起業したいネタがありすぎて、どれから着手するべきかわかりません。

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

起業したいネタがありすぎて、どれから着手するべきかわかりません。今挙げてみただけでも、やりたい事が20個ほどあり、全てやろうと思うととても時間が足りません。どうすれば良いのでしょうか?

やろうと思っていることは、アプリケーションの開発、ホームページの作成や、それに類するコンサルティング。イラスト、チラシ、名刺のデザイン、セールスレターのライティングやキャッチコピー代筆、経理も得意なので記帳代行も考えています。

また、相談に乗るのが好きなので、高齢者の話し相手の仕事などもしたく、料理も好きなので、家事の代行。キャンプやアウトドアも好きなので、登山サークルも主宰したいです。
 

起業前質問集
 

● 回答

起業アイデアが全くないという人が多い中、これだけやりたいことがあるというのはすごいことですね。どれかひとつ、選んでやってみましょう。

これだけのことを全てをやるのはひとりでは到底無理です。対象顧客が同じなら何とかなったかもしれませんが、殆ど違いますので、マーケティングがたくさん必要になってきます。
コストもその分増大します。

従いまして、どれかひとつに集中して、時間やお金を投下していき、一つ成功させてしまう方が効果的です。特定の分野に絞り込んで、情報発信をした方が見込み客も集まり易くなります。

様々なやりたいことがある中で、今の時流に最も乗っているものはどれでしょうか? 成果が出やすいので、まずはそこから着手しましょう。
 

まとめ
 

絞込みの方法ですが、たとえば、チラシデザインに特化するとして「チラシデザインなら何でもやります」という特化の仕方は、埋もれてしまいもったいないです。得意分野に絞って実績を出して行くのならば「アウトドア関係のチラシ専門」という形で特化する方が、より特徴を出すことができます。

もちろん対象顧客が少なくなりますので、ビジネス的に回らないようでしたら、少しずつターゲットを広げていけば良いということになります。

スタート時は、とにかく専門性を強調する方が、ホームページも検索されやすくなりますし、人に紹介されやすくもなります。そこを間違えて、対象客を安易に広げてしまうことが、多くの人がマーケティングに失敗してしまう原因なのです。

せっかくたくさんのやりたいことがあるのですから、うまく組み合わせて、ひとつのビジネスとして確立させることを考えてみてください。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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