サラリーマンのまま始める起業準備を成功させる方法

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

サラリーマンがいつか起業をしたいと思い、その準備を始めるとき「まずは副業から始めたい」と考えることが多くなりました。

30代~40代にもなれば住宅や教育を始めとして出費は増える一方です。両親や自分たちの老後についても考えなければならず、お金はいくらあっても足りません。

大企業に勤めていれば福利厚生もあり、退職金も手厚く、老後もある程度の安心がありますが、零細企業にお勤めの方や派遣やアルバイト、厚生年金に加入していない方の場合には、将来への不安は膨らむ一方でしょう。
 

自宅
 

サラリーマンもOLさんも、このまま黙って働いているだけでは幸せにはなれません。そのこと自体には、多くの人が気づき始めています。ですが、転職をしても、多くのケースでは給料も労働条件も悪くなる一方。かと言って、起業なんて簡単にできるもんじゃない。

だったらサラリーマンのままリッチになってやろうと、株やFXを始めてみるものの、小さく儲けて大きく損をするばかり。。アフィリエイトはちっとも儲からず。それでは確実性重視ということで、アルバイトやUber Eatsを始めてみたものの、労働時間ばかりが増えて大した収入にならず疲れ果ててしまう。。。

収入を増やそうとあがけばあがくほど、サラリーマンは追い込まれていきます。副業で大成功しているサラリーマンなど、そうたくさんはいないのです。氾濫している成功ブログや、年収7桁達成などというTwitterアカウントにはウソも多く、そのようなことを書くことで人を引き寄せ、自分の商品を売る(ネットワークに入れる)などの目的を持っているものも多く存在しています。
 

ポイント なぜサラリーマンの起業準備はうまくいかないのか?

サラリーマンの起業準備を成功させる方法

仕事
 

サラリーマンの場合、時間の自由がなく、起業準備に時間をかけられないということが最大のネックでしょう。一日8時間、通勤や準備の時間を入れれば10時間以上は、私たちは本業の仕事に対して時間を使わなければなりません。

10時間と言えば、毎日の半分に迫る時間です。睡眠時間を除いてアクティブな時間だけを考えれば半分以上になるわけですから、私たちは日頃いかに仕事に多くの時間を使わなければならないのかがよくわかります。その中でさらに起業準備をしようとするならば、それがいかに負担になるかは考えるまでもないことです。

さらに、ビジネスの選び方にも問題がある場合があります。時間の切り売り仕事をすると、上述のようにただでさえ少ない自分の時間を、また誰かのために使わなければならなくなります。

これは、あまりお勧めできる姿ではありません。精神的にも負担が大きいですし、仮にとても楽しい仕事ができていたとしても、肉体的な疲労は蓄積されていってしまうのではないでしょうか? アフィリエイトなども労力の割に成果が上がりにくいものだと思いますし、そもそも起業準備と言えるかどうか・・・。
 

絶望
 

そして、サラリーマンは本業での評価が全てです。収入源が一つなのですから、仕方がありません。取引先が1社しかない状態と同じなのです。その1社に嫌われてしまう行動はリスクが伴うと考えるのが当然です。サラリーマンはそれ故、保守的になり、大胆な行動が取れずにいます。

もっと自由に自分のやりたいことをやれば自分の能力が発揮され、より社会に求められる生き方ができるはずなのですが、サラリーマンはそのリスクを取ることができないのです。「バレたらどうしよう?」というメンタルブロックが働くのです。

また、多くのサラリーマンにとって、仕事は「会社がくれるもの」です。営業パーソンであったとしても、会社の看板や商品があるが故に、仕事がやってくるのです。本当の意味で「自分で仕事を取る」ということについては、多くのサラリーマンは未経験です。多くの人が起業に挫折してしまうのは、この圧倒的な経験不足も原因のひとつです。
 

ポイント だからといってサラリーマンが起業準備をしないとどうなるのか?

サラリーマンの起業準備を成功させる方法

人のせいにする
 

では、サラリーマンにとって起業準備が難しいからといって、このまま何もしなければどのようなことが起こるでしょうか? この先延々と続く負担増。社会保険や消費税、物価の上昇など私たちには「今より豊かになる要素」がほとんどありません。仮に2%のベースアップがあったとしても、あなたの給料は現状維持ということになります。なぜならば、国が物価上昇率2%を目標にしているからです。

本業のベースアップに、この先のすべての命運を握られているという状態は、決して望ましいことではありません。大企業でベースアップが早々に実現される会社はまだよい方です。中小企業に関しては、給料が上昇してサラリーマンが豊かさを享受できるようになるのか、このコロナ禍では簡単ではありません。

起業準備のための活動を禁止されているまま、この先もずっと本業1つだけを仕事とし生きていかなければならないのだとしたら、サラリーマンの未来はとても暗いものになるでしょう。かといって、企業が「起業準備のための副業的な動きを許せばサラリーマンが幸せになれるのか?」と言えば・・・。
 


 

繰り返しになりますが、起業準備は時間と労力を消費します。普通のサラリーマンには、実はとてもハードルが高いものなのです。諦めて何もしないこともリスク、何かをすることもリスク。それがサラリーマンなのです。

あなたはどうしますか? 起業準備をしますか? しませんか? したいけど・・・辺りが本音なのではないでしょうか。するのもリスク、しないのもリスク、だったらやったほうが得だと思いませんか?

ただし、いいかげんな知識と行動で時間を浪費してしまうのではなく、より可能性の高い方法でやった方がよいと思います。そして何よりも大切なことは「成功すればするほど楽になる」ビジネスモデルを最初から選択することです。

成功すると忙しくなり、時間が足りなくなって本業に影響が出る仕事に手を出すことは、サラリーマンにとって最悪の選択です。サラリーマンの起業準備は時間をかけてもよいのですが、

  • いつやってもよいということ
  • どこでやってもよいということ
  • そして売上げが発生するときに自分がそこになくてもよいということ

この3つを押さえておくことがとても重要なのです。
 

ポイント どうすればサラリーマンの起業準備は成功するのか?

サラリーマンの起業準備を成功させる方法

個人
 

サラリーマンが起業準備で成功するためには、「時間の切り売りをしないこと」を意識しなければなりません。会社が終わった後、アルバイトをするなどもってのほかです。自分の体力を消耗し、有限の資源である人生という時間をどんどん消費していってしまいます。

時間の切り売りには限界があります。手元に残るお金はわずかなものです。

では、時間の切り売りをしないサラリーマンの起業準備とは一体何でしょうか?

私たちは「あなたの資産」を増やすことに解決策があると考えています。資産とは、預貯金や、株や不動産など「収入を生みだす」あなたのリソースです。サラリーマンの収入は「労働時間×時間単価」のかけ合わせで生まれるものですが、資産が生み出す収入は全く性質が異なります。資産は、あなたが寝ている間にも収入を生み出すのです。
 

データ
 

ですが、一般的なサラリーマンの収入では大きな資産は持つことはできないでしょう。収入が十分でないうちはリスクも取ることもできません。

多くのサラリーマンは、所有していると「支出」が増える、持ち家や車のローンといった「負債」を抱えています。これ以上、負債を増やすこともできません。投資をする余力がないのです。ビジネスは投資とリターンで成り立っている関係から言えば、投資ができない環境にいるサラリーマンは、リターンを得ることもできないというわけです。

そこで私たちは、サラリーマンの起業準備として「情報発信のためのメディア」を持っていただくことをお勧めしています。お金を投資することができない場合、ある程度の「時間」を投資します。まず、私たちのノウハウに基づき、あなたの好きなこと、得意なこと、需要のあることでビジネスを構築します。そして、情報発信を行います。このホームページのように、情報を発信していただいて人を集めていくのです。
 

このメディアは、まさに「あなたの資産」となります。
 

最初はビジネスを生み出したり、ブログを書いたりと、何かと時間と労力が必要になります。ですが、何もせずお金が手に入るなどありえないことです。世の中には、そのようなことを謳う怪しいビジネスもたくさんありますが、私たちはそういうものは信じません。自分と向き合い、商品を生み出し、情報を発信する。起業準備はそこからスタートします。
 

資格
 

「自分には発信することなんかない」多くの人がそうおっしゃいます。ですがそんな事はありません。どんな人にもあるものです。それにあなたは気づいていないか、探し方がわからないのか、考えたこともないので脳の筋肉がそのように動かないというだけのことです。

筋トレをすれば、重たいものが持てるようになるように、自分の才能や得意なことの発見、それを情報化していく作業は、しばらく練習すれば誰にでもできるようになるのです。

サラリーマンとして起業準備を成功させるには、以下の5つのことが大切です。

  1. あなたの好きなこと、得意なことをベースに商品を考える。
  2. 商品を作る。
  3. メディアで発信する。
  4. 会社員の間は、テストを繰り返す。
  5. 会社を辞めたら、本格的に拡販をする。

あなたも、試してみませんか?


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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