カウンセリングを継続で提供する場合、お互いの署名、捺印のある契約書は必要でしょうか?

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

オンラインの需要はしばらく続くことを見込んで、電話で心理カウンセリングを提供する予定で準備しています。

そこで教えていただきたいのですが、カウンセリングを継続で提供する場合、お互いの署名、捺印のある契約書は必要でしょうか?

私の守秘義務などは、セッションの前に口頭で言えば良いかなと簡単に考えていますが、それでは足りないでしょうか?
 

起業前質問集
 

● 回答

契約書はあった方がベターですね。

無形のサービスですし、法律上では口頭であっても契約は成立しますが、どこまでサービスを提供するのかなどは、文章で残っている方が安心です。
 

● 質問カウンセリングで起業するのですが、カウンセリング開始前にクライアントと契約書を交わすべきでしょうか?  ● 回答そうですね。「カウンセリング同意書」と検索するとひな形がでてきますので、参考にすると良いと思います。クライアントとの約束事をまとめたもの、キャンセルについてのルールなど、書面にして渡すといいですね。契約期間セッション実施ペース(月●回など)料金支払方法セッション実施方法(対面、スカイプなど)キャンセルポリシー守秘義務についての考え方(クライアントの秘密を厳守し、クライアントの同意...

 

提供するサービスに成果物がなく、お客様の手元に残るものではないので、サービス内容、価格、各種条件を、書面として紙で残しておきましょう。

法的な問題もそうなのですが、契約書は、提供するサービスの範囲、料金、キャンセルポリシー、秘密保持義務などの条件を明確に記載し、双方の合意を形式的に証明するために有用なものです。これにより、後に生じるかもしれない誤解やトラブルを未然に防ぐことができます。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全11冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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