記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
半年前に転職したのですが、正直かなり後悔しています。前の職場の方がよかったと思う場面が多く、転職先の仕事内容や職場の雰囲気も合いません。でもまた転職するのも正直しんどいし、もう42歳なので次の転職先があるかも不安です。
以前から「いつか起業したい」という気持ちがあったのですが、転職後悔の今の状態で起業準備を始めることはできるでしょうか。
手遅れではないか、そして今の状態で何から始めればいいか教えてください。

● 回答
42歳での転職後悔、そして「手遅れではないか」という不安。正直に言いますと、今の状況は、起業準備を始めるには実はかなりいいタイミングです。理由を話します。
「転職後悔」は起業準備の動機として最強クラスです
起業準備を始める人のモチベーションは大きく2種類あります。「なんとなく面白そう」という好奇心と、「このままではいけない」という危機感です。
後者の危機感の方が、圧倒的に行動を継続させる力があります。転職後悔を経験したあなたは今、「環境が変わっても自分のキャリアの問題は解決しない」ということを身をもって学んでいます。この経験は、起業準備において非常に重要な「自己認識」です。
- 転職後悔の経験 → 「何が本当に合わないのか」がわかった
- 「前の職場の方がよかった」という気持ち → 自分が求める環境の解像度が上がった
- 「また転職はしんどい」という疲弊感 → 「自分で動く」という動機が生まれた
これらはすべて、起業準備の出発点として使えます。
42歳は「遅い」ではなく「ちょうどいい」
「42歳では遅いのでは」という不安も、よく聞く声です。でも、起業準備に限っていえば、42歳は経験・人脈・社会的信用のすべてが揃い始める年代です。
転職市場のデータでは、50代の転職後の年収はマイナスに転じやすいとされています(マイナビ「転職動向調査2026年版」では50代転職後の平均年収が前職比-4.5万円)。転職を繰り返して評価が下がり続ける道よりも、今から自分のキャリアの基盤を作る道の方が、10年後の選択肢は確実に広がります。
年齢を理由に起業準備を諦める理由はひとつもありません。42歳という今の経験値と危機感は、むしろ強みです。
今の状態で始める「起業準備の最初の一手」
転職後悔の状態で今すぐできることは何か。具体的に3つ挙げます。
- 前職・現職で「これだけは評価された」経験・スキルを紙に書き出す(棚卸し)
- 「転職先に合わなかった理由」を言語化して、自分が本当に求めていた仕事像を明確にする
- 起業準備の入門セミナー・書籍に触れて、「起業」の具体的なイメージをつかむ
特に「棚卸し」は即日できます。転職後悔の原因を分析しながら、自分が持っているスキルと経験を書き出す。この作業は、後々の商品設計や価格設定の基礎になります。まず30分、やってみてください。
よくある質問
Q.転職してまだ半年しか経っていません。今すぐ動いていいですか?
はい。起業準備は「今の職場を辞める」準備ではありません。今の仕事を続けながら、自分のキャリアの軸を作る準備です。半年経っていれば新しい職場の実態も見えてきた頃。むしろ今が判断の好機です。
Q.転職先を辞めてから起業準備を始めた方がいいですか?
おすすめしません。在職中に起業準備を進めることで、万が一うまくいかなかった場合のリスクを最小化できます。会社員の収入を維持しながら動くのが、最もリスクの低い起業準備の形です。
転職後悔の経験をどう活かすか、一緒に考えていきましょう。
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