記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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今日は「起業と年齢の関係」についてお話をしてみたいと思います。
起業に「適齢期」はあるのでしょうか? 学生起業も珍しくなくなり、大学には、アントレプレナー研究会のようなビジネス系サークルも次々と立ち上がっています。一方で、シニア起業も定着し、定年退職後に起業したいと考えて勉強されるケースも増えています。
どの起業、年齢がよいと一概には言うことはできませんが、学生さんには「体力」があり「夢」があり「行動力」あります。社会人経験が無い故に、余計な心配することがなく、そういう意味での「突破力」あります。独身者であれば、家族に対する責任が少ないという意味でも、動きやすい部分がありますね。
一方、シニア起業で、長年働いてきたことから得た知識と経験、人脈を生かして、年齢に関係なく生涯現役で活動するという目標を持つことも、大変素晴らしい考え方だと思うのです。実際、私の起業18フォーラムでも、コンサルタントなどを目指して独立をしようとしてるシニアの方は多いです。
私の場合は、何歳だったっけ・・・?
私はこの原稿を更新したのが48歳です。(最初に書いた時は41歳。)人生折り返し地点を過ぎましたが、私が起業したのは23歳の時でした。正確に言えば、会社員を続けたままスタートしたので、週末にやっていた状態です。その時は、ちょっとしたお小遣い稼ぎというレベルでしたが、2007年からコンサルティング事務所を立ち上げて、本格的に活動を開始しました。2007年ですから、14年前です。
今改めて適齢期がいつなのかを考えると、一般論で言えば(面白くないですが)、ある程度社会人を経験し、組織で働く経験をし、上下関係や礼儀を習い、ベースとなるスキルを身につけ、そして体力が充分ある年齢、つまり、30代前半とか中盤くらいが、独立適齢期なのかとも思えなくはありません。
独立に最適な年齢は30代前半~中盤なの?
ただ、その年齢だと、結婚生活や、お子さんが小さい方も多くいると思いますし、別の事情もたくさんあるわけです。どの世代にも、よい面と、捉えようによってはネガティブな要因となる面もあるわけで、結局、独立に年齢は関係ないのだろうと思います。独立したいと思ったときに、すぐにやったらいいと思います。
過去に、私はブログで30代中盤くらいが適齢期だろうと書いたことがあります。その理由は体力面を考えたときに、そう感じたことがあるからです。創業当時には、休みを取れないことも多いですし、夜おそくまで作業をしたり、人件費をかけられないので、自分で勉強して作業するなんてことも当たり前にあるからです。また、最悪失敗してしまったとして、再就職する場合には、30代であった方が有利なことも間違いありません。
そういう意味で、その時は、30代中盤ぐらいがいいのかなと思ったわけです。ですが、それはお金さえあれば解決してしまう面も多いですから、今思いますのは、年齢なんて関係なく、思ったらすぐに行動した方が人生は面白いということです!
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起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。
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