起業するにはアレを作る! さもないと!?

新井一
記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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今回のテーマは「起業するには『●●●●●』を作る! さもないと失敗してしまう!」です。「起業する」ということは、多くの方が思うようなカッコいい、スマートなものではなく、実は、とても地味であり、コツコツの積み上げであり、泥臭いことです。

「週休4日になりたい」なんて考えて起業する人はいっぱいいますが、実は、多くの社長は休みなくずっと働いています。
 

ビジネスモデル
 

あなたは起業するには、何をして、何を考えて、どんなマインドでなければならないか、ご存知ですか?

今回、自分自身の経験、そして、私の周りの成功者が実践していることをベースに、その内容を詳しくご紹介します。ぜひ、起業して失敗しないために、起業するには何をしなければならないのかを知ってください。

ポイント 廃業率について

起業するには●●を作る!

大暴落
 

まず、独立する起業家の廃業率についてお話します。「平成23年版中小企業白書」によると、3年で11%が消えてしまいます。5年で28%が消え、10年で30%が撤退するとのこと。(参考:「起業で失敗する割合は10年後で30%!失敗事例やその対処法を解説」

フリーランスについては、古いデータですがもう少し厳しい計算が出ています。(参考:「フリーランス独立後の生存率と廃業の理由・・・私の周りの実態」

この統計結果はとても厳しい現状を表していますが、私はある意味で当然だろうと思って受け止めました。起業するには、このくらいの確率の世界に行くのだと、腹を決めることも必要だということです。だからこそ、私は「会社員のまま準備する」方法を推奨しているのです。しっかりとした準備が、起業するには必要だということです。
 

ポイント なぜ廃業してしまうのか?

起業するには●●を作る!


 

なぜ、休みなく働いている多くの社長が廃業してしまうのか? についてお話します。
 

廃業率について見ると「宿泊業,飲食サービス業」が最も高く「生活関連サービス業,娯楽業」「小売業」と続いている。

開業率と廃業率が共に高く、事業所の入れ替わりが盛んである業種は「宿泊業,飲食サービス業」「情報通信業」「生活関連サービス業,娯楽業」である。

出典:2020年版「中小企業白書」開業率・廃業率の推移

 

宿泊や飲食のように、開業し易いが固定費がかかる業種については、やはり、開業率と廃業率が共に高くなっています。小売業も廃業率が高いですが、ネットショップに限定している場合は固定費が少ないですから、また違うのかもしれません。

生活関連サービス業・娯楽業とは、クリーニング業や理容業、美容業、銭湯、エステティック業、映画館や劇場等などですが(参考:総務省統計局資料「大分類 N-生活関連サービス業,娯楽業」)、やはり店舗の固定比率が高いビジネスですね。

また、これは感覚ですが、WEBサービスなども開発費、人件費の維持が大変なのか、しょっちゅう入れ替わっている印象があります。
 

2020年版「中小企業白書」

出典:2020年版「中小企業白書」開業率・廃業率の推移
 

「起業するにはどうする?」といくら考えたところで、やったことがないのですから、失敗をするのが当たり前です。最初は固定費をかけずスタートする方が良いということが、このデータからも分かると思います。さらにリスクを最小化するには、会社員のまま小さく始めて、軌道に乗せるまで練習、経験を積むことです。
 

ポイント 廃業しないために必要なものはコレ!

起業するには●●を作る!

事業計画書
 

繰り返しになりますが、経験のないうちは、固定費をかけないビジネスから手掛けること、そして、会社員のまま小さく始めることがとても重要なのです。

さらに、廃業しないためには「経営計画書」をざっくりでも良いので作成しておくことです。これを行う一番の理由は「思いつき」や「感情」で判断しないようにするためです。また、優秀な協力者と、考え方を共有するとことも容易になります。

必要な考え方は「戦略で勝ってから戦いに行く」ということです。戦国大名のドラマなどを見ると、連戦連勝をする大名は、合戦前に武将たちが綿密に作戦を練っている場面が描かれていますよね。もちろん、スポーツにしても同じです。サッカーでも野球でも、データをしっかりと分析し、綿密な戦略を立てて試合に臨んでいます。
 

戦略
 

起業するには、優れたを戦略を立て、作戦通りに戦うことが重要です。初めは素人ですから、計画段階からぐちゃぐちゃでしょう。しかし、慣れてくるとしっかりと計画通りに戦うことができるようになります。そう「慣れてくると」です。つまり、慣れないといけないのです。

慣れていない人は「あれ?」「おかしいな?」「お客さんが来ないぞ?」となり、迷走を始めます。独立して収入がなくなっていたら、気持ちは焦り、冷静な判断ができなくなります。PDCAサイクルをまわす余裕がありません。また、まわせたとしても軌道修正しかできません。資金的にも精神的にも、抜本的な作り直しは、すでにできない状態なのです。

起業1年目は試行錯誤の1年になると思います。その試行錯誤の一年を、会社員のまま収入を確保して、やり過ごしてもらいたいのです。それでしたら、月に1つの改善でOKです。こんなゆっくりペースは、会社員だからこそできます。
 

ポイント 一流と三流の違いとは?

起業するには●●を作る!

一流
 

次に、成功できる一流と、廃業してしまう三流の違いについてご説明します。起業するには必要な考え方ですので、ぜひ続けてお読みください。

起業における一流と三流の違い、それは「変化」と「継続」です。変化とは「何かしら変える」ということです。そして、それを「継続していく」ということです。一流の起業家は、この2つのことを「楽しんでいる」のです。

ここでよく訊かれるのが「どうやって変えていけばよいのかが分からない」ということです。

そんな時はどうするのか? すばり「ロールモデル」となる人を常に探し続けること、そして、その人のよいところを真似し続けること、そこを徹底することにつきます。真似るということは、自分にない自分を作ることになりますので、変化につながります。事業の作り方、コミュニケーション、マインド、ファッションなど、全てを取り込むのです。
 

ビジネスモデル
 

三流の人でも、変化をさせるところまではいけます。ですが、1ヶ月後には元の姿に戻っています。続けられないのです。ほとんどの人は「一流のやり方は自分には無理だ」ということで、最初から真似しようともしません。ですが、上述のように、真似する箇所は「事業」だけではありません。自分サイズにダウンサイズして、エッセンスを取り込むだけでよいのです。

三流のやり方を続けていれば、間違いなく失敗するでしょう。この「変化を継続させること」ができないということでしたら、起業は諦めた方が無難と思います。でも、逆に考えてください。起業するには、変化を継続させることさえできればよいのです。真似でよいのですから、できそうな気もしてきませんか?
 

ポイント まとめ

起業するには●●を作る!

不安解消
 

起業するには「しっかりと戦略を立て」「固定費をかけずに小さく始めて」「経験を積んでから会社を辞める」こと。そして「目標とする人物を見つけ」「変化を継続させる」こと。その「経営計画書」をざっくりと作りましょう。それができていないために、多くの人が廃業に追い込まれてしまいます。それが現実です。

目標とする人物を見つけたら、戦略はもちろんですが、在り方、生き方までを吸収し、自分のものとしていくことで、大きく人生は変化していきます。


記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全9冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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