起業して成功する講座ビジネスと、失敗する講座ビジネスの違いとは?

新井一
記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

今回は、自分の経験やスキルを人に教える「講座ビジネス」をする方向けに書きます。
 

講座
 

私は「起業ネタに特にこだわりがないのなら、自分の経験から得たノウハウを教えるビジネスが簡単でいいですよ」と推奨しています。

教えるビジネスには色々な形があります。セミナー、面談によるコンサルティング、講座、そして、動画配信、PDF、ステップメールなどを利用したオンライン教育まで、様々です。

会社員のまま講座ビジネスをやる場合には、オンラインに特化してしまえば、コストがかからないで簡単ですね。
 

不便
 

ちなみに、最初はマンツーマン面談がいいです。
 

集客が楽ですから。

個別面談をしつつ情報を発信していくようにして、集合型ができるようにしていきましょう。集合型の方が、ビジネスの効率としてはベターです! 

で、本題の「成功する講座ビジネスと、失敗する講座ビジネスの違い」ということですが、まずは売上の課題から。

自分の経験を教えると言っても、ニーズのないことは誰も習いたくないわけですから、やっぱり人が集まる、関心の高いテーマについて教えられるように絞り込む必要はあります。

売上は「講座単価」×「受講生数」×「リピート率」ということになりますが、まずは受講生数が集まるように、講座のコンセプト、差別化を考えなければいけないわけです。

受講生が集まる講座(切り口)が見つかれば、単価を上げていくことができます。需要があるものは高額化できます。
 

ポイント 講座に受講生が集まったとして、その次に来る高い壁とは?

成功する講座ビジネスと失敗する講座ビジネスの違い

講座
 

次にぶつかる壁が「時間」という課題です。自分で教えているうちは、時間の切り売りですから事業は大きく育ちません。わかりやすく言えば、早いうちに自分のクローンを量産する必要があるのです。
 

それが「認定講師」です。
 

認定講師を育成して自分の代わりに現場に出てもらうこと、つまり、厳密には違いますが、フランチャイズのような仕組みを作るわけです。

ですが「あなたを認定しました」というだけでは、講師は何もできません。資格なんか取っても食べられないというのは、そういうことでもあります。

ようするに、特定のことを教える知識や能力と、ビジネスを組み立てるという知識や能力は全く別物なので、あなたが仕組みまで用意してあげないといけないのです。

認定講師にとって必要な仕組みとは「講師が教える場」の提供と、そこへの「集客」です。

その他、本部(親玉)としては、講座を卸すロイヤリティーや認定講師の認定料、年会費などのルールを制定して、公平に運用する必要もあります。
 

講座
 

一番の課題は「集客」です。講師は集客ができない場合がほとんどです。その場合、あなたは自分の講座の集客も行いながら、認定講師の担当講座の集客も代行しなければなりません。

ビジネスモデルによっては、講師から代行料を得ることもあり得ますね。何れにせよビジネスモデル(仕組み)を作り、認定講師にその中に参加してもらうようにします。

これもビジネスモデルによりますが、認定講師を育てていく場合、あなたの直接のお客さんは認定講師になることも考えられます。その場合、仕組みへの参加費(会費)や教科書代、講座の卸し代、集客代行料などが収入になり得ます。
 

講座
 

その場合、認定講師の収入は、講師料や受講生からの売上になります。よくある協会ビジネスでは、講師の売上から30%ほどを本部が吸い上げる(ロイヤリティー)ことがよくあります。

となれば、認定講師の数を増やしたくなるでしょう。ですが、敷居を下げて講師を大量に増やすと後で苦労します!

講師に不満が鬱積し・・・
 

もう、ここに所属していてもメリットないよ!
 

そんな事態になれば、ビジネスモデルそのものの危機です。そうなる一番の原因は、高額なロイヤリティー、そして集客の弱さです。講座受講者を集客できなければ、その仕組みはすぐに破たんしてしまいます。

講座ビジネスをしたいあなたは・・・

  1. 個別相談から始める
  2. 集合型へと展開する
  3. 後進(認定講師)を育てる

講座ビジネスをブレークスルーさせるためには、上の3つを進めながら、あなたの集客力を強化していきましょう。これができなければ、大きくなりません。

私の経験上からも思いますが、講座を任せることのできる認定講師を育てることが一番のチャレンジです。理念に賛同してもらい、やりがい、仲間、お金を、あなたが講師に提供できなければ、この仕組みは次第に崩壊していきます。

そのような行動、実績の積み上げが、講座ビジネスを大きくしていきます。
 

ポイント シンプルな講座ビジネスから、大きく成長させるために

成功する講座ビジネスと失敗する講座ビジネスの違い

講座
 

上述のように、自分で教えることから脱却し、認定講師を養成していくことが、講座ビジネスを成功させるポイントになります。

ですが、言うほど簡単ではありません。なぜなら、殆どの受講生は「人に教えるために講座を受講する」のではなく「自分が学ぶために講座を受講する」からです。受講生の中から優秀な人に「講師養成コース」に進んでもらうという高い壁があるのです。

つまり、戦略上、講師になりたい人を対象にした講座も用意しておく必要があります。

講座ビジネスを立ち上げる人は、ぜひ、参考にしてみて下さい!


記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全9冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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