女性がこれから起業するのにおすすめの業種や成功の秘訣を紹介

新井一
記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

このコロナ禍で、起業して成功したいとおっしゃる女性が増えています。
 

ビジネスモデル
 

様々な分野で女性の活躍が期待される今、女性が起業するのにおすすめの業種、そして成功するためのポイントがあります。

今回のコラムでは、女性が起業しやすい業種や成功の秘訣について解説します。
 

ポイント 女性がこれから起業するのにおすすめの業種7選

女性がこれから起業するのにおすすめの業種

ネイリスト
 

女性ならではの強みを活かして、起業を考えている方はたくさんいらっしゃると思います。今の時代、男女を区別する考え方はおかしいのですが、あくまでも傾向として、多くの女性に人気の起業アイデア、業種には以下のようなものがあります。
 

1.ネイルアーティスト

女性が選ぶ起業アイデアで、人気があるのが「ネイルアーティスト」です。

ネイルアーティストは特別な資格が必要ないため、趣味や自分の経験を生かして始める人が多いですね。また顧客のほとんどが女性であることも、人気の理由の一つのようです。

女性にとってネイルアートは、手元の美を追求するだけでなく、癒しになったり、ストレスの発散にもなったりもします。女性的な美的センスを最大限に発揮できるビジネスなので、ネイルが好きな女性にとっては最高の起業アイデアですね。

また必ずしも店舗を構える必要がなく、出張専門でも活動できるため、低予算で起業可能なのも魅力の一つです。

コロナが落ち着けばサロンの需要も急回復が見込まれますので、今のうちに準備を進める人も多くいらっしゃいます。
 

2.ハンドメイド製品の販売

ネイルアートに限らず、自分の趣味を活かして起業する女性はとても多いです。なかでも、ハンドメイド製品をネットショップで販売している女性が大勢いらっしゃいます。

キャンドル、パワーストーン、雑貨、バッグ、Tシャツなど、様々なオリジナル製品を独自の感性で製作し、オンラインショップで販売しています。これがまた、巣籠り需要とマッチしたりすると、結構売れているんです!

また、スマートフォンのケースなどが高い人気を誇っており、需要も高まっています。上で書いたようなネイルアーティストの方が、独自のスマホケースを製作するなど、その才能を発揮していますよ。

ハンドメイド製品の魅力は、大量生産されている製品にはない温かさや特別感です。趣味を活かせるのと、低リスクで始められるという点も相まって、女性に人気の業種となっています。

ただし大量生産することができないため、大きな利益を上げるのは難しいかもしれません。
 

3.家事・育児代行サービス

女性に人気の高い起業アイデアとして、家事などの代行サービスもあります。

代行サービスは家事が好きな方や、育児を経験した女性が起業しやすい業種として注目されています。このような注目を浴びる背景として、共働きの家庭の増加に伴う、代行サービスの利用者増加が考えられます。

コロナによるテレワーク下で、自宅をきれいに保とうとする人が増えたり、家事代行やベビーシッターなどの需要は変化しつつも変わらず盛況のようです。

代行サービスでの起業は、ネイルアーティストやハンドメイド製品の販売同様、始めるリスクは低く、初期投資もそれほどかかりません。ただ、自分一人で引き受けていればすぐに頭打ちですし、協力者を増やし仕組化していく必要があります。

細やかな気配りができる女性やもちろん男性も、家事や育児において、今の時代に合わせたサービスを提供すれば、成功の可能性もあるでしょう。

ひとつ注意点として、協力者が増えてくればマネジメント業務も必要になります。スタッフの教育といった別の要素が入ってくる点には注意が必要です。
 

4.ネットショップ

低リスクで始められると人気の起業アイデアが、ネットショップの運営です。コロナ禍でも注目のビジネスであり、需要が伸びていますし、主婦や学生にもオンラインショップを立ち上げる方がたくさん登場しています。

ブランド品の知識を活かして、売れ筋の商品を仕入れて転売している人もいます。

ネットショップには多くのショップが参加しているモール型と、自分のオリジナルのショップを立ち上げるカート型があります。コストはかかりますが、最初は集客力のあるモール型に参加し、利益を上げられるようでしたらカート型に転換すると良いですね。

どのネットショップでも売っている商品を、他ショップと同じように売っていても成果は出ません。差別化が難しい場合には、価格、出品スピードで勝つこと、それが難しい場合には競争を避けるためのOEM化を行い、個性を前面に打ち出すことが必要になります。

Amazon、楽天、BASE、STOERSなど、ショップを立ち上げるサービスを利用すれば簡単です。多少の損は覚悟してでも、とりあえず何か仕入れて始めてみると、感覚がつかめると思います。
 

ママ
 

5.教室を開く

他の人に教えられる趣味や特技がある方ならば、自宅で教室を開くことも可能です。

子どもに習い事をさせたいという保護者も多くいますし、コロナで自宅待機が多いうちにスキルアップしたいビジネスパーソンもたくさんいます。ピアノや英会話、オンラインフィットネスなどは、多くの女性講師が成功している自宅教室の好例です。

今は自宅に人を呼ぶことは難しいですから、オンライン開催や動画講座の販売などにしても良いと思います。オンライン化すれば、顧客を全国から集めることができますので、売り上げ拡大のチャンスもあります。
 

6.コンサルタントやアドバイザー

人に教えることが好きな人は、コンサルタントやアドバイザーとして起業すると良い成果が出せる可能性がありますね。

女性に人気がある教えるお仕事には、片付けなどの家事、整理、収納のアドバイザーなどがあります。収納アドバイザーや育児コンサルタントは、自分自身の経験を伝えることがメインになりますので、取り掛かりやすいお仕事とも言えます。

家事代行サービスとは異なり、肉体労働ではありませんので、体力がない人でもできるのが魅力の一つです。

マンツーマンで対面で教えることもできますし、YouTubeやLive配信アプリなどを活用すれば、場所や時間の制約も少なく起業することができます。設備投資もほとんどありませんので、起業する際のリスクも小さく済みます。

ただし、見えないものを売るため集客は難しい傾向にあり、経営が順調にいくかどうかは、情報発信、ブランディングにかかっています。
 

7.テイクアウト専門の飲食店

飲食店の開店は廃業率が高く非常に厳しい起業方法ですが、コロナ禍ではデリバリーが当たり前となり、料理が好きな方であれば、テイクアウト専門店の起業も検討できそうです。テイクアウト専門にすれば、リスクは大きく削減できます。

店舗は不要、ホールのスタッフも必要なく、Uber Eats などを利用すればデリバリースタッフも不要です。客単価は低くなりますが、家賃も安く済み、回転率が高く人数が客席数によって制限されないため、成功率を高めることができるでしょう。

低リスクで始めることは、何が起こるかわからない今の時代、とっても重要な視点です。
 

ポイント これからの起業は女性にこそチャンスがある

女性がこれから起業するのにおすすめの業種

カフェ
 

起業をしたことがない方にとっては、不安なことも多いと思いますが、今は、起業したい人にとってチャンスと言える状況です。

時代が動くとき、新しい産業が生まれ、古い企業は淘汰されます。女性も男性もそうですが、起業したいと思ったならば、今は大きなチャンスです。
 

利用できる助成金・補助金が多い

これから起業する人に成功のチャンスが多いといえる理由の一つが、助成金や補助金の多さです。

起業するためには、どうしても初期費用が必要となります。小さく始めれば数万円もかかりませんが、お店を出したい、広告を打ちたい、オンライン化に対応したいなどと考えていくと、お金はいくらあっても足りません。

数百万円も必要な事業を選択してしまえば、最初からすべてを自己資金で賄うのはとても大変です。そこで利用できるのが。国や自治体が用意している起業家向けの助成金・補助金です。

たとえば東京都では「若手・女性リーダー応援プログラム助成事業」が展開されています。都内商店街で開店予定、申請時点で実店舗を持っていないといった条件のもと、女性や若手男性に対して最大730万円が助成されます。

続いて利用できる助成金が「地域中小企業応援ファンド」です。これは女性限定ではありませんが、地域貢献してくれそうな新事業を立ち上げる中小企業を対象に商品開発・販路開拓にかかる費用を助成してくれます。

さらにものづくりを対象にした「ものづくり補助金」もあります。3つのタイプがあり、100万円~最大2,000万円が補助されます。

多くの人が利用できる助成金や補助金が充実している今は、起業するチャンスとも言えるでしょう。
 

起業準備
 

小規模な起業から始めやすい環境が整っている

これから起業する人にチャンスが多いと言える別の理由は、小規模な起業が始めやすい環境が整ってきているという点です。

これまでもスモールスタートは可能でしたが、コロナ禍で進んだオンライン化により、さらに小さく始めても違和感がない時代になりました。もはや打合せすら、自宅からつなぐことが当然という時代なのです。

上でご紹介したネットショップやハンドメイド製品の販売、コンサルタント、アドバイザーといった業種は、店舗もオフィスも不要です。SNS、YouTube、Clubhouseなど無料インフラが次々に登場し、広告費もかけずに顧客にアピールできるようになっています。

SNSや動画は、正直なところ、女性の方が人気化し易い傾向がありますので、女性には心強い武器となるでしょう。
 

ポイント 女性がこれからの起業を成功させるポイント

女性がこれから起業するのにおすすめの業種

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これから起業する場合、成功の秘訣となるポイントがいくつかあります。ここではm起業する際に意識すべきポイントを3つご紹介します。
 

1.目標の明確化

まず重要なのは、起業の目的を明確にすることです。ノウハウがいくらあっても、何のために起業するのか、なぜ会社員じゃダメなのかが自分の中で明確になっていないと、続けていくことができません。

続いて目標管理です。義務でもないことを続けて行くためには、目的と目標、強い意志が求められます。

いつまでに自己資金をいくら貯めるのか、どんな事業を展開するのか、どのくらいの年商を目指すのかなど、数字の目標もきちんと立てましょう。将来的に会社を大きくしたいのなら、いつ会社の規模を拡大したいのかというビジョンを描くことで、起業後もその目標に向かって進んでいけます。

具体的な目標、達成時期の工程表を作り、粛々と進めることで想いは実現します。
 

2.SNSによる集客方法を学ぶ

SNSを日常使いしている人なら心配ありません。全くやったことのない人は、広告宣伝費の削減のためだと思って、練習してみると良いでしょう。

今は、SNSは集客に強く影響してきます。すでに有名なインフルエンサーや芸能人の真似をしても参考にならないので、SNSを上手に使えているお友達などがいたら、真似してみると良いと思います。

同業他社のSNSもチェックして、どのようにビジネスに活かしているかをチェックしておきましょう。

発信する情報は、発信したいこと、知ってほしいことではなく、フォロワーさんが知りたいことです。そこに気が付くと、アカウントは急成長していきます。
 

3.初期投資のかからない小規模な起業から始める

初めての起業で大きな投資をすると、ほぼ失敗します。失敗すればダメージも大きいため、撤退するタイミングも逃し、大きな損失を招くこともあります。

まずは小さく始めて、徐々に事業規模を大きくしていくというスタイルがお勧めです。

たとえば店舗のいらない出張専門のネイルサロンを足掛かりに、軌道に乗ってきたらレンタルサロン、その後に店舗を構えるという方法です。まずは、今の自分の手が届く範囲から起業する方法を考えましょう。
 

ポイント 女性がこれから起業する際に注意することは?

女性がこれから起業するのにおすすめの業種

お金
 

これから起業する方にはチャンスが多くありますが、その一方で注意点もあります。
最後に、起業する際に注意すべきポイントを3つご紹介します。
 

1.資金調達には入念な準備が必要

金利が安い、コロナなので無利子、そんな好条件であっても、返済が必要な融資であれば借金ですから、慎重に検討しましょう。

資金調達するのであれば、事業計画をしっかり準備して、第三者から見ても勝負に勝てる見込みがあることを確認してからにしましょう。
 

2.ニーズの変化に素早く対応する

世の中のニーズは常に変化しています。
コロナの影響によって世の中のニーズは激変し、収束後には新たなニーズが生まれてくるとも考えられます。

そのため経営者は、世の中のニーズを敏感に察知しなければなりません。
そしてニーズを感じ取ったなら、それに合わせて素早く方向転換することが必要です。

自分の強みを存分に活かして、ニーズに合ったきめ細やかな商品・サービスの提供が重要になります。
 

3.相談相手を探しておく

会社に勤務している方であれば同僚や上司が相談相手になりますが、起業すると相談相手がいなくなってしまうことも珍しくありません。

そこで、困ったときに相談できる相手を探しておくことは重要です。
配偶者や親でもよいですし、同じように起業している仲間でもよいでしょう。

さまざまな意見を聞くことができるよう、人脈作りをしておくことも起業の際には必要です。
 

ポイント 自分の好きなことや世の中のニーズを考えて起業しよう

女性がこれから起業するのにおすすめの業種

大学生
 

自分の好きなことや、得意分野で仕事をしたいと思っている方にとって、今は起業のチャンスです。ぜひ、一歩踏み出してみて下さい!


記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全9冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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