「好きなこと」で月30万円を稼げるようになるには?

新井一
記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

サラリーマンは、仕事をすることで収入を得ています。多くの人が会社組織に属し、仕事内容と会社に提供した時間の量によって、一定の対価(給料)を得ています。
 

好きなことで起業
 

お給料は、ざっくり言うと、こんな概念で計算されています。
 

収入 = 時間単価 × 労働時間
 

サラリーマンの「時間単価」は実績や業務内容、スキル、資格、役職、勤続年数などによって決められます。そして時間の量は、およそ40年間に渡り週5日間、9時~17時などの決まった時間を会社組織に提供していきます。考えれみれば、人生の中でかなりの時間を(会社オーナーのために)提供しているのですね。

そして何より問題なのは、この「時間単価」です。時間単価は、業務内容やスキルなどによって決まることが一般的ですが、実際のところは、多くの中小企業では、それらはひとつの会社組織の中の「社員同士を比較する物差し」にすぎません。
 

社員
 

社会全体としては、それぞれの組織に属する労働者の時間単価は「所属している組織(会社)の収益性」と「経営者の労働分配率に対する考え方」によって決められています。仮に全く同じ仕事をしているとしても、大企業と中小企業の社員とでは、毎月の給料やボーナスはもちろんのこと、福利厚生などから得られるメリットも大きく異なるのはそのためです。

また、会社が何らかの理由で負債を抱えている場合(過去の事業の失敗などが多い)、その返済資金は当然のことながら、他の事業から得ている利益から充当されます。その結果、本来、今現在の労働者に還元されるべき利益は圧縮されます。

無事に完済できたとしても、今度は利益が「オーナーファミリーへの給料や配当」に回されることが前提とされているような経営体質であれば(世襲が続いている中小企業に多い)、給料やボーナスの額が上がることは見込めないでしょう。

次年度の新製品開発予算のためなど、内部留保に回るのならまだ納得ができるのかもしれませんが、このような体質を持つオーナー企業は決して少なくありません。
 

ポイント 資産が生む収入こそがあなたを幸せにする

「好きなこと」で月30万円を稼げる?

不安解消
 

そして、このような状況下のサラリーマン、特に事務職をされている方にありがちな誤った発想として「もっと働いて頑張ろう」という考え方があります。会社に提供する時間の量(労働時間)を長くすることで、残業代や給料を上げようという発想です。

ですが、考えてみてください。人の一生は、およそ70万時間(24時間×365日×80年として)です。平均的なサラリーマンであれば、そのうちの6万4千時間を、生活のために会社に捧げています(8時間×200日×40年として)。毎朝の出勤準備時間や往復の通勤時間などを加味すれば、平均的には年2千時間となり、膨大な時間を仕事のために費やしていることがわかります。

この「もっと働いて頑張ろう」とは、これをさらに長くしようという発想です。これは正しい姿でしょうか? あなたの人生は、会社(経営者・オーナー)のためにあるのではありません。あなた自身の人生を生き、楽しむためにあるのではないでしょうか?

上述のように、時間単価は会社の収益性や経営者の判断によって決められるため、自分の意志で自由にコントロールをすることはできません。労働時間を長くすることは、残業を増やす以外にも、会社帰りや週末にアルバイトをすることなども可能ですが、あなたの限られた時間という資源、つまりは人生を切り売りすることは、正しいことであるとは言えないでしょう。

繰り返しになりますが、私たちは働くために生きているのではありません。
 

ポイント 多くのサラリーマンが陥る誤った考え方とは・・・

「好きなこと」で月30万円を稼げる?

そこで、もう一度考えてみたいことがあります。最初に出てきた「収入」の計算方法についてです。下のマトリクスをご覧ください。
 

サラリーマン
 

  • 収入 = 時間単価×提供した時間の量+資産が生む利益
  • 支出 = 生活費+その他出費+税金+負債が生む支払金利
  • 資産 = 時間単価や労働時間に関係なく「収入」を生み出すもの
  • 負債 = お金(或いはモノ)を先に手に入れる代わりに「支出」を生み出すもの

収入から支出を引いたものが、私たちの手元に残るお金ということになります。つまり「時間単価」や「時間の量」を増やすことができないのであれば、「資産が生む収入」を増やし「負債が生む支出」を減らせば、私たちの手元に残るお金を増やすことができるということです。

切り詰めた節約生活を推奨する人もたくさんいらっしゃいますが、極端にやり過ぎると心が荒んでしまいますので、あまりお勧めできません。

では、その「資産が生む収入」とは何でしょうか? 例えば以下のようなものがあります。

  • 預金金利
  • 株式配当
  • 資本利得(キャピタルゲイン)
  • 家賃収入
  • 権利収入

などです。近年「FIRE」という概念、金持ち父さん思考の再来で「資産が生む収入」を得ることに、世の中の注目が集まっています。書店には「サラリーマンが1億を稼ぐには?」という類の、数年前には考えられなかった桁数の「お小遣い稼ぎ」を特集した雑誌や指南書が溢れています。コロナ禍で勝ち組に極端に偏った資産バブルも発生しています。
 

ポイント 今、何もしないことはリスク

「好きなこと」で月30万円を稼げる?

得意なこと
 

今のような不安定な時代には、「何もしないこと」を選択する人が増えます。確かに、世界がどうなるか、今日の時点でははっきりとわかりません。仮に、インフレ・円安が進めば、相対的に私たちが銀行に預けているお金の価値は下がります。この先、金利の上昇が物価の上昇に追いつかなければ、お給料の残りを銀行に預けているだけでは、資産は目減りしていく一方なのです。

資産運用にはリスクがつきものです。成功をするかも知れませんが、失敗をするかも知れません。書店に並ぶどの経済誌を見ても、エコノミストたちの予測は常に強弱半々。中には強気に「日経平均株価は上昇する」と言う人もいれば、「日本はコロナ禍で景気回復が遅れ、日経平均は下がる」と警告をする人もいます。

素人の私たちにとっては、どれだけの情報を集めたとしても、結局「誰の話を信じるか?」「自分はどう思うのか?」という判断をするだけで、よく考えれば「競馬」を楽しむ時と大差がありません。ギャンブルと同じように、投資も専門家ですら見解が異なる世界です。未来予測には限界があります。
 

大暴落
 

資産を一瞬にして消滅させてしまう世界的な大暴落は、10年に2回ほどの割合で発生しています。1987年のブラックマンデー、1991年のバブル崩壊、1994年のメキシコ通貨危機、1997年アジア通貨危機、2001年エンロンショック、2008年リーマンショック、それ以外にもライブドアショックやITバブルの崩壊、そして今回の一部銘柄のコロナ暴落。せっかく貯めた資産がマイナスになり破産してしまう人もたくさんいるのです。

サラリーマンがマンションオーナーとなり、大家さんとして家賃収入を得る。そんな不動産投資事業も活況です。優良な物件を掴めれば、大家さんとして定期収入を得ながらローンを返済する「金持ち父さん」になることができますが、当然、借り手がみつからない「空室リスク」があります。

見込みが外れれば、買った物件が大きく値下がりしてしまうかも知れません。購入資金の工面も「サラリーマンの信用を利用して銀行融資を受ける」と言えば聞こえはよいですが、まともに働いては一生返せないほどの大きな借金を背負うことに変わりはありません。(不動産投資リスク:空室、滞納、修繕、金利上昇、天災、自殺など。)
 

ポイント リスクのない「資産を増やすため」の投資とは?

「好きなこと」で月30万円を稼げる?

独立したい
 

株式投資やFXでは、サラリーマンは日々の上げ下げに一喜一憂し、小さく儲けて大きく損をするばかりです。調整局面での小さな損で済めばよいですが、外国政府要人の発言や政策で一夜にして相場が大きく動いたり、10年に2度はやってくる大恐慌により、全財産を失う人も後を絶ちません。

投資信託や小口の分散投資では、いつまで経っても思うように資産は増えず、ハイリスク・ハイリターンで勝負にでた瞬間に、足下をすくわれてしまうのです。

余剰資金で運用していれば損失が発生しても耐えることができますが、損失が元本を超えてくると生活にも影響が出てきます。多くの人はそのような不安が払拭できず、積極的な投資ができずにチャンスを逃してしまっていることもまた事実です。投資はある程度大きなリスクを取らなければ、望むようなリターンを得ることはできないのです。
 

ストレス
 

そこでお勧めしたいのが、私どもが提唱する「自分を商品にして、自分の好きなことで稼ぐビジネス」を持つことです。自分の好きなこと、経験、スキルを商品化し、情報発信媒体を持ち、それを「収入を生む資産」にしていくことです。

まず、私たちのノウハウに基づいた「人の役に立つコンテンツ」を作ります。それをベースに、収入を得られるようにします。そして、そこで得た原資を再投資しながら事業を大きくし、余剰資金がでれば、株式や投信などの投資に回したり、不動産投資をしたり、という流れです。
 

ポイント あなたを商品にすればうまくいく!

「好きなこと」で月30万円を稼げる?

目標
 

もちろん、物販でもよいのです。代行でもよいですし、どんなジャンルでもよいのです。大切なことは、あなたが好きなこと(もの)を扱うことです。そして、事業を大きくしながら、好きな人と、好きな時間に、好きな場所でできるように、設計をしていくことです。

最初から全てそろえる必要はありません。投資に回す分が増えれば、さらに自由は増えるでしょう。

「そんなにうまくいくの?」というお声が聞こえてきそうですが、少なくとも「自分の好きなことで最初の収入を得る」ところまでは、金額的には極めて小さな投資で完結することができます。その先のキャピタルゲイン狙いの投資については、また別途勉強が必要になることは言うまでもありませんが、余剰資金で行う分、思い切った決断ができるのではないでしょうか。

あなたがやることは、あなた自身の好きなこと、ノウハウ、経験、活動の全てを、メディアで発信していくことです。基盤を準備してしまえば、後はスマホで十分できます。その媒体の集客力を育て、ビジネスを構築して「月30万円」を得られるようになりましょう。

サラリーマンとして仕事を続けながら、このくらいの額が追加で振り込まれるようになれば、人生の計画も少し違ったものになってくるのではないでしょうか?


記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全9冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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