wifiは「ログ」を取って管理されていることも多く、社員のPC利用状況は監視されていることが珍しくありません。個人のPCの履歴を削除しても、サーバーにはログが残っているので、業務中のアクセスだということはすぐにわかってしまいます。

また、ソーシャルメディアを始めとするネット上での言動もチェックされていることもよくある話です。そして、パソコンを使っていなくても、内勤の人は勤務時間中にスマートフォンを見ているだけで、上司先輩からの心証が悪くなることもあります。気をつけましょう。

起業準備に情熱が傾き始めると、退社時間が早くなる傾向があります。サービス残業や休日出勤、社内の飲み会などに参加したいという気持ちがなくなり、早く帰って週末起業に没頭したいという気持ちになります。ただ、急激な変化は、周囲から疑惑の目を向けられるきっかけになります。徐々に作戦を実行するか、よい言い訳を用意するなどして、自然に浸透させていきましょう。
 

2.あなたの周囲の人たちへの発言

起業準備の副作用にご用心

起業準備を実践すると「副作用」があります。それは、あなたの意識が「雇われ人」から「経営者」に変わっていくということです。日々の出来事を俯瞰して眺め、大局で物事を判断するようになると、小さなことで一喜一憂する周囲とのバランスが取れなくなってくることがあります。
 

経営者面していませんか?

あなたは、会社の同僚に対して「経営者面」してしまうことはありませんか?「ヅラ」と言うと悪いように聞こえますが、本来は「成長して立ち位置が変わった」のですから、素晴らしいことなのです。ですが、サラリーマン社会ではそうはいきません。
 

お酒の席が最も危険!

お酒の席で気を許した同僚や部下に、ついつい「実は、俺は会社をやっていて」「お前もやったらいいよ」「人生変わるぞ」なんて言ってしまったりすると、翌日には社内の全ての人が知ることになります。
 

取引先も要注意!

社内の人間だけでなく、社外の関係者も要注意です。あなたは取引先の人に、ついつい週末起業のことを話していませんか?見積りを依頼したり、提携を依頼したりなんてもっての外です。ちなみに私自身は、本業で使っていたチラシ印刷会社に、自身のセミナーチラシの印刷を依頼したところ、全役員の自宅に私の名刺のコピーと「これが新井氏の正体です」と書かれた手紙を郵送されました(実話)。
 

3.ブログ・ホームページのプロフィール

情報発信は大切だけど・・・

起業準備に限らず、事業を起こしたら情報発信が大切!しかも、顧客獲得には「自己開示」が欠かせないということで、多くの「自分も商品」とする事業主は、自叙伝的「経歴・物語プロフィール」を作ることになるのですが、それで会社に思い切りバレるというケースがよくあります。
 

ビジネスネームを使うべし!

まず、名前は公開しないのは当たり前。ビジネスネームを利用しましょう。BtoCであれば、お客さまには「運勢がよい名前にしてみましたww 銀行口座は本名ですのでよろしくお願いします!」と言ってしまえば、たいていは笑ってすまされるでしょう。BtoBの場合には、最初に事情を説明しておくようにしましょう。

ただし、ビジネスネームを使う場合には、BtoB、或いは、特定商取引法の対象とならない取引類型を選択する必要があります。例えばネットショップを開設する場合などは、個人事業主なら代表者の本名を、法人であれば代表者かWEB担当者の本名を開示しなくてはなりません。( http://www.no-trouble.go.jp/search/what/P0204001.html )

プロフィール写真は「似てない」似顔絵にしましょう。自己開示ができないという状況はビジネスでは大変不利に働きますが、それを受け入れた上で跳ね返すくらいの大量行動と高品質で勝負するしかありません。また、繰り返しますが、ブログの更新作業に会社のパソコンを使うこともご法度ですので、決してなさいませんようにお願いします。自分のブログを見ることも、アクセス数のチェックなどをすることも厳禁です。
 

4.フェイスブック・リンクトイン

 
社内のウワサ好きさんに注意!
 
ネットから起業準備がバレる事故で、最近最も多いのがfacebookからばれるパターンです。会社には「ヒマなの?」と思うような人がいる場合もあり、人の名前を検索しては情報をチェックし、噂を立てたり、ひどい場合には人事・総務に密告したりします。
 

自分の名前で検索してみよう
 
試しに名前を検索すると、あなたのフェイスブックやリンクトインのプロフィールが上位に出てきませんか?もし、そこに起業についてや独立志望であるような内容が書いてある場合には、すぐに修正をしておきましょう。

週末起業の活動に関しては、フェイスブックには一切書き込まないことが前提になります。もし、すでに書き込みをしてしまっている場合には、プライバシー設定で、「他の検索エンジンが自分のタイムラインにリンクするようにしますか?」のチェックを外します。名前バレが危険な人は、これは必ずやっておきたいところです。

さらに、フェイスブック内でも検索されないようにするには、プライバシー設定で、「メールアドレスまたは電話番号であなたを検索できる人」を「友達」または「友達の友達」に変更しておきます。既に会社関係者とつながってしまっている人は、それらの人を制限リストに入れておきましょう。被害を最小限にとどめることができます。
 

交友関係もチェックされる
 
また、あなたのいいね!しているページ、交友関係などもチェックされていることあります。フェイスブックでは、最初の設定では友達リストは公開されています。つまり、あなたがどのような友人、職業の人たちとつながりがあるのかが、わかってしまうのです。

友達リストは非公開にしておいた方が安全です。そのやり方は、まず、自分のタイムラインから、プロフィール写真の下にある「友達」をクリックし、友達の一覧ページを表示させます。右上辺りに「鉛筆マーク」ボタンがありますので、そこから「プライバシー設定を編集」を選択します。そこで公開範囲を設定します。自分のみが一番安全です。
 

タグ付けに注意!
 
また、起業準備中に怖いのが「タグ付け」機能です。自分が居てはいけない場所で写真を撮られて、勝手にタグ付け! 恐ろしいですよね。情報発信が癖になっている起業家は、その辺りの神経がマヒしている場合もあり、どんどん自分が一緒にいる人の写真を公開してしまうことがあります。

こちらも「タイムラインとタグ付け設定」から「他のユーザーによって追加されたタグやタグの提案の管理」⇒「ユーザーの投稿に他の人が追加したタグを、表示する前に確認しますか?」をオンにしておくことで、歯止めをかけることができます。

フェイスブックはインターフェイスも、設定のやり方もコロコロ変わりますので、とても怖いメディアですが、楽しく活用できることも事実です。賢く使いこなしましょう。
 

5.交友関係

同僚・旧友との距離感は一気に広げない

起業準備を始めると、サラリーマン同士の愚痴飲み会のような交友関係がつまらなくなってきます。刺激や学びが欲しくなり、知的好奇心を満たすために新しい出会いを求めて身体が動いていきます。よきパートナーと新しいビジネスの話をしている時の高揚感ったら、それはもう最高の気持ちよさです。

で、同僚や旧友との付き合いが悪くなるという反動が起こります。人のうわさ、悪口、愚痴、足の引っ張り合い、無気力、平凡な日常、そんなものを退屈と感じるようになるのです。ですが、いきなり縁を切るようなことをするのはやめましょう。徐々に徐々に、距離を開けていけばよいのです。だんだん話が合わなくなりますので、自然に開いていくでしょう。
 

人に勧めない

起業は人に勧めるものでもなく、勧められてやるものでもありません。自分でやりたいことがある、自分で表現したいことがある、自分でつかみたい夢がある、そんな人が「自らの手と足で」実行するものです。人に勧めるなんて、余計なお世話というものです。
 

6.セルフイメージは柔軟にアップダウンさせる

会社では目立たず・・が習慣化しないようにする

アフターファイブ、週末は経営者。月曜からはサラリーマン。セルフイメージのギャップを埋めるための自己管理、平常心のコントロールは、実に難しいものがあります。自分を圧し殺して、用意された小さなスキマに自分をはめ込まなくてはならない。そんな感覚に悩まされることもあるでしょう。

だからと言って、日常的にセルフイメージを小さくし、「どうせできない」「それは難しい」などと言い続けていると、本当に「全く行動が起こせない人間」に仕上がってしまいます。この辺りのバランス調整は週末起業家のひとつの試練となります。一般的なサラリーマン社会では出る杭は打たれるどころか、総攻撃を食らって圧し折られるので、許された範囲以上の自己主張をすることはできません。しかしその姿のままでは、起業家の中では生きていくことができないのです。

サラリーマンである以上、セルフイメージを高くし過ぎていると「天然」「威張っている」「自信満々」「自分大好き人間」などとあらぬ評価を受けることもあり、無茶は出来ません。ですが、起業家としての意識が低い状態に慣れてしまうことは怖いことです。私もしばらく起業家活動から遠ざかると、会う人から、「・・・。新井さんってこんな人だったっけ?前とずいぶん印象違うけど。。」と言われてハッとすることがあります。(過去に何度も言われたことがあります。) 連休などでしばらくの期間、起業家として行動し、心身が完全に起業家モードに切り替わっている時にお話しした人に、会社員として「起業家スイッチオフ状態」でお会いすると、とてつもない違和感を持たれてしまうのです。これははっきり言ってよくないことです。

会社では普通に振る舞う、組織人として会社の仕事をこなし、企業に与えられたミッションに忠実に、着実に結果を出す。しかし、自らのパッションをベースとし、自ら決めたミッションを追求する起業家マインド、スピリットを忘れないように、起業家スイッチを入れる時間を作ることも心がけてください。
 

7.法人としてビジネスをする場合の注意点

個人としてビジネスをする場合の留意点として、住民税を「普通徴収」で申告をすることは常識として知られていると思います。法人化する場合には、登記簿謄本を調べられたたら危険であること、2ヶ所から給与所得を受け取ると確実に本業の会社にばれてしまうことなどに注意し、税理士さんとよく相談をしながら経営をしてください。
 

最後に・・・ クレバーになれ!

会社の就業規則を、こっそりと確認しましょう。堂々と調べていると「辞めるのか?」「何かあったのか?」などと言われてしまいますので、あくまでもこっそりと。そして、副業禁止規定が書かれているのかどうか、確認をしておきましょう。書かれている場合には、できる限りの対策をしておきましょう。また、申告をすればよい場合も、正直に申告すればよいものか、空気を読んで言葉を選ぶようにしましょう。基本的にはよい印象を持たれないものだということを認識し、慎重に行いましょう。

会社に絶対に知られたら困るという人で、起業準備をこれから始める人は、顔と名前を出さなくてもよい活動から始めるようにしましょう。いつか環境が整ったら、その学びや生かせる部分のインフラを使って、本格的に立ち上げればよいのですから、それからでも全く遅くはありません。成功するまで余計な邪魔が入らないように、計画的にクレバーに起業準備を楽しんでいきましょう!
 



アイデア

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