アメリカの文献を翻訳して引用したいのですが、許可は必要ですか?

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

仕事や家族サービスの旅行で飛行機に乗らないといけないのに、苦手、怖くて辛いという方が意外と多くいます。そんな方に向けたメンタルのケアをしたいと思っています。

日本のいわゆるコーチやカウンセラーは、どの人も似たような感じで、食べれていないんだろうと感じています。差別化をするために、アメリカの最新の心理学情報を提供したくテキストを作成していますが、翻訳して掲載するに当たり、著作権はどうなるのでしょうか?

許可が必要でしょうか?
 

起業前質問集
 

● 回答

いわゆる転載はNGで、引用という形にしなくてはなりません。引用については、以下のページに記載しています。
 

● 質問英会話教材をネット配信する起業を考えています。日英文の併記で、様々なジャンルの話題やニュースを書いたもので、一般的な教材とは異なるものです。それをダウンロードしていただき、スマホで読めるようにしたいと考えています。そこで質問なのですが、話題、ニュースのネタ元の記事をどこかの雑誌やネットニュースから引用したいのですが、出版社に許可を得る必要がありますか?許可を得るために、売上の一部を支払うなどの契約を提案仕様と思いますが、そもそも可能なのでしょうか? その場合、どのくらいのロイヤリティを払...

 

翻訳しての引用の場合、こちらの情報が参考になります。

ですが、今回のテキストの場合、引用の目的がどうなるのか、いただいた情報だけですと分からないところがあります。あくまでも質問者様の考えや主張があり、その裏付けのための引用であれば良いのですが、単に他の著作物を情報として使っているとなると、微妙かもしれません。

もし訴訟が起こったりすれば、大変面倒なことになります。その前に警告でお金を支払うことになる可能性もあります。実は、私も経験があります。
 

 
安心するためにも、作者に許諾を求めるのがイチバンだと思います。正式に使えれば、他の人が簡単には真似できない分、有利でしょう。

著作権に関する相談は、電話相談窓口があります。念のため、確認してみましょう。


さらに詳しく知るには、以下より検索してみてください!
記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全11冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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