お客様のニーズをあれこれ想像していくと、無限にアイデアが出てきてしまいます。

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

お客様のニーズをあれこれ想像していくと、無限にアイデアが出てきてしまいます。

どんな人にも対応できるサービスを作ろうとしていますが、どこまでのニーズをカバーするべきか悩んでいます。
 

起業前質問集
 

● 回答

ニーズは想像厳禁です。イメージするものではなく、調査するものです。

初めて商品を作る時、皆これをやって失敗します。需要は、考えるのではなく調べるものなのです。

また、ビジネスを始めて時間が過ぎている人でも、たくさんの人とコミュニケーションを取るようになると、成長し、視点や行動に変化が現れます。これ自体は素晴らしいことですが、これから出会うお客様たちは「悩みを抱えた状態のまま」だということを忘れてはいけません。
 

検索窓に聞こう

自分の中に〝ブレ〟を感じたら軌道修正が必要です。そして、それを助けてくれるツールが〝Googleの検索ボックス〟です。検索ボックスとは、検索キーワードを入力する領域のこと。私たちのありとあらゆる質問に答えてくれる、Google先生への質問箱です。

もしあなたが「よくわからなくなった」と思ったら、お客様の気持ちに戻り、Google検索ボックスに質問を投げてみましょう。Googleの最新AIは答えを並べて教えてれます。「あなたが、理想のお客様に与えるべき情報はこれだよ。思い出してね」と。

理想のお客様の気持ちは、常に忘れないように貼り出しておくか、定期的にGoogle先生に聞いてみましょう。勝手にイメージすると間違うばかりです。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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