記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
フリーランスとして動画編集の仕事を始めて半年が経ちました。今は動画編集の受注のみですが、「ショート動画専門」「サムネイル制作」「チャンネル運用代行」など、サービスメニューを増やしていくべきか迷っています。
どのタイミングで商品ラインナップを拡大するのが適切ですか?

● 回答
起業18フォーラムの会員Nさん(仮名・動画編集者)のケースが参考になります。Nさんは独立後すぐに「動画編集・サムネイル・台本作成・コンサルティング」の4メニューを並べましたが、問い合わせが来るたびに「どれを選べばいいか」と顧客が迷い、成約率が思うように上がらない時期がありました。
そこでNさんが決断したのは「まず動画編集1本に絞り切る」ことでした。メニューを1つにしたことで、「動画編集ならNさん」という認識が口コミで広がり、4ヶ月で月収が安定しました。現在は動画編集が軌道に乗った段階で、ショート動画専門オプションを追加しています。
メニューを増やすと「選択肢が増えて顧客が迷う」問題が起きます。起業初期に大切なのは「この人に頼めばこれが解決する」という一本の柱を立てることです。
拙著『起業がうまくいった人は一年目に何をしたか?』に、「続けるかやめるかの判断を早まるな。まず1つを徹底的にやり切ってから次を見極める」という考え方があります。商品ラインナップの拡大も同じで、「今のメニューが安定収益を生んでいるか」を確認してからが正しい順番です。
商品ラインナップを拡大するための判断基準
- 現在のメインサービスが月3件以上・3ヶ月以上継続して安定して受注できている
- 既存の顧客から「○○もできますか?」という追加依頼が複数来ている
- 新しいメニューを追加しても、既存サービスの品質を落とさない余裕がある
起業18フォーラムの事例でも、1つのサービスを深掘りしてから拡張した会員さんが、早期に安定収益を達成しています。動画編集の場合、「ショート動画専門」は既存のスキルと近いため拡張しやすいです。しかし「コンサルティング」は別のスキルセットが必要なため、実績を積んでから追加するほうが信頼を損ないません。
追加メニューの優先順位は「今の顧客が自然に求めているもの」から決めると外れにくいです。需要は既存顧客がすでに教えてくれています。
新しいサービスを自分が作りたいタイミングと、顧客が必要としているタイミングは必ずしも一致しない。顧客からの要望が複数来てから追加するほうが、需要が確認できた状態で動ける。
既存の顧客に「他に困っていることはありますか?」と一度聞いてみてください。その答えがそのまま次のメニュー候補になります。

1つのメニューを磨いてから次を追加する。その積み上げが、長期的に強いサービスラインナップを作ります。
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