女性が起業準備を始めるとき、最初に何から取り組めばいいですか?

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

30代女性です。会社員として10年以上働いてきました。漠然と「いつか起業したい」とは思っていますが、何から手をつければいいのか分からず、ずっと動けていません。

女性が起業準備を始めるとき、最初に何から取り組めばいいのでしょうか。

具体的なステップを教えてもらえると助かります。

質問

● 回答

「何から手をつければいいか分からない」は、起業準備を始めようとしている女性がほぼ全員通る場所です。逆に言えば、これは行動不足ではなく「地図がない」状態なので、地図さえ手に入れば動き出せます。最初にやるべきことは、大きく3つあります。

ステップ① 「なぜ起業したいか」を言語化する

多くの人が「何を売るか(商品)」から考え始めてしまいます。でもその前に「なぜ起業したいのか」を言語化することが重要です。お金のため? 自由な時間? 得意なことで誰かを助けたい? この動機が明確でないと、最初の壁にぶつかったときに踏みとどまれません。

「なぜ起業したいか」を掘り下げる質問

  • 今の仕事の何が不満か、それとも満足しているが別の道を模索しているか
  • 起業してどんな生活を手に入れたいか(時間・収入・人間関係)
  • 起業しなかった場合、10年後どう感じているか
ステップ② 「自分の強み・経験」の棚卸しをする

商品が決まっていなくても、棚卸しは今すぐできます。「これまで誰かに感謝された経験」「ラクにできることで他の人が苦手なこと」「今の仕事で自分だけに頼まれることは何か」を書き出すだけでいい。

棚卸しで出てきた「当たり前にできること」の中に、起業の商品タネが隠れていることがほとんどです。「普通のこと」を過小評価しないのが大切です。

起業18フォーラムのAさん(元人事・37歳)は「何を売ればいいか全く分からない」という状態で参加しました。棚卸しをした結果、8年間の採用担当経験から「面接で緊張して力が出せない転職者の悩みが見える」ことが浮かび上がりました。「これは誰でも分かることですよね」と本人は言いました。その場の全員が首を横に振りました。そこから「転職面接コーチング」というサービスが生まれました。

ステップ③ 「誰かに話す」機会を作る

一人で考え続けても、思考はぐるぐるします。起業を考えている人が集まるコミュニティやセミナーに一度参加してみることで、自分の思考が整理されることが多い。人に話すことで初めて「自分が何を求めているか」が見えてくるのです。

起業準備の最初のステップは「商品を作ること」ではなく「なぜ起業したいかを言葉にすること」。これが整うと、次の行動が自然に見えてきます。

会社員のうちに動き出すことが、一番リスクが少ない。「いつか」ではなく「今日から」小さく動いてみてください。起業18フォーラムのセミナーでは、こうした棚卸しを一緒に行っています。

よくある質問

Q.資格がないと女性の起業は難しいですか?

資格がなくても起業はできます。会員さんの多くは「資格なし・実績ゼロ」から始めています。資格が役立つのは「信頼の証明」として使う場面だけです。先に商品を設計し、その後必要なら資格を取るという順序で問題ありません。

Q.在宅で起業準備を進めることはできますか?

今の時代、起業準備のほとんどはオンラインで完結します。顧客との打ち合わせ、情報発信、商品のデリバリーまで在宅でできる分野は非常に多い。まずはオンラインで完結できるサービス設計から考え始めると動きやすいです。

10年以上の会社員経験は、起業準備においてマイナスになることはひとつもありません。業務知識・人間関係の構築力・時間管理スキルは、全部そのまま起業で使えます。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全13冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。

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