記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
会社員のまま起業するという方法に興味があるのですが、本当にそれで起業できるのか半信半疑です。
周りを見ると「本気なら会社を辞めなきゃ」という意見も多く、在職中に準備しても中途半端になるだけではないかという気もします。実際のところどうなのでしょうか?

● 回答
「本気なら会社を辞めなければならない」というのは、大きな誤解です。私はこれまで6万人以上の会社員の起業支援をしてきた経験から断言できますが、先に退職して本格的に動き出した人のほうが、うまくいかないケースが圧倒的に多いです。
「会社を辞めなきゃ」という誤解の正体
- 「本気度を示すために退職する」という思考(背水の陣が逆効果になることが多い)
- 「辞めてからのほうが時間ができる」という誤算(時間より余裕が重要)
- 「在職中に結果が出なかったことが続いた」経験から退職を検討している
拙著『起業がうまくいった人は一年目に何をしたか?』の中で「起業の7つの壁」という概念をご紹介しています。「①時間がない ②お金がない ③スキルがない ④アイデアがない ⑤自信がない ⑥今じゃない ⑦何から始めたらいいか分からない」。この7つの壁のうち、「時間がない」については、起業に成功した人たちに共通していたのは「時間をやりくりして捻出する」という発想でした。
在職起業のほうが成功しやすい理由
- 会社の給与があるため、生活費の不安なくサービスを試行錯誤できる
- 失敗しても生活が破綻しないため、思い切った挑戦ができる
- お客様の反応を見ながら商品を改善する時間が確保できる
- 収入の柱が1本増えた段階で初めて退職を検討できる
起業18フォーラムで支援してきた会員さんの中で、在職中に月30万円以上の収入を作ってから退職した方は、その後の事業継続率が非常に高いです。対して、先に退職して「これからどうするか」を考えた方は、生活費のプレッシャーで判断が歪むケースが多く見られます。
「会社員のまま起業する」とは、ベースを残したままもう1本の軸を育てることです。その軸が太くなった時点で退職を選ぶという順番が、最もリスクが低く、成功率が高い方法です。
「在職起業のまま収入軸を作ってから退職を検討する」という方針を今日決めてください。この決断だけで、焦りのない起業準備が始まります。

「辞めなきゃ本気じゃない」という声に耳を貸さないでいい。あなたには、あなたのペースで動く権利があります。
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