【社会起業】起業アイデアのヒントを地域の課題と具体例から学ぶ!

「将来的に起業して自分の会社を経営していきたい」
昔に比べて現在は「起業」という選択がしやすい時代になり、独立の夢を追う人が多くなりました。
 

ポイント
 

しかし、「起業したい!」と考えていても、具体的な起業プランがなかなか思いつかない人は多いようです。
今回は起業のヒントとして「地域コミュニティーの課題」を取り上げていこうと思います。
 

ポイント 近年注目を集める「ソーシャルビジネス」という考え方

起業のヒントを地域やコミュニティの課題から学ぶ!

ソーシャルビジネス
 

皆さんは「ソーシャルビジネス」という言葉を聞いたことがありますか?
ソーシャルビジネスは別名「社会起業」と呼ばれる、近年注目されているビジネスのアプローチです。

社会起業とは「社会の課題を解決しながら同時に収益をあげていくこと」を目的にしています。

重要なポイントは「収益をあげる」という点です。
やはり、社会の課題を解決するというと、どうしてもNPOなどの「非営利組織」をイメージしてしまうと思います。
※NPOももちろん収益をあげていますが、公共性が強く、利益を追求する姿勢とは異なります。

しかし、社会起業では社会性・利益性どちらも追及していくことを特徴としています。
起業のアイデアを探している人は、ぜひ社会起業も一つの選択肢として目を向けてみることをオススメします。
 

ポイント 地域・コミュニティーの代表的な3つの課題

起業のヒントを地域やコミュニティの課題から学ぶ!

住宅団地
 

今の日本の地域コミュニティーはどのような課題を抱えているのでしょうか?
今回は以下の代表的な課題を3つほど紹介したいと思います。
 

  1. 空き家問題
  2. 地域コミュニティーの衰退
  3. 観光資源不足

 

どれも日本が抱えている課題です。
では、ひとつずつ見ていきましょう。
 

ポイント すでに1,000万戸突破? 深刻な空き家問題

起業のヒントを地域やコミュニティの課題から学ぶ!


 

最近メディアにもよく取り上げられる問題のひとつが「空き家問題」です。

2013年の時点で日本全体の空き家率は13.5%を記録しており、2017年には約1,000万戸が空き家となっているようです。
空き家の件数は年々と増加し、2033年には30%を超える空き家率になる可能性があると言われています。

政府は空き家問題を解決する糸口として「空き家対策特別措置法」を2015年に施行し、神奈川県横須賀市で初めて適用したことでも大きなニュースになりました。
 

空き家をカフェやゲストハウスに活用

空き家はリフォーム次第で様々なスペースに変えることができます。
そのため、近年では空き家をつかって起業するビジネス「空き家ビジネス」が増えています。

空き家ビジネスの最大の特徴は、空き家を収益性が見込める「資源」に変えてしまうところ。
空き家の処分にはお金がかかり、税金なども絡んでくるため、所有者は放置せざる終えない状況に陥ってしまいます。

よって、「その空き家を活用してビジネスをやりたい!」という人が現れたら非常に嬉しい、「空き家の所有者」と「ビジネスのためにスペースを探している人」をつなげたのが「空き家バンク」です。

空き家バンクに所有する空き家を登録することで、空き家を探している人とつながることができます。
では、実際に空き家ビジネスにはどのようなものがあるのでしょうか?

代表的な例は以下の3つです。
 

  • カフェ
  • ゲストハウス
  • シェアハウス

 

これらの他にも「託児所」などの保育施設へ空き家を活用する動きも徐々に広がりをみせています。
イベント会場に使うケースもありますね。
 

ポイント 人とのつながりの希薄化「地域コミュニティーの衰退」

起業のヒントを地域やコミュニティの課題から学ぶ!

地球儀を持った小学生
 

昔に比べて、人とのつながりが希薄になっている事実は否定できません。
特に、人口の減少が激しい地方では、地域コミュニティーの衰退が目立っています。

誰にも看取られないで亡くなる「孤独死」の数も年々増えており、2016年は約4万人が孤独死で亡くなったとされています。
このように、地域コミュニティーの衰退によりひとり寂しい老後を送り、最期をひとりで迎える高齢者は非常に多いのです。
 

地域コミュニティーを盛り上げるコミュニティカフェ

では、地域コミュニティーの衰退を改善することができる起業には、一体どのようなものがあるでしょうか?

まず、頭に浮かぶのは「地域住民のつながりを作れる場所」の提供です。
代表的な例には「コミュニティーカフェ」があります。

コミュニティカフェは2000年以降から日本全国に広がりをみせており、地域の住民が集うスペースとして使われています。
経営主体はNPOから個人までさまざま。

普通のカフェと同じようにフードやドリンクが提供されるコミュニティカフェ。
特徴的なポイントは地域住民向けのイベントやワークショップなどを定期的に企画しているところです。

また、中には大学生が中心となって運営を行っているコミュニティカフェもあり、お年寄りから子どもまでが楽しめるカフェになっています。
カフェ起業を目指している人は、単純なカフェですとシアトル系には勝てません。
コミュニティカフェなどの付加価値をつけることを検討してみてはいかがでしょうか?
 

ポイント 観光資源不足

起業のヒントを地域やコミュニティの課題から学ぶ!

灯台
 

「21世紀は観光の時代」と言われるほど観光産業が大きな注目を集めています。

東京、大阪や京都にように、観光資源が豊富な地域は自然と人が集まります。
しかし、中には観光資源に乏しい地域が存在するのも事実です。

観光資源に乏しい地域は「発地型観光」には向いていません。
発地型観光とは、都市部を出発地として、旅行会社がつくったツアーなどに従って旅行者が目的地へ向かう観光スタイルです。
観光資源が豊富な地域が対象となるため、観光資源が少ない地域には旅行者が流れることはありませんでした。
 

着地型観光で起業

観光資源に少ない地域で注目されているのが、「着地型観光」です。

着地型観光とは発地型観光とは異なり、地域住民が力を合わせて旅行商品を開発するものを指します。

発地型観光にとっての観光商品とは「観光名所をめぐるツアー」などが代表的です。
しかし、着地型観光の旅行商品は「体験」「交流」「学習」がメインとなっています。

着地型観光が急速に浸透してきた要因は、インターネット、特にインスタなどのSNSの普及が挙げられます。
観光資源が少なくとも、地域住民自らSNSで地域の魅力を発信することができるようになったのはとても大きいです。

そのため、観光資源に乏しい地域でも旅行者を集めることができるようになりました。

旅行業は許認可事業のため、確かにハードルは高いですが、セカンドフェーズのビジネスとして将来的に展開できるように、視野に入れておくと面白いかもしれません。
 

ポイント 自分が住んでいる地域の課題を探してみよう

起業のヒントを地域やコミュニティの課題から学ぶ!

考えるビジネスマン
 

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では地域が抱えている課題を取り上げて、その解決策として注目されているビジネスをご紹介してみました。
起業のアイデアがなかなか浮かばないときは、ぜひ自分の地域が抱えている課題にも目を向けてみてください。

社会をより良くするビジネスチャンスが眠っているかもしれません。
 



アイデア

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