起業と独立の違いとは? そもそも起業って何ですか?

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

そもそも起業って何ですか? 起業と独立は違いますか?

今の会社で正社員を辞めて個人事業主になると、WEB制作の仕事を引き続きやらせてもらえると打診されています。

ランサーズからの案件も併せていけば何とかなりそうなので、思い切って起業してしまおうと思うのですが、どう思いますか?
 

起業前質問集
 

● 回答

WEB制作をお仕事とするフリーランスになるということですね。独立ということになりますが、私自身は、それは起業とはちょっと違うと思います。

起業とは、起業アイデアをまとめて新しい事業を作り、集客し、新しい価値を世の中に届けることだと思います。

おっしゃっている個人事業は、WEB制作の下請け業で、時間の切り売りであり、ビジネスを興していることにはなりません。集客をランサーズに依存することもリスクで、あくまでも初期のタッチポイントの一つであるべきです。
 

私は、コーチやコンサルタントなどの、いわゆる「フリーランス先生」に向けたマーケティング支援も行っているのですが、多くの先生が、実にこの「マーケティング」や「集客」の部分で困っていらっしゃるのだなということを、日々感じています。   50歳を超えた頃になって気がつく起業とフリーランス(独立)の違いは大きい! 自分で集客する力がないから、協会や塾の傘下に入ったり、人の作ったブランドに群がって、本部のために声掛けを行って何とか食いつなぐ。しかし本人はその負のスパイラルに気付いておらず、自己啓発系の方は...

 

最初はそれでもかまわないと思います。少しずつそこから脱却し、ご自身が獲得した案件をフリーランスに流すなど、川上に移動すべく、集客の仕組み、ビジネスモデルを作っていきましょう。

それが起業するということです。

独立はウーバーイーツでご飯を運んでもできます。でもそれは起業とは違う、そう考えるとわかりやすいと思います。
 

今日は「フリーランスと起業家」「独立と起業」の違いについてお話をしてみたいと思います。これは似ているようで全然違う言葉です。  「フリーランス」という言葉があります。似たようなものでは、フリーランサー、彼は独立しているなどと言ったりもします。それといわゆる「起業家」と呼ばれる人たちの違いは、何なのでしょうか?シンプルに言えば・・・正確な日本語としての定義は違うのかもしれませんが、私は「自分でプラットフォームや仕組みを所有していて、自力で見込み客を獲得し、仕事をクリエイトできる人」を「起業家」...

 

今の会社で正社員を辞めて個人事業主になるかどうかは、ご家族と話し合いされてください。体のいいリストラのように聞こえますし、個人事業主になったら社会保険もありませんし、明日契約を切られても文句は言えません。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全11冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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