書評ブログ執筆、読書会の主催で起業することはできますか?

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

30~40代のサラリーマン向けに、ビジネス本、自己啓発本の書評ブログを書いてビジネスにできないかと考えています。

お金を得るために、どのような方法があり得ますでしょうか?

読書会で起業することは可能でしょうか?

書評ブログのアフィリエイトでは、起業できるほどには行かないと思いますので、それ以外のアイデアをお願いします。
 

起業前質問集
 

● 回答

まずは書評ブログを書くということで、それはしっかり書いて続けてください。「はてなブログ」か「note」が良いと思います。

狙い目としては、超有名人の本は検索エンジンからの流入狙いですね。本のタイトルや著者名で指名検索し、書評を探す人もいるからです。

対して、新人著者の書評は、その人のSNSを探して、自分の書いた記事を伝えましょう。そこでコメントを貰ったり、拡散してもらったりしましょう。新人著者は、重版がかからないと次の出版はありませんので、とにかく本を売ることに必死です。そこを利用しましょう。

著者はエゴサーチをしています。「#著者名」「#本のタイトル」でInstagramやTwitterにも投稿しましょう。このくらいのことでしたら2~3分で出来る作業ですし、やってみて損はありません。
 

エゴサーチ
 

次にアフィリエイト以外の収益化についてですが、おっしゃる通り読書会は最初の一歩としては良いと思います。読書会の最大の問題は「集客」の難しさです。

読書会を定期開催するためには、それなりの努力が必要になるでしょう。ただ読書をするのではなく、付加価値をつけることも大切です。

たとえば、著者を招いてセミナーや勉強会、交流会を開催するなどです。毎回違う人を呼べば、リピーターもつきやすくなります。

著者にセミナーをしてもらうためのお謝金は、有名人であれば交通費だけというわけにはいきません。ですが、意外な大物が、熱意に打たれ、ウソみたいなギャラで仕事を引き受けてくれることもあります。過去に何度も、そのような実例を見てきました。

ちなみに、ギャラは、新人著者の2時間の講演で5万円~10万円というところでしょう。

そこでは儲けを出すことではなく、参加者と信頼関係を作ることに注力して、次の商品やサービスの販売につなげましょう。 


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全11冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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