スマホ副業にはiPhoneとAndroidどちらが便利でしょうか?

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

副業を始めるにあたり、スマホを買い替えようと思っています。

スマホで副業をすることを考える場合、iPhoneとAndroidどっちが良いでしょうか?
 

起業前質問集
 

● 回答

スマホで副業するならiPhoneとAndroidどっちが良いか? 改めて質問されると、中々悩ましいですね。

今は、スマホ一台あれば副業できるようになりましたが、何をするのかによってiPhoneとAndroidのどっちが良いのか、或いは、iPadのように少し大きめの方が良いのかは異なりそうです。

購入する前に、iPhoneとAndroidのどちらを選ぶべきか、ふたつのスマホの違いやメリットとデメリットを考えてみましょう。
 

ポイント iPhoneとAndroidの違いとは?

スマホで副業するならiPhoneとAndroidどっちが良い?

学生
 

当然ながら、iPhoneもAndroidもスマホですので、アプリを使ったり、電話をしたり、一般的な機能に大きな差はありません。違いは、Appleが開発から販売まで行っているスマホがiPhoneであり、AndroidはGoogle社が開発したソフトを搭載したスマホということです。

iPhoneを販売しているAppleは、今でこそiPhoneやApple Watch、iPodなど一般ユーザー向けの商品がたくさんありますが、今から20年ほど前は「絵を描く人はMac」と言われるほどクリエイター向けの印象が強いものでした。今でもiPhoneはカメラ機能が優れていて、本体のデザインやアクセサリーも高いデザイン性があります。
 

スマホ
 

一方のAndroidは、シャープやソニーのみならず、韓国や中国企業など、多くの企業が開発販売しています。そのため価格競争もあり、iPhoneよりも本体価格が安い傾向があります。OSを最新の状態で使える期間は2年程度とiPhoneに比べると短いですが、ダウンロードできるアプリの種類はiPhoneよりもたくさんあります。

iPhoneとAndroidの違いを実感する人は、スマホのさまざまな機能を使いこなせる人でしょう。基本機能には差はありませんので、好みの差が大きいのかもしれません。
 

ポイント 副業にiPhoneを使うメリットとデメリット

スマホで副業するならiPhoneとAndroidどっちが良い?

iPhone
 

メリット:セキュリティの高さ

副業にiPhoneを使う一番のメリットは、セキュリティの高さです。副業といえどもビジネスはビジネスであり、個人情報や顧客情報がスマホから漏れ出てしまうようなことがあれば信用問題です。特に顧客情報をスマホで管理する必要がある副業の人は、セキュリティの高さはスマホを選ぶ大切なポイントです。

iPhoneのセキュリティは、独自の基準があります。特にアプリについては、公開審査が行われています。また、顔認証の精度が高く、マスクをしていると逆に不便を感じることもあります。急ぐときには面倒くさいくらいですが、その方が安心ですよね。
 

メリット:アクセサリーの充実度

スマホにはカバーやケースなどのアクセサリーがあります。iPhoneは、こだわりのあるユーザーが多いためか、アクセサリーの種類も充実しています。副業として使うスマホなら、Apple Watchと連動させておけば、仕事中にちょっとメールチェック・・・もできるかも!?
 

スマホ
 

メリット:使い方がわかりやすい

スマホユーザーの60%程度はiPhoneを使っていると言われています。

日本国内スマートフォン(スマホ)・シェアランキング(2021年6月)

順位 キャリア 機種名 ニックネーム メーカー シェア率
1 iPhone Apple 56.75%
2 docomo F-01L らくらくスマートフォン me FUJITSU 1.16%
3 au KYV43 BASIO3 KYOCERA 1.10%
4 docomo SH-02M AQUOS sense3 SHARP 0.93%
5 au KYV47 BASIO4 KYOCERA 0.83%
6 docomo SH-01K AQUOS sense SHARP 0.76%
7 au SHV43 AQUOS sense2 SHARP 0.72%
8 docomo SH-01L AQUOS sense2 SHARP 0.68%
9 docomo Pixel 3a Google 0.67%
10 docomo SO-41A Xperia 10 II SONY 0.60%

 
データ:ウェブレッジ「スマートフォン・シェアランキングTOP10」 より引用

プライベートでiPhoneを使っている人は、副業でも同じiPhoneを使うことで、色々と便利なことが多いと思います。操作に詳しい人がたくさんいることもメリットのひとつです。
 

デメリット:本体価格が高い

デメリットは本体価格がAndroidよりも高いことです。副業を始めるときには、できるだけ初期費用を抑える必要がありますので、新しく買うとなると、iPhoneの上位モデルは10万円以上もしますから、初期投資としてはちょっと高いですね。
 

ポイント 副業にAndroidを使うメリットとデメリット

スマホで副業するならiPhoneとAndroidどっちが良い?

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メリット:本体価格が安い

Androidは、様々なメーカーから発売されているため、好みのメーカーの商品を選ぶことができます。また、価格帯も幅広く予算に見合った機種を選べるメリットがあります。AndroidはiPhoneよりもアクセサリーの種類が少ないですが、業務用と割り切ればアクセサリーにお金をかけることもないでしょう。経費節約です!
 

メリット:SDカードが使える

SDカードとは、メモリーカードのことです。クラウドに保存すれば済む話ではありますが、ローカルにも画像や資料の大容量データを保存することができます。iPhoneにはSDカードを挿入する箇所がありません。「データは別にして持ち歩きたい」「データ保存容量を増やしたい」という人には、SDカードを本体に入れられることはAndroidのメリットでしょう。iPhoneは、SDカード挿入ができないため、はじめに最大容量を決めてから本体を買うことになります。容量が大きいほど良いのですが、価格も高くなります。
 

メリット:折り畳みモデルが出てきた

Androidには折り畳みのモデルもあります。iPhoneがどんどん大きくなっていく中で、大きくても小さくなるモデルはポケットに忍ばせておくのに便利です。耐久性や防水性が少し心配でしたが、最新機種ではIPX8等級の防水性能があり、心配なさそうです。ちなみにAndroidの方が防水性能が高そうなイメージがありましたが、iPhoneも差はありません。
 

ポイント iPhoneかAndroidか迷ったときの選択ポイント

スマホで副業するならiPhoneとAndroidどっちが良い?

スマホ
 

iPhoneとAndroidの違い、そしてメリットとデメリットを紹介しましたが、初期投資としては小さくないため、まだ迷ってしまうのではないでしょうか? 選択の最大のポイントは何でしょうか?
 

初期投資を抑えたいならAndroid

スマホでどんな副業をするのかにもよりますが、まだ何をするのかはっきりしない場合や先の拡張性を考えると、Androidの方が良いかもしれません。iPhoneの上位モデルはカメラも充実していて画面もきれいですが、多くの場合、そんな機能は使いこなしていないでしょう。

最初は本体価格が安いAndroidから初めて、必要に応じてiPhoneに切り替えても良いのではないでしょうか? また、副業によっては複数台のスマホを使うこともあります。多くのスマホを購入するならば、本体価格が安いAndroidを先に買って、後からiPhoneを買い足す方が合理的でしょう。
 

画像や映像をメインにした副業ならiPhone

スマホで副業する人の中には、撮影した写真やデザインを扱う人も多いと思います。画像の美しさや発色の良さがビジネスの成功を左右することもあります。そんな時にはiPhoneが良いのかもしれません。動画編集もiMovieは簡単で使いやすいです。本体価格は高くなりますが、その分、商品や作品の良さを伝えることができるでしょう。
 

副業で関係する相手がiPhoneユーザーならiPhone

副業で使うスマホを選ぶとき、周りの人と同じものを選ぶ方法もあります。メインの取引先と同じものを使えば、データを共有しやすくなったり、一緒に使えるアプリがあったりと便利でしょう。また、機種変更をする時も、Apple製品なら驚くほど簡単にセットアップすることができますので、ビジネスに影響がでません。
 

ポイント おわりに

スマホで副業するならiPhoneとAndroidどっちが良い?

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スマホ副業には、iPhoneとAndroid、どちらが良いのかについて考えてみました。

ちなみに私は、Andorid1台、Androidのタブレット3台、ガラホ(ガラケー形状のAndroid)1台、iPhone1台、iPad3台を使い分けています。とても便利です。あなたの副業ライフに合わせた機種と台数を考えてみましょう。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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