報告書の作成方法を教えるビジネスを始めたい。どうすれば良い?

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

20~30代のサラリーマンに対し、報告書の作成方法を教えるビジネスを始めたいと思います。

コンサルもやりますが、最終的にはWordのテンプレートを販売するビジネスにつなげたいと思っています。

どのようなやり方で進めたら良いでしょうか?
 

起業前質問集
 

● 回答

既にアイデアの商品化は済んでいると考えてよろしいでしょうか? 報告書の作成テンプレートは、すでに準備済みでしょうか?

まだでしたら、まずはこれらを作るところからですね。続いて、誰に対して、いくらで、どうやって、どのような手段で販売するのか、これらを決めていかなければなりません。

それらが大体決まったところで、簡単で構いませんので事業計画を立てることですね。毎月どれくらいの販売額を目指し、どのくらいの利益を上げる予定なのか、それに対していくらの投資、経費が必要になるのか、計画を立てていきましょう。

会社員のまま起業する時には、時間をどのように捻出するのかを考えた上での行動計画も大切です。
 

スケジュール
 

また、セールスプロモーション、広告宣伝などをどうするのか、代金の回収はどのインフラを使って行うのか、なども決めておくことが必要ですね。

その後、もちろん開業届の提出、銀行口座の開設、屋号やホームページの作成などが必要になってきます。商標登録なども必要な場合には行うことになります。
 

私たちが提唱する「会社員のまま180日で起業する」という起業準備スタイル。それは、会社に勤めながら、最初の180日でビジネスを立ち上げ、その後、一年をかけてビジネスを育てる活動のことです。もはや副業・兼業・週末起業、待ったなしの時代。2021年5月3日のNHKサイトで「副業・兼業812万人の見通し 去年より100万人余増 コロナ影響か」という記事が紹介されています。記事によれば、副業や兼業を行う人が去年より100万人も増えて「812万人」に上るとのことです。もう、検討中、情報収集中、何て言っている場合ではないですね。...

 

さらに、法人相手に商売をするのでしたら、見積書や請求書、領収書などを求められることがあるでしょう。そのような書類の準備も必要ですね。

起業は、ここで全てのプロセスをお伝えしたところで、すぐにできるものではありません。一つひとつ順番に行って下さい。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全11冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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