記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
電子書籍を出版したく、執筆に取り組んでいます。自信のない男性が、如何にモテるようになれるかを書こうとしています。
およそ2万文字くらいは書こうと思い、書き始めたのですが、全く書けません。元々苦手なのですが、他の方はどのように数万文字という長さの文章を書いているのでしょうか?
● 回答
長文を書く方法ということですが、無駄に長い文章を書くというよりも、内容を充実させる方向が良いですね。
最初に大見出し、中見出し、小見出しを作り、後から文章を書いていきましょう。その中で、事例、体験談をたくさん書き出すことで、ボリュームは増やすことができます。
ただノウハウを書くだけでは、どうしても短くなりますね。と言いますか、ノウハウなどは、逆に端的に短く書いて、図説や表を使った方が伝わり易いです。事例や体験談を、細かく具体的に書いていくことで、長くすることができます。
文章を長くすると、どうしても話が広がり、焦点、要点がぼやけてきます。ですので、きちんと対象読者、できれば実在の一人の人をイメージしながら、まっすぐに書いていきましょう。
また、私も著書内でよく使っていますが、敢えて反論意見を書いて、それに答えていくやり方をしています。
「『そんなこと言ったって、時間もないしできないよ!』と思われた方もいらっしゃるかもしれません。そんな時には・・・」のような書き方ですね。
電子書籍の書き方の基本は、こちらのページがわかり易いです。ぜひご一読を。(参考:書く旅「簡単!電子出版:電子書籍の作り方を解説(タイプ別)」)
ChatGPTを使ってもいい!
今話題の人工知能チャットボット〝ChatGPT〟も、文章の土台を作るのに便利なツールです。そのまま使うにはまだ怪しく、修正が必要ですが、見出しを作ってもらったり、ゼロイチの案を出してもらうには大変便利なので活用してみましょう。
以下のような文章が生成可能です。
長い文章を書くのが苦手ということですね。文章を書くときには、いくつかのポイントに注意すると良いでしょう。
1.アウトラインを作る
アウトラインを作ってから文章を書くと、構成が明確になり、長い文章を書くのもスムーズになります。アウトラインは、書きたいことを箇条書きにしたもので、段落の構成や流れを整理するのに役立ちます。
2.アイデアを整理する
文章を書く前に、書きたいことを整理しましょう。書きたいことがまとまっていないと、長い文章を書くのは難しいです。アイデアを整理するためには、メモを取ったり、ブレインストーミングを行ったりすると良いでしょう。
3.構成を考える
長い文章を書く場合は、構成が大切です。構成がしっかりしていると、読み手にとっても読みやすく、伝えたいことがスムーズに伝わります。文章の構成には、序論・本論・結論などの基本的な構成がありますが、その他にも自分に合った構成を考えると良いでしょう。
4.文章を書く練習をする
文章を書くのが苦手な場合は、書く練習をすると良いでしょう。毎日少しずつでも良いので、文章を書く練習をすることで、徐々に書くスキルを向上させることができます。
以上が、長い文章を書くためのポイントです。アウトラインを作って、アイデアを整理し、構成を考え、文章を書く練習をすることで、長い文章をスムーズに書くことができるようになるでしょう。
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起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。
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