どのような肩書をつければ、人から信用され、覚えてもらいやすいのでしょうか?

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

私は、経営コンサルタントとして独立したく準備しています。

コンサルタントには肩書きが必要だと思うのですが、私はMBAや中小企業診断士といった資格を何も持っていません。

どのような肩書をつければ、人から信用され、覚えてもらいやすいのでしょうか?
 

起業前質問集
 

● 回答

まず、コンサルタントは資格ビジネスではありませんから、実績で勝負しましょう!

肩書きをつける時は、以下の4つの視点で考えて付けます。

  1. 誰のための
  2. どのような(手法・ノウハウ)サービス
  3. 提供できる価値は何で
  4. どんな機能があるのか

です。

たとえば、起業18の会員さんの事例では、「40代からの親介護『高齢者お出かけ』サポーター」ちょっと長いですが、こんな感じになりますね。

「高齢者お出かけ」サポーターだけでもよいのですが、もう少し掘り下げて「40代からの親介護」と説明することで、誰のためのサービスなのかが明確になり、インパクトが増します。

大切なのはお客様から見た時にどう感じるのかです。

40代で親の介護と仕事で悩んでいる人から見たら「あ、私のことだ」と思うでしょう? 「高齢者お出かけ」サポーターだけでは、その感情は湧いてきません。

お出かけに縛られず、今後の展開を大きく構えたいのなら「高齢者お出かけ」の部分をもう少し広く取ってもいいでしょうね。
 

名刺交換
 

ターゲットと想定している層の40代が、どのような悩みや問題点を感じているのかを洗い出してみましょう。

  • 時間が取れない
  • 疲れた
  • 仕事との両立がつらい
  • 料理を作って欲しい
  • 要介護度が低くて行政に依頼できない

などたくさんの要望があるはずです。その人に「行政ではできないことは私がやりますよ」と魅力的な言葉で教えてあげればいいのです。

もう一つ忘れてはいけないのは、検索対策です。行政に頼めない小さなこと、でも自分でやるには限界があること、そんなことを調べている人もいるでしょう。

魅力と検索、両方を意識した肩書きをつけてください。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全11冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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