記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
会社員のまま起業準備を進めていますが、同僚に知られてしまいそうです。就業規則で副業禁止の会社なのですが、知られたらクビになりますか?リスクを教えてください。

● 回答
結論から言うと、起業準備が会社の同僚に知られても、多くの場合で直接的なリスクにはなりません。ただし、会社の就業規則と業務への影響については事前に把握しておく必要があります。
厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」(2022年改定)では、「副業・兼業については、原則として自由であることを示す必要がある」と示されています。就業規則で副業禁止と定めている会社であっても、一律の禁止は法的に見直しが求められる方向にあります。ただし以下の場合は問題となります。
- 会社の業務時間中に起業準備の作業を行っている
- 会社の顧客情報・機密情報を起業準備で流用している
- 競合他社や取引先と直接競合するビジネスを展開している
- 起業準備が原因で本業のパフォーマンスが著しく低下している
上記に該当しない限り、「同僚に知られた」こと自体は即時の雇用リスクには直結しないことが多いです。
拙著『起業神100則』にも書いたのですが、リスクを「ゼロにする」のではなく「コントロールできる範囲に収める」ことが重要です。起業準備の内容・時間帯・情報管理が適切であれば、同僚への言及程度ではリスクは管理可能な範囲に収まります。
起業18フォーラムの会員さんに松田さん(仮名・30代前半)がいます。起業準備としてオンライン講座を準備していたところ、仲のよい同僚にたまたま話してしまいました。
驚いたことに、同僚から「私も受けてみたい」という反応が返ってきました。その同僚が最初のモニター参加者になり、初収入からじわじわと月収が伸びていきました。起業から12ヶ月目には月収が安定してきました。現在は月収15万円前後を維持しています。
「知られたくない」という心理が行動を縛りますが、信頼できる人への自然な開示がビジネスの入り口になることも少なくありません。
会社に対して誠実でいること、業務に支障を出さないことが、リスクを管理しながら前進する最も堅実な方法です。

「知られたくない」という恐れより、「適切にリスクを管理しながら動く」ことに意識を向けてください。起業準備のルールと本業への影響を自分自身でチェックしておくことが、最大のリスク対策です。
今日できることは、自社の就業規則の「副業」に関する条項を1度読み直すことです。内容を把握した上で動くのと、知らないまま動くのとでは心の余裕がまったく違います。
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