企業相手のコンサルティングで副業から起業したい場合どうする?

● 質問

一般企業に対して、及び、生産ラインの工程効率化のコンサルティングを行いたいと考えております。将来的にはISO取得の指導なども含めて、幅を広げていきたいと考えております。

ですが、私は現在、昼間は会社に勤めていますので、企業へのコンサルティングはメールのみになるのですが、果たして可能でしょうか?
また、私のようなコンサルタントの場合、開業届けはどうするのでしょうか?
銀行口座を開く時には、個人名でやるものでしょうか?
最後に、私のコンサルティングは、今勤めている会社で学んだことが多く含まれてくると思うのですが、問題はありますでしょうか?
 

起業前質問集
 

● 回答

ご質問を整理します。以下の4つですね。

① メールで生産ラインの工程効率化のコンサルティングは可能か? 
② コンサルタントの場合、開業届けはどうするのか?
③ 銀行口座を開く時は、個人名を使うのか?
④ 勤めている会社で学んだことをコンサルティングに使って問題はないのか?
 

順番にお答えします。
 

① メールで生産ラインの工程効率化のコンサルティングは可能か?

知り合いでない、一般の企業に対し、メールでコンサルティングをするのは、正直、かなりハードルが高いことだとは思います。
ある程度の現場の把握、打ち合わせを経て、その後のメールによる指導なら可能かもしれませんが、一度も現場に行かずに、ラインの効率化ができるものでしょうか?

とは言え、私のこの起業コンサルティングも、メールでやることが多いですし、最近では遠隔の医療なども研究されているくらいですので、工夫次第では可能性はゼロとは言えません。
ネットを駆使してできる方法がないか、引き続き考えてみましょう。
 

② コンサルタントの場合、開業届けはどうするのか?

起業準備であろうが、副業であろうが、ビジネスを始めるにあたっては、開業届けの提出が必要になりますが、今すぐ必要になることはありません。
何もしていないうちに出しても、仕方がありません。

開業届けというと、法人設立のような公的なもののイメージがありますが、実際は税務上の書類であり、提出先も税務署になります。
書類を出していようがいまいが、納税義務に変わりはありませんので、2016年9月時点では、年間の所得が20万円を超えた場合には、翌年に確定申告を行う必要があります。

開業届けを出せば事業所得、出していない場合には雑所得とみなされることが多いですが、届出がなくても事業所得と判断される場合もあります。
ですので、まずは商品をしっかりと作り、顧客開拓をされることから始められるとよいと思います。

また、税務署の職員さんによっては、サラリーマンが開業届けを出しに行くこと自体に否定的な方もいるようです。
過去のクライアントさんの中には、受理してもらえなかったケースや、確定申告さえしてくれればよいからと言われたケースもありました。
 

③ 銀行口座を開く時は、個人名を使うのか?

基本、個人名の口座で構いません。
生活口座と分けておくと管理がしやすくて便利ですので、事業に使う口座を新しく作っておくとよいでしょう。

個人事業の場合、屋号+代表者名の名義の口座を持つことも可能です。
ただ、銀行によって屋号付きの口座に対する対応は随分と違いますので、窓口で相談してみるようにしてください。

ネット銀行であれば、比較的簡単に口座を開設できます。
今は、都市銀行では断られることも多いようです。
 

④ 勤めている会社で学んだことをコンサルティングに使って問題はないのか?

会社が利用している手法が、会社独自のもので著作権があるようなものであったり、社外秘情報などである場合には、許可が必要になるでしょうし、やめておいた方が無難でしょう。
ただ、学んだことを自分なりに内容を噛み砕き、コンサルに取り入れることは問題ないはずです。

会社のその手法が有名なもの? であるのでしたら、その名前に便乗してしまう手もあります。
よくビジネス本にある、トヨタ式、グーグル式、ソニー式、みたいなものですね。
副業のうちはリスクが高いかもしれませんので、状況によって判断してください。
 



アイデア

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