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● 質問
現在、本業の会社からのお給料の他に、おかげさまで約300万円の収入があります。 確定申告で会社に副業がばれないようにしたいのですが、方法を教えてください。
● 回答
確定申告が原因となり会社に副業がバレてしまうケースは、殆どが住民税の支払い方法の選択ミスにより起こります。
会社は年末調整後に、市区町村に給与支払報告書を提出します。市区町村は、これに基づき税額を計算し会社に通知し、会社はこの通知に従って、毎月のお給料から住民税を天引きすることになります。
その金額が増えていると、経理担当者が「あれ?なんで?」となり、副業に気づかれるケースがあるということです。
それを回避するためには、確定申告の際に「普通徴収」を選択してください。これは確定申告書を見ていただくのが一番わかり易いですが、チェックマークを入れておくだけです。
ここで「特別徴収」にチェックをすると、市区町村は副業で発生した住民税を本業の会社に通知し、会社がお給料から天引きすることになります。つまり特別徴収の意味は「この人は会社のお給与以外の副業からも住民税が発生しますので、本業分の住民税と合算して天引きしてくださいね」と会社に通知して、会社が住民税を徴収するということになります。
ですので、本業の会社に副業を知られないようにするためには「普通徴収」を選択しましょう。そうすれば、本業の給与分の住民税は天引き、副業分の住民税は別途納付となり、自宅宛に納付書が送られてきます。会社には通知が行きません。
実は、この記事を書いている私も、会社に週末起業(副業)がバレた経験があります。取引先が会社トップに対し密告したことが直接の原因、その前にもちろん、私が週末起業のことを取引先に話てしまったことが最大の過ちでした。 その経験から、週末起業をする時は会社に絶対に話をしてはいけない、同僚、上司はもちろん、仲がよくても(この件については)絶対に信用してはいけない、取引先に話すなどもっての外。そのように言い続けています。自分で話してしまうという原因が最も多い週末起業の会社バレなのですが、その他にも、Fac... 週末起業がばれる! サラリーマンの確定申告 - 起業18フォーラム |
ですが、何事も絶対にということはなく、滅多にないことですが、役所がミスをすることだってゼロとは言えません。ですので、何度も確認するようにすることと、最悪会社に知られてしまった時に慌てず対処できるようにイメージだけはしておきましょう。
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