
記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
起業したての個人会社の事務代行で起業を考えています。コンシェルジュ的にトータルに事務や雑用を代行したい考えています。
記帳代行や伝票整理の仕事が多くなると思いますが、税理士ではないので領収書・通帳の写し・請求書の写し等を郵送してもらい、仕訳をして試算表を作成、領収書は整理して領収書綴りを作成するなどの作業になると思います。
他にも振り込みの代行や、売掛管理、給与計算、請求書発行、出張手配、ブログ代筆などもできると思います。
この先どう進めたら良いのか、アドバイスください。
● 回答
トータルサポートという構想はとても素晴らしいですね。
最初は、自分のサービスを紙に書き出すことから始めましょう。「サービス内容の取り扱い説明書」をつくるイメージです。
- どんな業務を、どのような順番で行うのか?
- どこまでが対応範囲で、どこからは別料金か?
- お客様にどんなメリットを提供できるのか?
こうした内容を箇条書きで整理していくことで、自分自身の理解も深まり、発信や営業にも活かせます。
現在、AIチャットボットや海外外注によるカスタマーサポートが主流になりつつありますが、日本語ネイティブとしてのきめ細かな対応力、文化的な理解力は今こそ「価値」になります。
「AIでは不安」「機械的な応対が苦手」と感じている顧客は多く、人間の言葉で共感的に対応できるオンライン秘書やバックオフィス業務は、むしろ再評価され始めています。
特に日本では、「丁寧で気が利く人に頼みたい」というニーズが根強く、これはAIにも海外にも代替できない領域です。
とはいえ、立ち上げ当初から知らない企業に信頼してもらうのは簡単ではありません。まずは顔見知りや知人の会社など、信頼関係があるところから実績を積み上げるのが現実的です。
また、最初からたくさんのメニューを用意する必要はありません。むしろ、「すぐに提供できるメニューを1〜2個」用意して始める方が、スムーズです。
実際のお客様のニーズやリクエストを聞きながら、少しずつサービスの幅を広げていくと、無理なく、かつ実践的な形でビジネスが育っていきます。
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