起業準備が進まないのは「ビジネスモデルの作り方」を学んでいないから

新井一
記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

今回は起業準備の第2ステップである「ビジネスモデルの作り方」のお話です。

このステージに来る前に「自分は何をしたいんだろう・・」というモヤモヤをお持ちの方は、以下の記事からご覧ください。

起業18の新井です。私は、起業の相談を受けたり、コンサルティングをする時には、「あなたが好きなことを起業に活かしてください」と一貫して言い続けています。ただし、売れないお笑い芸人や、勝てないお相撲さんのようにならないように、ちょっとだけ考え方を修正する必要があります。  毎日、たくさんの方がご相談に来てくれますが、相談にいらっしゃる方が持っている共通の悩みというものがあります。それは「やりたいことが分からない」ということです。大人は皆、やらなければいけないことや、やれと言われたことをやること...

 
そもそも「ビジネスモデル」とはどういうことなのか? をご説明します。

世に出ている様々な書籍ではとても難しく表現されていますが、シンプルに言い表すと「誰をどうするのか」や「誰がどうなるのか」つまり、あなたの商品を買うことによって「誰」が「どのような価値を得られるのか」を決定し、それをどのような仕組みで提供し、どこでお金をいただくのかをまとめること。それが「ビジネスモデル」です。
 

ゴール
 

最初に大枠を定義した後、それを修正していきます。そもそも人が得たい価値というものは決まっているため、何でも勝手に「これは価値だ」と言っても、ただの独りよがりになってしまいます。正しい価値を選択して提供する必要があるのです。時間を短縮するためにもこのノウハウの学習は外せません。
 

ポイント まず「何を売るのか」次に「誰をお客様にしたいのか」を決める

ビジネスモデルの作り方

事業計画書
 

「マーケティングは最初に顧客ありき」ということを教える起業塾もあります。しかし、その考え方は「起業準備」においては間違っています。初めてビジネスを起こすときは、まず「商品ありき(プロダクトアウト)」です。最初は顧客はリサーチの中にしかいませんから、これは仕方のないことです。

次に「誰」を明確にしていきます。この「誰」の決め方にもノウハウがあります。ただ決めてもダメです。そして、次が「どうする」の価値提供部分ですが、ここも前述のように、人が求めている価値の種類は決まっているため、何でも勝手に決めては成功できないのです。
 

ポイント 調べてほしいことはコレ

ビジネスモデルの作り方

リサーチ
 

起業準備は考えていても何も進みません。調べて動くことが大切です。「商品を決める」そして「誰に売りたいのかを決める」そして次に「そのお客様の持つ悩みの研究」を深め「商品を改良」する。

その行動をさっさと始めましょう。とりあえず「自分がお客さんにしたい人の悩みは何なのか?」をしっかりと洗い出してください。ビジネスはお客様の悩みをしっかり知り、掴んでいくことから始まります。

但し、間違えてはいけないのは「それが分かってから動く」のではダメだということです。そんなスピード感では遅すぎます。まずは、商品を作り、人に当てていきます。そして、リアクションを得ない限り、本当のお客様の想いや悩みなどわからないのです。
 

ポイント 競合を調べるならここを見て

ビジネスモデルの作り方

検索エンジン
 

ビジネスでは「競合リサーチ」が必須です。何のためにやるのか? と言えば・・・、真似するためです。競合リサーチと聞くと、マーケット調査専門の会社にお金を払って頼むようなイメージになりますが、しかし実際はそうではありません。自分自身でできるシンプルなやり方があります。そのやり方とは?

まず、あなたが決めたビジネスアイデアを、GoogleやYahoo!で検索してみてください。競合他社のホームページが出てくるかと思います。そして、その人のやっているビジネスをチェックしましょう。商品、ターゲット、ビジネスモデル、プロモーション、理念、会社の規模、そのくらいで十分です。

そして、一覧表を作って、3社ほどの情報をまとめましょう。そして、それぞれの会社が何において一番を目指しているのかを分析します。そこを正面から勝負を挑むか、ちょっとかわすか、そこを判断しながら自分のビジネスを真似して作っていくようにしてください。
 

ポイント 考えていないで手を動かそう

ビジネスモデルの作り方

ビジネスモデル
 

今回お伝えしたかったことは「考えていないで手を動かそう!」ということです。パソコンの前でできる作業ですから、どんどんやればいいだけです。実際、この3日で2件「注文がもらえた!」という感動のメールを会員さんからいただきました。その人たちに共通していたことは「動いていた」ということにつきます。

起業の準備は、基本的にはパソコンの前でできる作業がほとんどです。朝晩30分、ここをどのくらいしっかりやるかによって未来が変わってきます。「商品と価値」「お客様の悩み」「競合のチェック」どれも難しそうに聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。

ノウハウを知らないために、独りよがりのビジネスを発想してしまったり、何をやったらよいのかがまとまらないのです。やってみれば、簡単です!


記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全9冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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