記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
SNSの発信を続けているのですが、周りから「メルマガやLINE公式アカウントも始めたほうがいい」と言われます。SNSとメルマガ・LINEはどう違うのでしょうか?
わざわざ別のツールを使う必要があるのか、いまひとつ理解できていません。

● 回答
起業18フォーラムに「SNSでフォロワーが増えているのに、いざ商品を出したら誰も買わなかった」という相談が届くことがあります。特に独立1年目の方から届くことが多く、その多くに共通するのが「フォロワーとの関係は育っていたが、購買につながる関係は育っていなかった」というパターンです。
拙著『会社で働きながら6カ月で起業する』に「3ステップ+1(第ゼロ印象)」という考え方が出てきます。第ゼロ印象とは、実際に会う前からすでに信頼関係が築かれている状態のことです。SNSはこの第ゼロ印象を「広く浅く」積み上げるのに適しています。一方、メルマガやLINE公式は「深く継続的に」信頼を育てるツールです。この違いを理解すると、使い分けが見えてきます。
SNSとメルマガ・LINEの根本的な違い
- SNS:アルゴリズムに左右される。投稿がフォロワー全員に届くとは限らない
- メルマガ:登録した人全員に届く。開封率が高く、購買行動に近い読者層が多い
- LINE公式:メッセージ到達率が高い。既読が分かり、クーポンやステップ配信も使える
- SNSはフォロワーが「プラットフォームの資産」。メルマガ・LINEは「自分の資産」
起業18フォーラムの会員さんで、料理講師として起業準備をしていたEさん(仮名・30代前半女性)がいました。Eさんはインスタグラムのフォロワーが400人以上いたにもかかわらず、初回の有料レッスンへの参加者はゼロでした。
その後、フォロワーに向けてLINE公式への登録を案内し、登録者50人に絞った状態で「体験会」を告知したところ、4名の参加者と初月売上16,000円を得ました。月収6万円のスタートを切り、半年後には定期受講生を抱えるようになりました。フォロワー数ではなく、連絡を取れる関係の数が集客力を決めます。
起業準備中の始め方
- まずSNSで発信を続け、反応のある人にLINE公式への登録を促す
- LINE公式では週1回程度、「役に立つ情報+自分の考え」を送る
- メルマガは読者が200〜300人を超えてから本格運用でも遅くない
- SNSを「出会いの場」、LINE・メルマガを「関係を深める場」と位置づける
今日のSNS投稿の末尾に「LINE公式でより詳しい話をしています」という一文を加えてみてください。ツールを増やすより、既にいるフォロワーとの関係を一段深めることが先です。

顧客を獲得した会員さんの多くが「SNSのフォロワーではなく直接連絡できる関係」から最初の売上を得ています。SNSのフォロワーは「知っている人」、メルマガ・LINEの登録者は「信頼している人」。その差が、商品を出したときの反応の差になります。
さらに詳しく知るには、以下より検索してみてください!
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