信用とか信頼って、どうやって作るのでしょうか? 普通にやっていてはダメですか?

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

ビジネスは信用で成り立っていると言われますが、私は特に誰も信用していませんし、何かを買う時に信用で選んでいるわけではありません。

なぜ信用が大事と言われるのですか? また、大事だとしたらどうやって作るのですか?
 

起業前質問集
 

● 回答

ビジネスは信用で成り立ってます。

誰も信用していないということですが、タクシーに乗ってゆっくりしていられるのも、タクシー会社(運転手)が目的地まで安全に連れて行ってくれるという信用で成り立っています。白タクは怖いですし、ウーバーは相互評価があるから悪いことはしないだろうという「暗黙の了解」で成り立っています。

スモールビジネスの場合、信用は約束を守ることで得ることができ、守り続けることで積み上がっていきます。ひとつのことをやり続けてもいいですし、いろんなことにチャレンジし続ける人であることもまた、信頼される自分につながっていきます。
 

起業18会員の藤田さんの例

藤田さんは苦労人で、会社員時代は上司と喧嘩をしてしまい、見知らぬ土地に左遷されてしまいます。36歳で会社員を辞め、ネットショップ運営で独立。しかし、思うように売れず大赤字。その後、カウンセラーを目指したり、せどり(転売)を始めたり、迷走と失敗の連続でした。

しかし、藤田さんは諦めませんでした。「上司に人生を左右されるのはもう嫌だ。」その決意ひとつでチャレンジを続けた藤田さんは、試行錯誤の末、自身の経験してきた〝物販/せどり〟と、会社員時代に身に付けた〝経理スキル〟を掛け合わせた記帳代行サービスを立ち上げ、ついに事業を成功させたのです。

藤田さんは、そんな不遇の時代にも、社会貢献活動を続け、仲間たちからの信頼を積み上げてきました。そんな仲間たちが、彼が経理や財務に詳しいことを知ると、次々と経理の仕事や、財務担当役員への就任を依頼されるようになったのです。

そんな藤田さんに仕事を依頼したい経営者は、これからもますます増え続けるでしょう。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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