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● 質問
個人事業主になったら帳簿を付ける必要がありますか? 何のためにやるのでしょうか?
● 回答
独立すれば帳簿をつけることになりますが、帳簿作成は最終目的ではありません。あくまでも目的は「年間の収支を計算すること」になります。
白色申告なら「収支内訳書」青色申告なら「損益計算書」という書類を作ります。(参考:比較ビズ「青色申告決算書と収支内訳書の違いとは?【サルでも分かる】」)要するに帳簿は、利益を計算するために、前もって領収書や売上を整理するためのものに過ぎません。
利益を算出して、最終的に税金を払うことになります。帳簿そのものは、毎回誰かに提出するものではありません。ただ、何かがあった時には記録を遡って確認できるなど、重宝することになります。日頃からきちんとつけておくことが大切なのです。
個人事業主の場合、1年経ったら決算処理をします。その年の経費を記録し、12月31日時点で残っている商品などは「棚卸資産」として計上する必要があります。
未回収になっている売上も算出し、未払い金も処理して、減価償却も済ませます。そして帳簿をしめて集計となります。
集計には、もちろん帳簿を使うことになります。その帳簿に記録が全て残っていれば、会計ソフトを使えば集計をすることは難しいことではありません。日頃からサボって領収書を溜めていると大変なことになってしまいます。
まず、最初に集計するのは「売上」です。年間にいくら売ったのかを計算します。
次に仕入れなどの「売上原価」、そして「必要経費」を集計します。そして、それらを売上から差し引き、利益を算出します。
利益が出れば、後はいろいろな控除を差し引き、実際の税額が出てきます。それをもって確定申告をすることになります。忘れずに「源泉徴収税額」の集計も出しておきましょう。
よくわからない、面倒だという人は、専門家に丸投げしてしまう方が安心です。心や時間の負担になる作業は、なるべく早く専門家にアウトソーシングするのが吉です。
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