「帳合(tyouai)」や「帳合先」ってどういう意味ですか?

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

帳合、帳合先って何の意味ですか?
 

起業前質問集
 

● 回答

帳合には、帳簿合わせ、または、帳合取引という意味があります。

帳簿合わせとは、会計上で帳簿記載の在庫や収支等を照らし合わせ、内容の正確性を確認すること。

帳合取引とは、仕入れ先を特定の卸業者に決めて取引を行うことであり、この時の卸業者を帳合先と言います。

小売業では都度の入札や仕入れ先変更をなくし、卸業者を帳合先として契約することで安定した商品の確保、消費者への供給が行えるというメリットがあります。また、卸業に於ける掛け売り取引の際の代金回収面から見ても取引経験のある取引先の方が安心という相互のメリットも見られます。

逆に業者間で帳合取引がされていると競合他社が新規取引する余地がなかったり、生産者からの直接取引ができなく、帳合先が中間業社となる場合があるなど、消費者から見ると偏った品揃え、中間手数料の分、価格が高いなどのデメリットも考えられます。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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