【起業準備】サラリーマン・会社員だからこそできることがあります!

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

私は23歳の時、サラリーマンのままビジネスを始めました。とは言っても、最初は趣味が高じた「お小遣い稼ぎ」程度のことでした。

それから長い間、サラリーマンとしてお勤めをしながら、いわゆる二足のわらじの会社員としての人生を過ごしました。
 

起業セミナー
 

「23歳? 随分と早いですね!」「サラリーマンを続けながらですか!?」「独立したのはいつなのですか?」

たくさんの方からそんなことを訊かれます。それだけ特殊な人生だったのかなぁ、なんて思います。

サラリーマン時代、その後の役員時代は、実はとっても苦しかったのですが、今は毎日楽しく生活をしています。自分で自分の仕事を作る毎日が、こんなにも楽しいものなのかということを味わい尽くしています。
 

ポイント でも、簡単ではありませんでしたよ!

サラリーマンに向いている起業準備

起業準備
 

でも、正直言って、起業は大変です。時間もお金もかかります。勉強にもビジネスを立ち上げるのにも、お金がとにかくかかります。貯金も減りますよ(笑)無駄なことも、回り道も、たくさんあったと思います。

実際、やってみないと分からない事ばかりですから、とにかくやってみる。でも、全てが上手くいくことはないですからね。

私は週末起業の支援をずっとやってきて、いわゆる副業とか起業準備についてのプロなわけですが、それでも自分のことになるとわからなくなることもありました。23年経った今になってようやく「会社員がやるべき起業準備」を語れるレベルになったかなぁなんて思います。

起業準備には成功法則があります。私がかつてコンサルティングをしてきた起業塾の先生たちもそれで成功していますし、それをまた彼らの後輩たちに教えています。私がかつて所属していた起業支援団体でもそのことを教えていますので、その正しさは実証済みです。
 

ポイント 起業失敗事例にたくさんのヒントがある

サラリーマンに向いている起業準備

失敗
 

私は、成功事例も見てきている反面、失敗事例もたくさん見てきています。今日はそんなブラックな部分(笑)をちょっとご紹介してみたいと思います。

私の身近にはサラリーマンに戻った起業家もいます。そうなってしまった理由は、一体何なのか? 或いは、そもそも起業までたどり着けなかった理由は何なのでしょうか? 
 

この資格(●●認定××)を取ったら起業します!

「資格=仕事」と考えてしまう人は実にたくさんいます。「名刺に書いて信用を得る」「説得力がでる」「知識を得られる」と考えるわけです。

確かにそうかもしれませんが、、、んー、正確に言えばそうではありません。その資格取得にかかる費用と時間、そして、認定になった後、あなたは「●●認定××の人」という平均点の人になってしまうという事実。

もちろん、起業が全てではないでしょうし、無駄とは言いませんが、起業したいのなら他にやることがあるのです。
 

人脈を増やして起業します!

起業は人脈! これもたくさんの人が陥るトラップです。そうです。人脈は大切です。ですが、よくあるパターンとして「起業準備中!」「週末起業修行中」なんて名刺を持って、交流会で配っていたりするんです。名刺を作ろう!とセミナーで言われたからと・・・。

んーーーー、これも違いますよね。。「私はカモです。売り込んでください!」と言っているようなものです。それに、良質な人脈は「私には何もないです」なんて言っている人のところにはついてきません。強烈な個性、軸、体験のあるところに、人は引き寄せられるのですから。

顔の思い出せない名刺の束。知らない人ばかりのフェイスブックのタイムライン。もちろん、完全否定はしませんが。。
 

あの先生はこう言っていましたけど?

起業準備を「学ぶ」ために、あちこちの低価格セミナーに出席する人がいます。業界用語で「チェリーピッカー」と呼ばれる人で、都合のよい、やれそうな部分だけをつまみ食いしているのです。

そして、そのセミナーで質問します。「あの先生は、パスタは塩が命だと言いましたが、あなたは水が命だと言います。なぜですか?」といった類の。結局仕上がるものは、いろいろな料理を混ぜ合わせた、まずい残飯です。

そして、たくさんの人からごちゃまぜの影響を受けているためか、毎回会うたびに言っていることが変わっています。軸がブレブレです。さらに、参加者同士での懇親会などで「あなたには●●が向いているのでは?」「これはどうだ?」とやり取りをして、さらに軸がぶれ続けていきます。

素人同士で夢トーク。確かに楽しそうですが「起業できるかどうか?」で考えた場合、一体どうなのでしょう?


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全11冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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