確定申告の青色申告とか、白色とか、よくわかりません。

● 質問

確定申告の青色申告とか、白色とか、よくわかりません。
 

起業前質問集
 

● 回答

個人事業を行うフリーランスの方は、毎年2月になると頭が痛いですよね(笑)そうです、『確定申告』です。

日本は『申告納税』が基本の国です。自分の稼ぎを自分で申告して税金を払うわけですが、それを確定申告とよびます。

フリーランスの方は、日頃からしっかりと領収書などの整理をしておかないと、確定申告直前に作業が追い付かずヒーヒー言ってしまいますね。サラリーマンさんは会社がまとめて年末調整をしてくれますから、その辺は簡単です。

サラリーとはお給料ということです。サラリーマンとは給与所得者という意味です。対して、フリーランスの方は『事業所得者』という扱いになりますね。所得の種類が違うわけです。働き方がフリーランスのようでも、得ている所得がお給料であれば、サラリーマンです。給料を得る人=給与所得者、報酬を受け取る人=事業所得者。そのように区分けされています
 

余談ですが、多くの人は『給与所得』の安定に魅力を感じつつも、『起業したい!』と願うわけですが、実際、報酬は実に安定しにくい性質のものですので、中々、独立する決心がつかなかったりするのですよね。収入はストック化しないといけませんね。
 

さて、話を戻します。給与所得者であるサラリーマンさんには、『経費』という概念はありません。それにあたる『控除』が用意されていますので、収入金額から一定の金額を差し引いて、税金の計算をすることになります。おおよそ一般的には、収入の3割ぐらいが控除にあたると思います。そして、サラリーマンさんが医療費控除を受ける場合などに確定申告を行う際には、原則として『白色申告』をします

対して、フリーランス(事業所得者)には『給与所得控除』なんてものはありません。自分で計算して経費を算出します。事業主が申告を行う場合には、『白色申告』か『青色申告』かのどちらかを選択して行います。青色申告をすれば、『青色申告特別控除』が得られたり、赤字を持ち越すことができたりと特典も多いです。青色申告が難しいとお考えの方も多いようですが、実際にはほとんど白色と変わりませんので、青色を選んでおくとよいと思います。白色申告を選ぶメリットは実際にはほとんどありません。
 

ポイント 青色申告を選択しよう!

確定申告の青色申告とか、白色とか、よくわかりません。

独立してフリーランスになると『青色申告』をした方がよいのですが、それをいつでも開始できるわけではありません。青色申告は『開業から2ヶ月以内』か、『その年の3月15日までに申請を出した人』しか利用できません。期限内に税務署に承認してもらった人だけに認められる制度なのです。提出する書類自体は難しいものではありませんので、簡単に書くことができます。また、選択する簿記方式によって特別控除額が変わってきますので、そこだけ注意しておいてください。
 

ポイント 青色申告特別控除とは?

確定申告の青色申告とか、白色とか、よくわかりません。

控除額には、10万円と65万円の2種類があります。控除額が大きいほど、所得をその分だけ差し引くことができるので、必然的に税金が安くなります。青色申告にしているだけで控除が受けられるのですから、大きな特典です。

10万円控除は、簡単な帳簿をつけるだけですが、65万円の控除を得るには、3つの要件を満たす必要があります。
 

1.事業的な規模であること(お小遣い稼ぎレベルではない)
2.貸借対照表を提出すること
3.申告期限内に確定申告書を提出すること
 

の3つです。
 

貸借対照表の提出とは、複式簿記で帳簿を作成し、提出をすることです。複式簿記とは、お金の出し入れだけを管理するお小遣い帳のようなものではなく、入金なら『いつ何の仕事でいくら売り上げた』『いつ実際に入金された』などの詳細を管理する記帳方式のことです。

確定申告書を申告期限内に提出するとは、確定申告の期限は3月15日までですので、その日までに税務署に行って申告するか、書類を郵送するか、電子申告を行うなど、きちんと提出をすませるという意味になります。

これらの作業は、新しいパソコンソフトを使っていれば簡単にできてしまいますので、ぜひやっておきましょう。但し、この65万円控除の特典は、予め『所得税の青色申告承認申請書』で『複式簿記』を選択していなければなりませんので、忘れないようにしておきましょう。
 

 



アイデア

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