勝手に他社がやっているサービスの攻略本を出してもいい?

● 質問

とあるセミナー告知ポータルサイトがあります。
そこのトップページに、「お勧めセミナー」や「セミナー特集」のコーナーがあり、いくつかのセミナーがピックアップされてアクセスを集めているのですが、そこに掲載されるためのノウハウを攻略本にして電子書籍化したいと思っています。

サイト名などは商標もされているようですが、勝手に使ってよいものなのでしょうか?
 

起業前質問集
 

● 回答

まず結論から申し上げますと、「許可を得ましょう」ということです。

このようなことは、実は私自身も経験があります。
私も同じ、あるセミナー告知サイトのことを、自著に書こうとしました。

攻略法でも何でもなく、「このようなサイトは活用できますよ」という主旨で紹介しようと考えていたのですが、少しだけ「使い方」的なことも書こうと思い、問い合わせたところ、

お断りします。
あなたがユーザーとして使った体験談を書くのは勝手ですが、公式本でもないのに使い方などを書くのは認めない。
書くなら全部チェックするので原稿を送れ。
もしくは、こちらから文章を送る。

という主旨の返事が来てびっくりしました(^_^;)

出版社に相談したところ、そんなことを言ってくる会社は初めてと言われましたが、敢えて宣伝してあげる必要もないので、全て他のサイトに書き換えました。
 

ご相談の件ですが、同じようなことになる可能性があります。
特に電子書籍となれば、チェックしたいと言ってくることはあり得ます。

商標を取られているサイト名とのことで、問題が複雑化する恐れもあります。
繰り返しになりますが、事前に確認をしておく方がいいですね。

単純に確認するだけだと、ほぼ断られると思いますので、本を書くことでサイト側にもメリットがある、素晴らしいサイトなのでもっと多くの人に活用してもらいたいなど、お互いの目的が一致していることをアピールされると、話を聴いてもらえると思います。

サイトの掲載文章などの事例を紹介する際も、著作物を含んでしまう可能性もありますので、事前承諾を必ず得ておきましょう。
 

ちなみに、世の中には商標を取っている言葉でも、許可を得ずにそれに乗っかっているビジネスはたくさんあります。
英語のTOEICなどもその例です。

なぜ許可を得ていないTOEIC関連の個人塾やメルマガが成り立っているのかと言えば、それらの業者の存在が、TOEICの普及に役立っているからだとも言えます。
※塾の教科書はもちろん許可を得ているものや、公式問題集を使っているはずですが。

今回の場合はTOEICのようなものとは性質が違うお話のように思いますので、事前に許可を得るために連絡をしてくださいね。
 



アイデア

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