起業と聞いてすぐに「難しい」と思ってしまうなら

起業18の新井です。起業18に参加される方の、およそ7割は、「起業してみたいけれど、何をしたらよいのかわからない」という方、および、「何となくやりたいことはあっても、それをするためにどうすればよいのかが、さっぱりわからない」という方です。
 

本当に難しい
 

そんな方が思ってしまいがちなこと、それは、「起業って難しい」ということ(=勘違い)です。今日は、その大いなる勘違いについて、書いてみようと思います。
 

ポイント 私が出会った起業した人の特徴は?

起業と聞いてすぐに「難しい」と思ってしまうなら、まずは考えてみて

実際に個人から起業して、現在まで継続している方は、私の身の回りに何十人といます。一人型で圧倒的な利益を稼ぎだしている人もいれば、数百人規模の従業員を持ち、事業体として成立させている社長もいらっしゃいます。

いつもの話になりますが、私は「一人型」でよいと思っています。社員をたくさん抱えてやりたいと思う人もいるとは思いますが、身軽さ、リスク、いろいろ考えると、一人型で大きく稼ぐ方がよいと思うのです。これは価値観によりますが。

私の周りで成功している起業家の特徴としては、以下のようなことが挙げられます。
 

  • サラリーマン経験者
  • 自分のやりたいことをやっている
  • 事業規模は小さめで高利益率体質

 

「サラリーマン経験者」とは、要するに単純なことで、普通の一般的な人だということです。特別な存在では決してなく、普通に就職し、集団の中で嫌な思いもし、我慢を覚え、頑張ってきたということです。ただ、人生の大半を会社員として、第三者に委ねてしまうことを嫌い、自立の道に進んだ。それだけのことなのです。

思考論理は単純で、「自分で決めたい」が一番にあることが多く、次いで、「家族との時間を大切にしたい」など、真の幸せを追求したいという想いが強い人が多いですね。これは私自身も同じです。私も、自由に、自分の人生は自分で決めたい。そして、家族を大切にしたいという想いが強いです。

会社には必ず事業目的があります。簡単な話、最初に「どこへ行きたいか?」という目標があるのです。飛行機のようなものです。私たちは、目的地、航空会社を選ぶことはできますが、一度乗ってしまえば、自分ではどうにもできません。身を委ねて座っているしかないのです。それがサラリーマン人生(に近い)の感覚です。起業した人は、そうした毎日に「NO!」と言った人です。小さくても、自分の飛行機を飛ばすのだと。

その人たちは、特殊な人でしょうか? あなたも「NO!」と言いたいことがあるのでは? 或いは、叶えたい夢があるのでは? 普通のことですよね。ただ、実際にやれるかどうかだけ。実際にやるには、どうしても気になるのは「リスク」ですよね。でも逆に言えば、リスクさえ管理できれば、できるということですよね。
 

ポイント 起業を夢見て、失敗している例は?

起業と聞いてすぐに「難しい」と思ってしまうなら、まずは考えてみて

危険
 

これも私個人の周りにいた人で、例があります。早期退社制度で会社を辞め、退職金を元手に事業を興した人で、後に失敗し、契約社員や派遣社員になった人を幾人か知っています。この人たちにも2つ大きな特徴があります。
 

  • 観念的・概念的
  • 独り善がり
  • 先行投資感覚がない

 

「観念的・概念的」に関しては、自己啓発ズレとでも言いましょうか、行き過ぎているところがあったという意味です。確かに、夢を追うこと、ポジティブに、など、大切なことはたくさんあります。しかしながら、修行僧のようにそのようなことばかり言い続けているのも、起業家としては危うい感じでした。

また、自分の商品に惚れ込みすぎていて、顧客のことを考えていない方もいらっしゃいました。生産者の想いばかりを語ってしまい、肝心な商品を買ってくれる人に対する配慮が一切ないのです。全て自分の想いだけ、それでは全く売れずに閉店するのも、時間の問題でした。

先行投資感覚がないというのは、非常に端的に言えば、巷の会社員と全く同じです。税金まで支払った手取りからお金を使い、残りを貯金する。その感覚のままでは、事業を成長させることはできません。確かに、需要もあるのか不明な状態で、大きなお金を投資することはできません。だからこそ、小さく始めるのです。

逆のパターンで、いきなり直感で大きなお金を投資してしまう人もいます。殆どの場合、秒速で惨敗してしまいますね。。
 

ポイント どうやって起業するかを準備する必要はあるのか?

起業と聞いてすぐに「難しい」と思ってしまうなら、まずは考えてみて

ナンバーワン
 

「起業するのは大変だ」「独立して食べていくのは難しい」そう言う人は巷には多いでしょう。そう考えてしまうのは、やはり「経験不足」と言いますか、多くの人にとって初めてのことでしょうから、ある意味では当然です。だからこそ、会社員のまま始めるのがベストなのですよね! まさに、どうやって起業するのかを準備することからなのです。

フェイスブックやツイッターを見ていても、多くの人が「もっと収入を増やしたい」と考えていることがわかります。はっきり口に出す人は少ないですが、これは永遠のテーマなのかもしれません。今日現在は好景気と言ってよい感じではありますが、不景気になれば、その想いを持つ人はもっと増えるのでしょう。

では、そうした想いがあるとして、ではどうやってやる? と具体的な計画を尋ねても、最も肝心な「やりたいこと」がわかっている人は極端に少なくなります。たとえば、昔、「マネーの虎」というテレビ番組がありました。可能性のあるアイデアに、事業者が資金を提供するというものですが、今現在、起業したいと思っている人で、あそこまできちんと資本家の前でプレゼンができる人は、とても少ないだろうと思います。

だからこそ、まずはプレゼンをするかどうかは別としても、どのようなことで起業し、事業を継続させていくのか、そこはきちんと準備(実践しながら)しておく必要があるのです。その準備の準備、最初の一歩は、会社に勤めながらでも可能だということなのです。

ちなみに、この番組で資金提供をしたお金持ちのうちの数名は、自身の事業を失敗し、倒産しています。一方で、資金提供を受けた人の中には、大半は上手くいっていないと思いますが、一部、地道に事業を継続している人もいるようです。資金提供側は、「大きくしようとし過ぎた」、受けとった側で失敗した人は、「運がなかった」ということなのでしょう。事業計画らしきものがきちんと提示されることは(放送上は)あまりなく、情熱と現金で動いていたように見えていましたが、その結果がこれです。

起業しようと思うのなら、まずは計画をしっかりと立てることです。そして、その計画を信用せず、きちんと安全対策を取りながら試す。これに尽きると思います。お金がいくらあっても、やったこともないことが上手くいくとは限りません。計画して、やってみる。そこから学ぶことがどれだけ大きいかを知ってください。
 

ポイント 起業が難しいと考える理由とは?

起業と聞いてすぐに「難しい」と思ってしまうなら、まずは考えてみて

女性の自立
 

結局、不確定な未来への不安が原因です。会社員を辞めれば不満はなくなるでしょう。ですが、不安は大きくなるでしょう。夢があればその不安は消えていきます。ですが、夢はキャッシュを運んでくれないことが多いのです。

2016年9月6日付けの日本経済新聞(静岡版)では、「県内で複数の自治体が相次ぎ女性の創業支援に力を入れ始めた」と報道しています。静岡に限らず、世の中は起業ブームでもあります。不安もあるけれど、やってみたい人は増えているのですね。

市町の担当者から軒並み聞かれるのは、子育てママたちの意欲の高さに驚く声だ。サラリーマンの男性にとってもハードルの高い起業を、育児や家事を抱えた女性が、という意外感だろう。先週末の3日、沼津市で開催したセミナーでは50人の見込みを大きく上回る90人が集まった。創業間もない人を含む、意欲ある女性たちだ。8月に小山町で開いたランチ会では40人強の参加者の5割が起業に関心を持っていたという。結婚や出産を機に、キャリアを絶って仕事から遠のいてしまうケースが多いようだ。自身も2子を育てながら事業を手掛け、講師を務める寺田望さんは「アイデアはたくさん持っている。願望を形にすることが最大の後押し」と話す。一方、各市町は大都市から地元に呼び戻す「U・Iターン」の推進にも躍起だ。外に求めるよりもまず、今地元にある隠れたパワーに目を向けることで地域は活力や魅力を増すのではないだろうか。

2016/09/06 日本経済新聞 地方経済面 静岡 6面

 

ですが、チャレンジ精神、興味、夢だけでは起業はできません。ではどうするのか? 繰り返しになりますが、自分でやってみるのです。会社を辞めずに、起業家としての経験を積むのです。1円の売上から始めて、大きくしていきます。自分の経験を人に教える、不便なサービスを、自分らしく改良する。そんな小さなことから始めて、発展させていきます。起業を特別視する必要はなく、もっと身近に感じて、一歩を踏み出してみてくださいね。
 



アイデア

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