記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
業務委託の最初の案件で「時給換算すると本業より低い金額」を提示されました。実績作りのために受けるべきという声と、安く受けると後で値上げできないから断るべきという声があり迷っています。
どう判断すればいいでしょうか?

● 回答
業務委託の最初の単価は「安くても受けるべき」と思っていませんか? 判断軸はシンプルで、その案件が継続契約や紹介につながるストックの種を持っているかどうかです。一律で「実績作りのために受ける」と決めてしまうと、後で抜け出せなくなります。
ストック収入につながる案件かで見分ける
拙著『1億円稼いでいる人は何をしているのか?』では、収入を「フロー(その都度の労働対価)」と「ストック(積み上がっていく安定収入)」の2軸で整理しました。同じ単価でも、その案件が継続契約や紹介につながる種を持っているかで価値は数倍違います。
- 納品後に継続契約のオプションが提示されている
- 担当者が決裁権を持っており紹介の力がある
- 業界知識や事例として再利用できる素材になる
- 3ヶ月以内に終わり、長期間の縛りにならない
逆に、これらが当てはまらない単発案件で時給換算1,500円を切るような単価は、見送るほうが長期では得です。「安く受けて実績にする」発想は、ストック化の見込みがある案件にだけ適用してください。それ以外の単発案件は、フロー労働の蛇口を増やしているだけになります。
会員さんで言えば、起業18フォーラムにいた森田さん(仮名・40代前半・男性・元金融機関のSE・既婚で子1人)は、起業準備6ヶ月目に時給換算800円の業務委託を3社引き受けて、平日夜と週末がすべて潰れる状態になりました。そこから1年かけて、3社のうち1社だけを残して他は契約終了し、残った1社で単価を1.8倍に交渉した結果、現在18ヶ月目で月収14万円を当時の3分の1の作業時間で得られるようになっています。
判断軸はシンプルです。「この案件は将来の収入の積み上げになるか、それとも時間切り売りで終わるか」を1件ずつ確認してください。

書いているうちに、手応えが来ます。今受けるかどうか迷っている案件があれば、上の4条件をチェックしてみてください。
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