事業主借と事業主貸について

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

事業主借と事業主貸とは何でしょうか?
 

起業前質問集
 

● 回答

事業主借と事業主貸とは、借方貸方とはまるで関係がなく、これは言葉の通り「事業主から借りたお金」と「事業主に貸したお金」という意味になり、それぞれの費用のことです。(参考:マネーフォワード「事業主貸と事業主借を正しく使い分けるには?事例と仕訳でわかりやすく解説!」

事業の入出金だけを管理しているのならそれでよいのですが、個人事業の場合、どうしてもそこには生活費として使うお金が関係してきます。個人事業主の場合は、お給料を貰うわけではなく、稼いだお金がそのまま自分のお金(税金は後払い)ですから、そのような複雑な関係がでてきます。

運転資金が足りない時には、自分のお金を事業用口座に移すこともあるでしょうし、ちょっとしたお買い物を自分のお金(現金やカード)で建て替えて使う時もあるでしょう。このようなプライベートと事業のお金をきっちり分けて記帳するために、事業主借と事業主貸という費目があり、事業主の生活費と事業のお金との間のやりとり(貸し借り)を記録するのです。

単純に言えば、事業主のフトコロから建て替えたお金は「事業主借」、事業主に生活費などで支給したお金は「事業主貸」として記録するという意味になります。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全11冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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