医療廃棄物の処理の仕事を手伝うことで起業したい！

記事執筆／監修：新井一（起業１８フォーラム代表）
最終更新日：2021/10/23

● 質問

会社員のまま親戚がやっている医療廃棄物の処理の仕事を手伝うことで起業したいと考えています。病院はもちろん、介護施設などでも需要があります。

この仕事で起業するにはどうすればいいでしょうか？
　

● 回答

会社員のままこのビジネスを行うということですが、どの部分の仕事を請け負うかによって全く展開が異なりますね。営業や広報だけを請け負い、問い合わせを得たら後はご親戚に任せるということなのか、或いは回収業務を代行することなのか、既存客のフォローなのか、全く異なるお仕事になります。

毎日のように日中の業務が発生するルート営業や回収業務は、会社員のままやるのは難しいのではないでしょうか？となれば、新規開拓営業をネットやDMで行う業務、そして、ネットからの情報発信などを請け負うことが現実的でしょう。

最初の一歩は簡単なことから始めていただきたいので、まずはネットのお仕事を請け負ってみてはいかがでしょうか？
　

ホームページを作り、その中にブログ機能を持たせ、そこでたとえば、一般家庭でもでる医療廃棄物の処理についてなどのノウハウ記事を配信してみましょう。

その他の記事もご親戚に取材したことをまとめて配信すれば、寝たきりのご老人がいらっしゃる家庭からのアクセスがきっと増えると思います。

集まった人に対して、家庭向けのサービスを提供したり、介護用品の販売につなぐことができれば、会社としても売上に貢献してもらえるので、嬉しいのではないでしょうか？

今のご自身の環境でできる、世の中に求められることを考え、取り組んでみましょう。

記事執筆／監修：新井一（あらいはじめ）起業支援キャリアカウンセラー

起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する（ダイヤモンド社）」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。