【起業編】孫正義の語録「志高く」~起業する前に知っておきたい名言をご紹介!

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

誰もがご存じ、孫正義さん。ソフトバンクグループの代表で、日本を代表する実業家です。
 

ソフトバンク
 

孫正義さんに影響を受け、特に名言である「志高く」という言葉に励まされた起業家や経営者は少なくありません。孫さんの言葉は、現役の経営者だけではなく、これから起業しよう、起業したいと考えている方たちにとっても、勇気づけられる言葉ばかりです。

ここでは、孫正義さんの語録・名言をご紹介しながら、どのように自分の夢や目標に向かっていけば良いのか、ご紹介いたします。

ポイント 孫正義の語録・名言「志高く」とは

【起業編】孫正義の語録

言葉
 

孫正義さんの語録・名言と言えば、まず最初にこの「志高く」が挙げられるのではないでしょうか? 著書や講演などにおいて、度々述べられている言葉です。

ここでは、あるテレビ番組において高校生に向かって「夢に対してどうあるべきか」を語られているシーンから、どのような意味があるのかご紹介していきましょう。
 

夢はでかい夢を持った方がいい!
自分の持った夢に自分の人生おおむね比例する結果を生む。小さな夢でもその夢の範囲の中で80%達成できるのか、50%達成できるのか。だから夢はでかい夢を持った方がいい

孫正義さんは、どうせ夢を持つなら大きな夢の方が良いと言われています。その理由は「人生は夢の大きさに比例して結果を生むから」ということです。

私自身は、夢が大きいと目の前の道を見失ってしまう性格なので、小さく積み上げていくタイプなので、すでにそこで孫さんとの大きな違いがあって・・・どうりて成功できない訳です・・・(涙)
 

夢
 

ソフトバンクを創業当時、従業員の前で「豆腐屋が豆腐を一丁、二丁と数えるように、一兆、二兆という単位で事業をする企業に」と語っていたことは有名です。

創業当時は誰も知らない、ソフトの卸をしていた企業でした。誰もそんな夢を本気で捉えなかったことでしょう。

しかし、今やそれが現実となり、2021年3月期の純利益は4兆9000億、トヨタ自動車やマイクロソフトを上回って世界第3位と躍進しているのです。

このブログを書いていると、孫さんのように「一兆、二兆」という訳にはいかないかもしれませんが、確かに、もう少し頑張ろうという気持ちになってきます。
 

利益
 

この番組の中でも、夢の大きさは何も金額ではなく「世界一おいしいパンケーキを焼きたい」「世界一上手にピアノが弾けるようになりたい」といった夢でも良いと言われています。

そういった自分なりの大きい夢を持っていれば、その夢に向かってどうすればいいのか考えるようになります。そして、情熱を持って取り組むことができるために、とても楽しく、しかも一歩一歩、夢が近づいてくるのですね。
 

どのくらい強く夢を達成したいと思うか?
夢を達成できる人と達成できない人の違いは、その夢をどのくらい心の底から達成したいと思うか。凄い決意をしその夢の達成に向かって恐ろしいまでの情熱で努力したかということだと思うんですね

次に「夢を達成できる人と達成できない人の違い」について語られています。

  • どのくらい心の底から達成したいと思うか?
  • 夢の達成に向かって恐ろしいまでの情熱で努力したか?

いかに自分の夢や目標に情熱を注ぐのかが、夢を達成できるかどうかの基準になると言います。私は、ゆるく、コツコツというタイプなので、そこもまた孫さんと違う・・・ピンチです(汗)

孫さんがよく口にされている言葉に「脳がちぎれるくらい考えよ」というものがあります。

脳がちぎれるほど考えると、たとえそれがモノにならなかったとしても、絶対にそのアイデアは人生のどこかで役に立つものになるということです。
 

脳
 

孫さんは、夢を達成するためには「その夢を心の底から達成したいと願い、その達成のために脳がちぎれるくらいに考えて、情熱を注いで努力することが大切」と言います。

ただ「10秒考えてわからないものは、それ以上考えても無駄だ」とも言われているのがユニークではないでしょうか?

確かに考えてばかりで行動できないようであれば、いつまで経っても結果を出すことはできませんから。
 

現実が厳しいからこそ、ビジョンを持つべき!
「目先の現実を踏まえて」とか言っている人ほど、現実の世界から逃れられないまま人生が終わることが多い。現実が厳しいからこそ、自分の夢を自分の人生に対するビジョンをしっかりと持つべきじゃないかな。志高く。

起業について誰かに相談して「やめておいた方がいい」と、忠告された経験がある方は多いのではないでしょうか?

新しいことを始めようとすると「どうせ失敗するから」と心配して言ってくれるんですよね。

このような現状を踏まえで、孫正義さんは上記のように語られています。
 

心配してくれて
 

自分の夢やビジョンを持たずに、ただ生きていくために、給料をもらうために働くという人は少なくありません。

でも「現状はそうするしかない」と言っている間に、あっという間に50代や60代になって、人生は終わってしまいます。

孫さん曰く「現実はこうだから」「夢物語ばかり語っていてもダメ」「目先の現実を踏まえて」とか言っていると、その現実から逃れられないまま人生が終わると言うのです。
 

夢物語
 

だからこそ、自分の人生に対するビジョンをしっかりと思って、進んでいくことが大事ということです。

そして最後に「志高く」と締めくくられています。とても奥深い言葉ですね。
 

ポイント 起業を志す人のために~「どうせ一回しかない人生、悔いを残さないように」

【起業編】孫正義の語録

人生
 

どうせ一回しかない人生、悔いを残さないように自分の思うとおりにやろう。

これは企業の経営に対して「守りに入って年間2割、3三割ずつ売り上げを伸ばしてみてもしょうがない」と述べられた後に言われた言葉です。

先のことを考えれば、誰でも不安になります。確かに失敗してしまうかもしれませんし、何かを失ってしまうかもしれません。なのでどうしても、少しうまくいくと守りに入って、2割や3割の伸びで良しと考えてしまうものなのです。

ましてや、初めて取り組む起業であればなおさら、絶対に損をしたくないと後ろに重心がかかってしまいます。
 

売り上げ
 

しかし、そのままでは、何も変わらない人生を歩み続けることになります。

孫さんは「どうせ一回しかない人生、悔いを残さないように自分の思うとおりにやろう」と言われています。

後悔なく生きるために必要な条件として、いくつになっても新しい一歩を踏み出すことが重要だと言われています。
 

新しい一歩
 

「あのとき、やっておけば良かった」と後悔しても、済んでしまったことは取り戻すことはできないのです。

起業に興味があるけど一歩踏み出せないということであれば、まずは当サイトのブログやYouTubeを観ていただいて、学んでみてください!

基礎知識が身につけば、行動に移すことができるようになります。
 

ポイント まとめ

【起業編】孫正義の語録

経営者
 

日本を代表する経営者である、孫正義さんの起業に役立つ語録・名言をまとめてご紹介しました。

理念やビジョン、戦略をとても大切にされていることがわかり、私も大変勉強になりました。

今回ご紹介した「志高く」という言葉は、これから起業しようと考えている方にとっても、背中を押してもらえる言葉になるはずです。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全11冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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